文学部Faculty of Letters
PSY200BG（心理学 / Psychology 200）対人認知論Person Perception
太田 碧
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3671 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y705 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
Course outline:
This course introduces a theory of the interpersonal recognition using judgment and reasoning to students taking this course. This course deals with the psychological theories of interpersonal communication in the social group. It also enhances the development of students’ knowledge that can be applied in real interpersonal situations.
Learning Objectives:
By the end of the course, students should be able to do the followings:
1. Acquire and explain basic knowledge of psychology in interpersonal cognition.
2. Interpret and explain phenomena related to society and familiar interpersonal relationships based on the knowledge learned.
Learning activities outside of classroom:
Students will be expected to prepare using the distributed materials and review them after the class. Your study time will be more than 2 hours for both before and after each class.
Grading Criteria /Policy:
In-class contribution 40％，reports 60％. Attend at least 2/3 of all class sessions.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
自分と他者との関係において，判断や推論などを用いてどのように他者を認識し，印象を形成するかを理解することがこの授業の目的です。対人認知における心理学の各理論を学び，社会という集団での対人コミュニケーションを改めて心理学的に捉えなおすことで，実際の対人場面で活かせるような知識を身につけます。
到達目標Goal
1.対人認知における心理学の基礎的な知識を身につけ，説明できるようになる。
2.社会や身近な対人関係についての現象を，学んだ知識を元に解釈し，説明できるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
心理学実験による古典的な対人印象形成の基本的な枠組みからはじめ，さらに顔，魅力など身近な対象の認知について学びます。講義資料は事前に配布しますので，予習に利用してください。授業開始時には予習をもとにした課題をおこないます。授業は主にパワーポイントを用いた解説をしながら，講義形式で進めます。授業の最後にはリアクションペーパーを記入し提出してください。授業中には周囲の人と簡単なグループワークをする場合があります。またレポート課題に取り組むことで，得た知識を整理しアウトプットする練習をします。リアクションペーパーやレポート課題のフィードバックは，翌週の授業内かHoppiiでおこないます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
授業の進め方，成績評価の方法と基準の説明，心理学における対人認知論の概要
第2回[対面/face to face]：印象形成の理論と研究（１）
中心特性や周辺特性など，対人認知の古典的研究
第3回[対面/face to face]：印象形成の理論と研究（２）
認知による印象形成，既有知識や個人差の影響
第4回[対面/face to face]：対人印象形成（１）
おもに第一印象の形成について，対人認知のモデルや正確さ
第5回[対面/face to face]：対人印象形成（２）
印象形成に関わる推論・原因帰属など
第6回[対面/face to face]：親密化過程
人同士が互いに親しくなる過程の段階理論
第7回[対面/face to face]：ステレオタイプ（１）
ステレオタイプはどのように形成されるか
第8回[対面/face to face]：ステレオタイプ（２）
形成されたステレオタイプはどのように維持・変容するか
第9回[対面/face to face]：態度・行動
態度の形成・変容・行動との関係
第10回[対面/face to face]：対人魅力（１）
外見的魅力を形成する要因
第11回[対面/face to face]：対人魅力（２）
性格など，外見以外の魅力を形成する要因
第12回[対面/face to face]：対人認知における顔（１）
顔の魅力を規定するさまざまな要因
第13回[対面/face to face]：対人認知における顔（２）
顔から推測する性格特性など，印象を規定するさまざまな要因
第14回[対面/face to face]：まとめ
紹介した理論をもとに対人認知についてあらためて概観する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
Hoppiiにて事前に講義資料を配布するので，予習として読み，疑問点や事例を考えてから授業に臨み，授業内課題にあたってください。毎回授業後には適宜復習をおこなってください。レポート課題の提出があるので，作成し期限までに提出してください。本授業の準備・復習時間の標準は各2時間となります。参考文献にあたる，身近な事例について学んだ理論を用いて考察するなど，知識を深めることを推奨します。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定はありません。毎回資料を配布します。
参考書References
授業の中で適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点40％，レポート課題60％。全授業回数の3分の2以上の出席が前提です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
担当初年度のためありません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料の配布と課題提出はHoppiiにておこないます。