情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences
COT311KA-CS-343（計算基盤 / Computing technologies 300）サービスコンピューティングService Computing
藤田 悟Satoru FUJITA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 情報科学部Faculty of Computer and Information Sciences |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | J0543 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 水5/Wed.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 / Koganei |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | 3～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) |
【（情報科学部所属以外の学生向け）「成績優秀者の他学部科目履修制度」の履修登録の流れ】 （１） 受講希望者 (受講検討中の者も含む) は、初回の授業までに「申請フォーム（https://forms.gle/ECvwxVe2NcxmrbTK9）」から履修したい科目を申請してください。 （２） 以下のURLと教育開発支援機構事務局の案内に従って、履修希望の申請を行ってください。 https://www.hoseikyoiku.jp/risyu/index.html （３） 履修取消については、ご自身の所属学部の履修取消期間内に必ず履修取消を行ってください。 【「成績優秀者の他学部科目履修制度」の履修年次】 「配当年次」欄と同じです。 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| 選択・必修Optional/Compulsory | |
| カテゴリー（2022年度以降入学者）Category (2022~) |
専門教育科目 専門科目 コース専門科目 |
| カテゴリー（2021年度以前入学者）Category (~2021) |
専門教育科目 専門科目 コース専門科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
* Course outline
This course provides an overview of the basic technologies of various services on the Internet and the Web systems, as well as web security, vulnerability management, session management, and data representation methods expected in the building of actual services.
Students will also learn about Web technologies by running a simple website on their own PC.
Furthermore, through recent service trends and case studies, students will learn about the fundamentals of the user experience perspectives, social acceptability, and the information technology, useful for understanding issues in service improvement and service creation.
* Learning Objectives
Learn about the basic technologies of Web systems.
Acquire the knowledge to explain the roles of browsers and Web servers, server architecture, browser manipulation methods, Web security, and other major Web technologies.
Understand the basics of various service practices, issues, and service models.
* Learning activities outside of classroom
Use in-class tests to assess your comprehension level.
Use the lecture materials to improve your understanding. The standard preparation and review time is 4 hours every week.
* Grading Criteria / Policy
Examination scores (about 50%)
Report scores (about 20%)
Attendance at class, including online sessions (about 30%, active involvement, in-class tests)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
インターネット上に展開される様々なサービスと、それを支えるWebシステムについての各種の基本技術を学び、実サービス構築で求められるセキュリティ技術、脆弱性対策、セッション管理、データ表現方式について理解する。
手元のPC上で簡単なWebサイトを動作させながら個々のWeb技術の理解を深める。
さらに、最近のサービス事例を通じて、サービス改善やサービス創出の課題理解に役立つ、顧客体験の視点、社会的受容性、情報技術の考え方の基礎を身につける。
到達目標Goal
Webシステムの基本技術について理解し、HTTP、HTML、CSSなどの役割を説明できる。
WebシステムにおけるブラウザとWebサーバの役割、サーバ構築方法、ブラウザ操作言語、Webセキュリティ等の主要な技術について説明できる。
Webシステムにおけるサービス構成方法について説明できる。
クラウドコンピューティングに代表される最新のサービスコンピューティング技術について基本部分を説明できる。
様々なサービスの実情、課題、サービスモデルについて基本部分を説明できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
情報科学部ディプロマポリシーのうち「DP4-1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
Webシステムの仕組みを、HTMLやプログラミング言語を用いて実装を交えて説明する。また、実際にオープンソースのさまざまなツールを用いて簡易のWebシステムの動作確認による演習を行う。
様々なサービス事例の紹介を通じて、その背景(課題等)と技術の関係を知ってもらう。
各自の理解度を知るために、授業内の小テスト等を活用する。授業で課した課題(小テストやレポート)等を取り上げ、授業内で全体に対してフィードバックを行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：サービスとは何か
サービス視点、顧客体験視点の重要性、およびサービス産業の動向やIT(情報技術)との関係について紹介する。
第2回[対面/face to face]：Webの基本技術１
Webを支える基本技術として、WebサーバからWebブラウザに情報が表示されるまでの仕組みについて学ぶ。
第3回[対面/face to face]：Webの基本技術２
Web サーバの基本的なアーキテクチャについて学ぶ。また、オープンソースのWebサーバを立ち上げる。
第4回[対面/face to face]：Webの基本技術３
簡単なWebサイト構築と動作確認を行う。
第5回[対面/face to face]：Webセキュリティ１
共通鍵・公開鍵方式等の暗号技術の基礎と、Webを支える暗号通信について学ぶ。
第6回[対面/face to face]：Webの状態管理
Cookie、Session を用いて状態を保持したWebシステムの構築手法を学ぶ。
第7回[対面/face to face]：データベースとWebサーバ
データベースとWebサーバを使って、動的なWebページを作成する技術について学ぶ。
第8回[対面/face to face]：Webセキュリティ２
Web構築の際に考慮すべきセキュリティ事項を明らかにする。そのための対処法も学ぶ。
第9回[対面/face to face]：DOMとAJAX
Web文書のオブジェクトモデルと非同期通信を用いたWebページの更新方式としてAJAXを学ぶ。
第10回[対面/face to face]：データ表現
さまざまなデータ表現の方法を学ぶとともに、XMLの基礎と文書のスキーマ定義等について理解する。
第11回[対面/face to face]：サービスコンピューティング基盤技術
インタフェースの重要性、クラウドコンピューティングとNoSQL等の様々な最新技術について学ぶ。
第12回[対面/face to face]：サービスイノベーション１
サービス事例(決済、物流、店舗、交通等)を通じて、サービスイノベーション、今後の方向性と課題、技術との関わりについて知る。
第13回[対面/face to face]：サービスイノベーション２
サービス事例(続)、各種サービスモデル、サービスドミナントロジックに代表されるサービスサイエンスについて学ぶ。
第14回[対面/face to face]：総復習
全講義を通じて重要事項の総復習を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内の小テスト等を利用して自己の理解度を把握すること。
講義資料を活用して理解を深めること。本授業の準備・復習時間は、計4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
オンライン資料を用いる。特定の教科書は使用しない。
参考書References
講義内で紹介する（書籍、Webリンク他）。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・期末試験の成績 (80%程度)
・講義内小テスト他 (20%程度)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実際のWebサイトを使った動作確認により、理解を助ける工夫をする。
講義の冒頭で必要に応じて前週の復習と確認を行う。
講義中の小テスト等により、内容の理解度の確認を行う。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ネットワークを利用
Webサイト使用には各自のノートPCを用いる
その他の重要事項Others
本講義は担当教員の企業での様々な情報科学技術に関する研究開発の知見を基に実務に必要なコンピュータシステムに関する講義を行う。