理工・生命科学部教養科目KLAC Course
ART100LC（芸術学 / Art studies 100）映像芸術Visual Art
山口 雅敏Masatoshi YAMAGUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工・生命科学部教養科目KLAC Course |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | H3098 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小西館‐W304 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工・生命科学部教養科目＞Category | 人文・社会・自然科学系 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
How can "images" in general, such as photographs, live-action films, animation, and video art, be art? We will discuss this point in class with the students. The goal is for each student to come to some kind of
conclusion regarding that question.
Please try to watch the movies and other works that will be covered in class on YouTube or other video distribution sites. In addition, it is advisable to go to the cinema and watch a lot of current movies.
The standard study time outside of class hours, such as preparation and review for this class, is 4 hours.
All four class assignments (40%) and two total reports (60%) are scored to give a perfect score of 100, and a score of 60 or above is considered passing. Evaluate comprehensively.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
写真、実写映画、アニメーション、ビデオアートなどの「映像」全般は、どうして芸術でありうるのか。この点について受講者と共に授業で考察していきます。そしてその問いについて受講者それぞれが何らかの結論に至ることを目指します。
到達目標Goal
映画やその他の映像芸術について、問題意識を持って鑑賞できるようになることを到達目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、以下に関連している。理工学部：「DP2」と「DP4」、生命科学部「DP1」。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
映像史や映画史を概観しつつ、映画作品の一部分を随時観ながら、映画の「ショット」と「モンタージュ」の芸術性について考えていきます。同時に、写真やアニメーションなどの芸術性にも言及していきます。
また、授業で学んだことについて課題（レポートも含む）を数回提出してもらいます。課題は、Hoppiiで提出してもらい、教員が講評と評価をつけます。
なお、映画作品を映画館で観てもらい、レポートを書いてもらう場合もあります。
授業内容についての質問などは、授業中もしくはメールにて受け付けます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：オリエンテーションおよびイントロダクション
・レポートなどについての説明。
・映像芸術全般についての概要。
2[対面/face to face]：映画前史
・写真の発明から映画の発明へ。
・写真と映画の技術性と芸術性。
3[対面/face to face]：映画の誕生
エジソンとリュミエール兄弟。ショットとモンタージュの発明。
・授業課題
4[対面/face to face]：リアリズム映画からトリック映画へ
・ジョルジュ・メリエスの映画について。トリック映画からフィクション映画へ。
・第１回レポート課題のお題発表、
5[対面/face to face]：映像でストーリーを語るということ
サイレント時代におけるハリウッド式のモンタージュの確立について。
6[対面/face to face]：１９２０年代の前衛映画とシュールレアリスム映画
・フランスとドイツにおける映像の芸術性の追求。
・シュールレアリスム映画
・授業課題
7[対面/face to face]：ドイツ表現主義
映画におけるドイツ表現主義の影響。
8[対面/face to face]：フランス印象主義
アベル・ガンスの「高速モンタージュ」や「トリプル・エクラン」など。
9[対面/face to face]：ソビエトモンタージュ派
・モンタージュの芸術性
・エイゼンシュタインとヴェルトフの手法。
・授業課題
10[対面/face to face]：サイレントからトーキーへ
・スラップスティック・コメディからスクリューボール・コメディへ。
・第２回レポート課題のお題発表。
11[対面/face to face]：オーソン・ウェルズの初期作品
・ウェルズの技法とその芸術性について。
・ウェルズの影響について。
12[対面/face to face]：戦後イタリアのネオレアリズモ作品
・ネオリアリズモの手法とその影響について。
・授業課題
13[対面/face to face]：ヌーヴェルヴァーグ
ヌーヴェルヴァーグの革新性について。
14[対面/face to face]：ミュージカル映画の芸術性
演劇と映画の芸術性の違いについて。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で取り上げる映画作品などを、YouTubeその他の動画配信サイトなどで視聴するようにしてください。さらに、映画館に足を運んで、現在の映画をたくさん観るようにすることが望ましいです。
本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特定のテキストはありません。
参考書References
特にありません
成績評価の方法と基準Grading criteria
全四回の授業課題（４０％）、全２回のレポート（６０％）を点数化して１００点満点とし、６０点以上を合格とします。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特にありません。