教職・資格（多摩）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
図書館情報学概論ⅡLibrary and Information Science II
竹之内 明子
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（多摩）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C6801 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土3/Sat.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 社101 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this course, students will learn about the mechanisms for the functional provision of information services by libraries, such as digital archives, which preserve valuable information resources for a long period of time and make them available to many people through the Internet.
【Learning Objectives】
In this course, students are expected to use computers to actually compare and examine network information resources such as OPACs, databases, and digital archives to deepen their understanding.
At the end of the course,students expected to acquire the information literacy as a librarian.
【Learning activities outside of classroom】
Students are required to spend
at least two hours for each class meeting. Everyweek on the Hoppi,students are required to complete weekly
assignments.
【Grading Criteria】
Your overall grade in the class will be decided based on the following.
1) Weekly short reports:70％
2) Term-end report:30%
Grades will be decided based on the contents of weekly assignments.
3)Evaluation criteria
・Ability to explain the characteristics of network information resources such as digital archives.
・Ability to explain information technology assuming users with special needs.
・Ability to operate information devices in order to create reports.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この科目では、貴重な情報資源を長期間保存し多くの人がインターネットを通じて利用できるようにしたデジタルアーカイブをはじめとして、図書館が機能的に情報提供サービスを行うための仕組みについて学習します。現在、インターネットを通じて様々な情報資源が活用できるようになっています。司書はその利用法を熟知していなくてはなりません。授業では、コンピュータを利用して、OPAC、データベース、デジタルアーカイブなどのネットワーク情報資源を実際に比較検討して理解を深めていきます。授業内では司書としての情報リテラシーの涵養、すなわち、自ら調べまとめる力の育成を重視して、PCを利用して調べたことをまとめる演習を行います。
到達目標Goal
この授業では、終了時に学生が以下の能力を身につけていることを目標とします。
1) 図書館に関わる各種の情報技術とその背景にある思想を理解する
2) 図書館業務に関わる情報検索、情報発信、情報管理の技術を身につける
3) 情報技術のこれまでの歴史や思想をふまえて、今後の図書館や図書館員のあるべき姿について論じることができる
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
ネットワーク情報資源の種類や成り立ちなどを概観した後、コンピュータを利用して、OPAC、データベース、デジタルアーカイブなどのネットワーク情報資源を実際に比較検討して理解を深めていきます。授業では司書としての情報リテラシーの涵養、すなわち、自ら調べまとめる力の育成を重視して、PCを利用して調べたことを小レポートにまとめる形式で進めます。Hoppiで毎週、教材と課題をアップロードするので、期日までに取り組んで提出してください。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス
国立国会図書館「レファレンス協同データベース」（レファ協）の解説と事例のまとめ
第2回[対面/face to face]：検索検定
情報科学技術協会（INFOSTA）検索技術者検定の過去問に見る情報技術の論点
第3回[オンライン/online]：国際子ども図書館デジタルアーカイブ(1)
絵本ギャラリーの解説と事例のまとめ
第4回[対面/face to face]：国際子ども図書館デジタルアーカイブ(2)
電子展示会ほか
第5回[対面/face to face]：国立国会図書館デジタルアーカイブ(1)
国立国会図書館デジタルコレクション
第6回[対面/face to face]：国立国会図書館デジタルアーカイブ(2)
歴史的音源、WARPほか
第7回[オンライン/online]：公共図書館のデジタルアーカイブ
都道府県立・市町村立図書館が提供する地域資料のデジタルアーカイブ
第8回[対面/face to face]：海外のデジタルアーカイブ
Europeanaほか
第9回[オンライン/online]：OPACの比較
大学図書館と公共図書館
第10回[対面/face to face]：情報検索の基礎知識
論理演算と検索の評価指標
第11回[オンライン/online]：オンラインデータベースの種類と概要
地域資料の組織化
絵本の組織化
学校図書館における組織化
第12回[オンライン/online]：情報ユニバーサルデザイン(1)
Webアクセシビリティ
第13回[対面/face to face]：情報ユニバーサルデザイン(2)
カラーユニバーサルデザイン
第14回[対面/face to face]：情報ユニバーサルデザイン(3)
マルチメディアDAISY図書
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
Hoppiで、毎週、教材と課題をアップロードするので、期日までに取り組んで提出してください。
本授業のための予習・復習の時間は各回2時間以上を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
使用しません。
参考書References
授業内で指示します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価の方法：毎回のまとめ課題70％（1回5点×14回），学期末レポート30%
評価の基準：
1) デジタルアーカイブなどのネットワーク情報資源の特徴を説明できるか
2) 特別な配慮が必要な利用者を想定した情報技術について説明できるか
3) レポート作成に必要な情報機器の操作スキルが身についているか
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
調査とまとめの作業を通じて知識形成を図ります。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PC教室で実施します。オンライン授業の回はPCを使用できる環境で取り組んでください。
その他の重要事項Others
「実務経験のある教員による授業」に該当します。
中央大学図書館，東京大学駒場図書館，東海大学付属図書館での勤務経験から，図書館において必要とされる情報技術の知見を教授します。
本科目は対面授業を基本としながら、オンライン授業も取り入れるハイブリッド形式で実施予定です。