教職・資格（多摩）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama)
社会教育総合演習（実習を含む）Seminar on Social Education (Adult and Community Education) with Practical Training
谷岡 重則
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格（多摩）Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Tama) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | L3152 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 社６１９ |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 資格関係科目 |
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Outline (in English)
Through observation, survey, and participation, we will learn about social education experientially, and explore perspectives that deepen the attractiveness of creating independent learning in the community and awareness of issues. The goal is to acquire the basic skills necessary for developing the practical skills required in a wide range of lifelong learning settings, such as creating a place for children and young people, supporting independence, and adult education.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
観察・調査・参加を通じて社会教育を体験的に学び、地域に主体的な学びを生み出す仕組みや問題意識を深める視点を探る。子どもや若者の居場所づくり、自立支援、成人教育など、幅広い生涯学習の場で必要とされる実践力を養成するための基礎力を身につけることを目標とする。
到達目標Goal
自分自身の学びの体験や自己形成を振り返り、社会教育という学びの意義に気づく。社会教育の現場に体験的に参加し、観察・考察したことをレポートにまとめ、、人々が主体的な学びを創り出すために求められている社会教育的な視点を獲得する。社会教育事業の企画・運営実施・評価などのマネジメントの基礎的知識を獲得する。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
自治体の社会教育、NPOや市民活動などの実践を広く視野に入れて、各地の実践事例から学ぶ。地域の社会教育施設や関心のある市民活動などの実習先を決定して参加し、実習報告書を提出する。（実習は必修） 各自の関心に基づいて、研究テーマを設定し、社会教育講座（事業）のプログラム・デザインを企画し、所定の様式に従ってレポートにまとめ報告する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：オリエンテーション
社会教育の資格と仕事
授業の目的と進め方
実習、講座等の参加に向けた準備について
受講生の自己紹介など
2[対面/face to face]：社会教育に出会うということ
社会教育の先輩たちのメッセージから
3[対面/face to face]：小中学校、高校時代の学びの体験を振り返る
学ぶことの面白さとつまらなさ 自分にとってどのような学びが必要なのか
4[対面/face to face]：公民館の仕事
西東京市公民館の事業計画、名取市公民館職員の研修報告から学ぶ。
5[対面/face to face]：各自の社会教育実習に向けて
各自の実習先、講座等の参加に関する調査、日程調整、準備など
6[対面/face to face]：教育委員会の社会教育主事の仕事
ある社会教育主事の論考「社会教育主事として35年働いて」から学ぶ
7[対面/face to face]：子どもの遊びを支える仕事
子どもの居場所づくりとプレイワーカーの仕事
8[対面/face to face]：若者の居場所と自立支援を支える仕事
NPOにおける生きづらさを抱える若者たちの支援
9[対面/face to face]：多文化共生と地域における日本語学習
飯田市公民館の日本語学習の実践から学ぶ
10[対面/face to face]：各自の社会教育実習等の経過報告
各自の実習先、講座等の参加に関する経過報告
11[対面/face to face]：住民参加型の講座づくり
実践から学ぶ
「子どもの貧困」に取り組む西東京市公民館講座の実践から学ぶ
12[対面/face to face]：市民団体と社会教育施設の協働による講座づくりから学ぶ
東京都板橋区における生涯学習センター講座の実践から学ぶ
13[対面/face to face]：各自の社会教育実習、講座参加等の報告
各自の実習報告、講座等の振り返りと事後のかかわりについて
14[対面/face to face]：後期の課題レポートに向けて
各自の関心に基づいて、研究課題テーマを検討する
15[対面/face to face]：社会教育実習、講座参加等の振り返り
実習や参加を通して感じた問題意識の確認と共有化
16[対面/face to face]：研究課題テーマに関する情報・資料の検索
各自の関心に基づいて、研究課題テーマを探る
17[対面/face to face]：課題レポート「私の講座プラン」について
各自の研究課題テーマに基づく、講座企画書の提案について説明
18[対面/face to face]：研究課題テーマに関する問題意識の共有化
各自の研究課題テーマの報告と意見交換
19[対面/face to face]：社会教育講座のプログラム・デザイン①
テーマに関する社会的な現状と講座企画の視点
20[対面/face to face]：社会教育講座のプログラム・デザイン②
講座実施の目的と到達目標を描く 全体のプロセス・デザイン
21[対面/face to face]：社会教育講座のプログラム・デザイン➂
課題解決のためのアイデア出しと簡易KJ法によるコンテンツの整理
22[対面/face to face]：社会教育講座のプログラム・デザイン④
ワークショップの技法とファシリテーションスキル
23[対面/face to face]：社会教育講座のプログラム・デザイン⑤
住民参加型講座の意義と持ち方
24[対面/face to face]：「私の講座プラン」進捗状況の報告と意見交換
各自の「私の講座プラン」のテーマと問題意識
25[対面/face to face]：社会教育講座のプログラム・デザイン⑥
対話型学習の意義と方法
26[対面/face to face]：社会教育講座のプログラム・デザイン⑦
社会教育講座の評価の視点と方法
27[対面/face to face]：課題レポート「私の講座プラン」
各自の「私の講座プラン」の発表と意見交換
28[対面/face to face]：社会教育職員の採用と任用制度 授業の振り返り
授業全体の振り返り
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
社会教育施設（公民館など）の調査・見学、講座参加、地域の情報収集、社会教育実習、記録作成。課題レポート「私の講座プラン」の提出等。本授業の準備学習・復習時間は合わせて1時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
必要に応じて資料配布。参考文献は授業内で提示。
参考書References
『社会教育・生涯学習ハンドブック第9版』社会教育推進全国協議会編 エイデル研究所 2017年
その他、必要な参考文献など授業内で提示。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内での討議、実習・講座参加等への積極的参加(70%)、実習レポート等提出物(30%)を総合的に評価。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
実習先の選択に当たって、希望する分野や地域の情報、資料等の提供と事前学習の時間を確保したい。また、実習中の期間に、担当教員として訪問する機会を持てるようにしたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業がオンラインになった場合はパソコン（カメラオン）で授業を受けられる環境が望ましい。
その他の重要事項Others
実習参加や講座参加、施設見学など、授業時間外の週末等を利用する場合が多々あります（受講生の予定により調整します）。