理工学部Faculty of Science and Engineering
LAW200XF（法学 / law 200）科学技術と法Technology snd Law
幸谷 泰造Taizo KOTANI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 理工学部Faculty of Science and Engineering |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | H6867 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木曜5時限木5/Thu.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 小西館‐W303 |
| 配当年次Grade | 2年 |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜理工学部＞Category |
経営システム工学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
The purpose of this class is to learn the basics of laws and contracts that students need to know in order to be active as researchers and engineers in the future. In class, we will discuss the relationship between law and AI, crypto assets, SNS, etc., which have become issues in recent years, and deepen our understanding of the relationship between technology and law. By having students discuss example questions, the goal is for students to acquire the ability to recognize and resolve legal issues that will arise when they become researchers or engineers in the future. Grading will be decided based on exercises and quizzes (20%) and term-end examination (80%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、将来研究者や技術者として活躍するために知っておくべき法律や契約の基本を習得することを目的とする．授業では、近年問題となっているAI、暗号資産、SNS等と法との関係を取り上げ、科学技術と法との関係性の理解を深める。例題をディスカッションしてもらうことにより、将来研究者や技術者となったときの法的問題に気付ける力と解決をする能力を身に付けることを目標とする．
到達目標Goal
（１）科学技術に関連する法律の基本概念が理解できる。
（２）近年問題となっている科学技術に関連する法律問題の理解と分析ができる。
（３）研究開発の際に問題となる契約の基本が理解できる
（４）法律を絡めた技術戦略の基礎が理解でき、実践できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」と「DP2」と「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
「科学技術と法」の授業では、科学技術に関連する法について、トピックごとに講義する．具体的にはAI、暗号資産、インターネットなどのトピックごとに気を付けるべき法について、スライドで解説しながら進める。板書はしない。科学技術に関連する法的問題について、例題や演習を通じて、より具体的に身に付けるようにする。実務を調査するようなレポート課題を課すことで、授業内容と実務との関連性を理解できるようにする。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：イントロダクション
科学技術と法がどのように関連しているのか総論的に理解する
2[対面/face to face]：科学技術の保護と法
科学技術が法によってどのように保護されているか具体例を交えて学ぶ
3[対面/face to face]：ソフトウェアと法
ソフトウェアと著作権法、オープンソースソフトウェア、ゲームソフトに関連する法的問題を学ぶ
4[対面/face to face]：AIと法
ChatGPTなどのAI技術に関する法的問題を学ぶ
5[対面/face to face]：デジタル資産と法
ビットコインなどの暗号資産やNFTに関する法的問題を学ぶ
6[対面/face to face]：SNSと法
YouTubeやX（旧Twitter）などのSNSにまつわる法的問題を学ぶ
7[対面/face to face]：技術上の秘密と法
技術上のノウハウ等の保護のしかたや法的な注意点について学ぶ
8[対面/face to face]：電子契約と法
契約法の基礎を解説した上で、近年広がっている電子契約の法的問題を学ぶ
9[対面/face to face]：インターネット上の取引と法
インターネット上で取引をする際に注意すべき法的問題を学ぶ
10[対面/face to face]：研究開発と法①
研究開発の際に締結される秘密保持契約、共同研究開発契約、ライセンス契約等のポイントを学ぶ。
11[対面/face to face]：研究開発と法②
大学との研究開発の際に注意すべき契約のポイントを学ぶ。
12[対面/face to face]：技術戦略と法①
技術戦略を進める際にポイントとなる法との関係を学ぶ。
13[対面/face to face]：技術戦略と法②
技術戦略を進める際にポイントとなる法との関係を学ぶ。
14[対面/face to face]：まとめ
これまでの学んだことについて、過去の裁判例を紹介して理解を深める。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とします。
準備にあまり時間をかける必要はありませんが、授業中に扱ったケース事例や例題は復習して理解しておくようにしてください。
テキスト（教科書）Textbooks
資料を配布します
参考書References
技術法務のススメ（鮫島正洋・日本加除出版）
スタートアップの知財戦略（山本飛翔・勁草書房）
ITビジネスの契約実務（伊藤雅浩ほか・商事法務）
新アプリ法務ハンドブック（増田雅史ほか・日本加除出版）
ChatGPTと法律実務（松尾剛行・弘文堂）
成績評価の方法と基準Grading criteria
１．授業内での演習や小テスト20％
２．期末試験 80％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特になし
パソコンがあることが好ましい