文学部Faculty of Letters
CAR200BA(キャリア教育 / Career education 200)文学部生のキャリア形成Lecture Series on Career Development
小寺 浩二、利根川 真紀、渡辺 弥生Kouji KODERA, Maki TONEGAWA, Yayoi WATANABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A3813 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 金5/Fri.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | ― |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 共通科目 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This aim of this course is to let students understand the basic knowledge and skills which are needed to help students decide their future jobs.
This careers education course provides an ideal stepping stone for students seeking to enter the career development profession.
Guest speakers, Hosei graduates, from a variety of fields will give a talk about job search techniques and their job search experiences.
Learning activities outside of classroom: Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours to understand the course content.
Grading Criteria/Policies: If the content of each short report and the end-of-term report are judged to meet specific criteria, the student will receive a "P" grade (pass), and credit will be awarded. If it is determined that the requirements are not met, the student will receive an "F" grade (Fail), and no credits will be awarded.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
法政大学文学部生として学ぶ皆さんは、自らの人生の中で、「働くこと」・「働き方」をどのように考えているでしょうか。文学部を卒業していった諸先輩はどのような進路や目標を定めて現在の社会で活躍しているのでしょうか。この授業ではさまざまな業界でご活躍の多くの卒業生をゲスト講師として迎え、それぞれの働き方の具体的な経験や働くことに対する考え方をお話しいただきます。それを通して、受講生の皆さんが自らの人生の中での「働くこと」の意義・位置づけ(=キャリア)を考え、在学中に何をすべきかについて考える機会とします。
*この授業は, 就業力に関連する「総合的」な能力を涵養する効果があります。
到達目標Goal
以下の3つが到達目標です。
① 人生の中で「働くこと」の意義について、多角的な視点から考えることができる。
② 自らの目指す「働き方」を達成するために、どのような力が必要になるかを理解する。
③ 将来のライフプランを描くことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
哲学科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP5」に関連
日本文学科のディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
英文学科のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
史学科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連
地理学科のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP3」に関連
心理学科のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
さまざまな分野で活躍している文学部卒業生を各回のゲスト講師に迎え、現実の職場で起きていること、仕事の喜びや苦労などを具体的に話していただきます。また、そうしたゲスト講師との質疑応答も行ないます。受講生はそれをふまえた上で、毎回授業内に小レポートを提出します。また、学期末には全体のテーマに関わるレポートを提出します。
授業の性格上、学生のコメントおよびそれへのフィードバックについては、質疑応答のかたちで行ないます。そのための時間を十分に確保します。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
ガイダンス(授業の目的と進め方、評価方法などの説明)と「ライフプラン」(4/12)
第2回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(1)
ホテル業務(4/19)
第3回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(2)
地方公務員(市町村機関、総合職)(4/26)
第4回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(3)
人事関係(5/10)
第5回[オンライン/online]:Workshop(1)
キャリアセンター職員によるワークショップ (5/17)
第6回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(4)
私立中高校教師 (5/24)
第7回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(5)
教育(大学職員) (5/31)
第8回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(6)
公立中学教師 (6/7)
第9回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(7)
鉄道会社(経営企画)(6/14)
第10回[オンライン/online]:Workshop (2)
サービス業(6/21)
第11回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(8)
IT関係・外資系(6/28)
第12回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(9)
民間放送業(総合職)(7/5)
第13回[オンライン/online]:ゲスト講師の講演(10)
法人向け地図商材の企画(7/12)
第14回[オンライン/online]:まとめ
総括レポート作成(7/19)
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
さまざまな職種に就いている卒業生をゲスト講師として迎え、その講演が続きますので、自らの将来の生き方や、働くことの意義などを考え、卒業後の進路の選択などについて広い視野を持つように心がけてください。また、それぞれの業種や資格の概要についてもあらかじめ調べておいてください(いわゆる業界研究)。
この講義の予習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
指定テキストはありません。必要に応じて担当教員あるいはゲスト講師が印刷物を配布します。
参考書References
適宜お知らせします。
成績評価の方法と基準Grading criteria
①毎回の小レポート(10 ~ 15 分程度でまとめるもの)
②学期末レポート
※①②は成績評価のために必須とします。
・上記①・②の内容が一定の基準を満たしていると判断されれば、「P」評価(合格)となり、単位が認定されます。条件を満たしていないと判断された場合「F」評価(不合格)となり、単位は認定されません。
・①、②ともに授業の終了後にその都度、提出することとなります。出席をしないで小レポートのみを提出することや、指定時間帯以外の提出は原則的に認められません。
・また、4回以上の欠席がある場合にはF評価とします。10 分以上の遅刻は欠席扱いとし、遅刻2回で欠席1回とカウントします。
・「未受験代替措置」を申請可能な欠席(競技参加による欠席、教職実習、介護実習、就職活動での採用選考、学校保健安全法に定める感染症に罹患、忌引き、などによる欠席)であることを証明する文書が提出された場合は、欠席扱いとはしません。
・Zoom への接続時間には十分気を付け、午後 4 : 50 までに接続して出席してください。
・第1回のガイダンスには必ず出席し、2回目から慌てないように、授業の進め方、操作方法、課題提出方法について理解し、慣れておいてください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
「様々な職業の方のお話が聞けて有意義な時間を過ごすことができました」、「様々な職種、経験をしてきた先輩方の話を聞くことで就活とその先の社会人になったときのイメージが鮮明になってよかった」、「文学部は就活で苦労する、という言葉を度々耳にしていたため不安に思った時もあったが、講師の方々が様々な業界で活躍しているのを聞いて安心できた」といったポジティブな意見が多く寄せられました。担当教員一同、この授業の意義を再確認しました。
その一方で、授業の形態については批判的な意見が散見されました。具体的には、「授業開始10分前からズームに参加していたが、授業開始時間ギリギリに入室許可されることが度々あったため改善して欲しい」、「毎回の課題の時間がギリギリになって焦るのでもう少し時間が欲しい」、「ZoomのURLは毎授業変えないで行なっていただけると入室しやすいですし、混乱しなくて済むと思います」といった意見です。これらの意見は、2024年度の担当教員に引き継いで、改善できないか検討いたします。
オンライン授業で、ゲスト講師の先生方に無事お話しいただけるよう支援しながら、約200名の出欠を管理するのは、なかなか大変です。皆さんに多少の負担はかかってしまうかもしれませんが、ご協力のほどよろしくお願いします。
その他の重要事項Others
☆2024年度もオンラインで実施します。
①ゲスト講師の都合により、スケジュールが変更になる可能性があります。
②定員は200名程度です。受講希望者多数の場合には、第1回目の授業参加者(授業レポート提出者)の中から選抜を行います。受講希望者は必ず第1回目の授業に出席してください。この授業は文学部生のみを対象として開講します。他学部の学生は受講できません。
③担当教員が全授業に同席し、担当します。
④本学学部を卒業し、公務員、教員、教育、放送、交通、サービス業など様々な業種での勤務経験を有する講師が、オムニバス形式により、それぞれの職種における業務内容、仕事と様々なライフイベントとの関係、卒業後のキャリア形成に向けた学部時代の学びなどについて講義をします。
⑤写真撮影、録画および無断転載・無断アップロードを禁止します。