文学部Faculty of Letters
PSY200BG（心理学 / Psychology 200）言語心理学特講Special Lecture on Psychology of Language
菊池 理紗Risa KIKUCHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3723 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 金3/Fri.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y403 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | ○ |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
In this class, we will use knowledge from psychology to analyze and discuss the problems and anxieties that arise when using language, especially when reading and writing texts. Let's consider questions such as “What does it mean to match the TPO?” and “What kind of writing does not offend the reader?” while referring to various previous studies. Also, let's think together about solutions to the “problems and anxieties when using written language” that we have on a daily basis. In the 13th class, each group will be asked to present a topic of interest, so be prepared. The standard preparation and review study time for this class is 2 hours each. Grades will be evaluated based on 30% of the regular score (assignments and answers to quizzes), 30% of the presentation score, and 40% of the final assignment (submitted as the 14th preparatory assignment). Credit will not be given if you are absent more than 5 times.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
近年，インターネットの発達により，文章を書いてコミュニケーションを行う機会が増えています。それをふまえ，この授業では，「言語」「言葉」を使うとき，特に文章を「読む」「書く」ときに起きる問題や不安について，心理学の知識を用いて分析・考察します。「TPOに合わせるとはどういうことか」「読んだ人を怒らせない文章とは，どのようなものか」などを，様々な先行研究を参照しながら検討していきましょう。また，日常的に抱える「書き言葉を使うときの問題・不安」について，解決策を共に考えましょう。
到達目標Goal
（1）言語心理学の知識をもとに，日常生活における経験を捉え直し，自分の言葉で説明できる。
（2）「言葉を使う」ことに関連する研究を知り，日常への応用ができる。
（3）自分の興味関心のあるテーマについて調べ，まとめ，発表することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と実習（グループワーク）によって進めます。第8回以降は，受講生から集めた「書き言葉を使うときの問題・不安」について取り上げ，どのように克服できるかを授業内で共に考えます。
授業では，毎回，Hoppiiを使って，課題（復習の小テスト＋予習課題）の提出を求めます。小テストについては，次の授業の冒頭で，簡単な復習と共にフィードバックを行います。予習課題については，次の授業を通して改めて考えてもらいます。
また，第13回の授業では，グループごとに，自分たちが興味を持ったテーマについて，授業で学んだことや自分たちで調べた先行研究をもとに意見をまとめ，発表してもらいます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション，「言語力」とは
業の進め方および成績評価に関する説明，「言語力」について考える
第2回[対面/face to face]：「世界を共有する」という考え方
「共通の基盤」と「協調の原理」と「会話の推意」
第3回[対面/face to face]：ツールを使い分ける
文字でやり取りするコミュニケーションツールを分類する
第4回[対面/face to face]：読み手に対する配慮1
人間関係と言葉の関係性を検討する
第5回[対面/face to face]：読み手に対する配慮2
文章の印象と感情の関係性を検討する
第6回[対面/face to face]：閉鎖的な場面での「やり取り」
メールを題材として，1対1の場面での好ましい文章について検討する
第7回[対面/face to face]：開放的な場面での「やり取り」
掲示板への書き込みを題材として，第三者が見られる場面での好ましい文章について検討する
第8回[対面/face to face]：普段の「読み書き」について考える1
自分たちの普段の「読み書き」を振り返り，様々な研究を参照しながら，改善案を検討する
第9回[対面/face to face]：普段の「読み書き」について考える2
自分たちの普段の「読み書き」を振り返り，様々な研究を参照しながら，改善案を検討する
第10回[対面/face to face]：普段の「読み書き」について考える3
自分たちの普段の「読み書き」を振り返り，様々な研究を参照しながら，改善案を検討する
第11回[対面/face to face]：普段の「読み書き」について考える4
自分たちの普段の「読み書き」を振り返り，様々な研究を参照しながら，改善案を検討する
第12回[対面/face to face]：より良く「読み書き」を行うには1
授業で取り上げた話題の中で興味を持ったテーマについて，グループで議論し合い，考えをまとめる
第13回[対面/face to face]：より良く「読み書き」を行うには2
授業で取り上げた話題の中で興味を持ったテーマについて，グループごとに調べ，議論した結果を発表する
第14回[対面/face to face]：授業の総括
第13回までの授業内容の振り返り，最終課題のフィードバック
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回，次の授業で検討する内容に関連する課題（予習課題）を出します。Hoppii で解答を提出してください。その解答の提出が事前学習です。
授業後には，Hoppiiで授業内容に関する小テストを出題しますので，解答してください。また，第13回の発表に向けて，随時，準備を進めてください。
本授業の準備・復習時間は，各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
福田由紀（編著）（2012）「言語心理学入門―言語力を育てる―」ISBN：978-4-563-05231-7，2,970 円（税込）
参考書References
必要に応じて，授業内で紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の小テスト＋予習課題の提出30%，発表会30％，最終課題（第14回の予習課題として提出）40％で評価します。
なお，授業回数の3分の1以上（5回以上）欠席した場合には単位の認定を行いませんので，注意してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題の提出はHoppiiを通して行います。また，メモを取れるようにノートやルーズリーフを持参することを推奨します。
その他の重要事項Others
質問は，授業の前後に直接話しに来るか，第1回の授業で伝える連絡先に連絡してください。
実験参加へのお願い
授業の前後に心理学の実験や調査の参加者を募集する学生が来ることがあります。授業で知識を学ぶだけでなく，他の人の実験や調査をぜひ積極的に体験してみてください。