文学部Faculty of Letters
PSY200BG（心理学 / Psychology 200）社会心理学Social Psychology
入山 茂Shigeru IRIYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3625 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市G‐G501 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 心理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
【Course outline】
In this class, we will explain how we are influenced by others and social situations in our lives and how we perceive others and social situations.
【Learning Objectives】
(1) To be able to explain basic concepts (theories and technical terms) and summary of relevant preceding research in social psychology.
(2) To be able to relate basic concepts and preceding research in social psychology to real-life and to psychologically consider social events that actually occur.
【Learning activities outside of classroom】
Participants are required to download and read the handouts from the class support system prior to the class. The standard preparation and review time for each class is 2 hours.
【Grading Criteria /Policy】
Comments and discussion about the class (30%):Participants will be evaluated on whether they (1) relate the basic concepts (theories and terminology) and preceding research in social psychology that they have learned in class to their real-life experiences, (2) express their thoughts, questions, interests, and concerns, and (3) actively discuss them.
Assignments such as short reports (30%):Participants will be evaluated on whether they (1) reflect on the contents of the class, (2) cite theories and preceding studies, and (3) express their own ideas and other necessary matters in response to the assigned content.
Examinations (40%):Participants will be evaluated on their correct understanding of theories and terminology through examinations.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
授業の概要：この授業では、私たちが、生活する中で、他者や社会的場面からどのような影響を受け、またその他者や社会的場面をどのように認識しているのかについて解説する。
授業の目的・意義：社会心理学の概念と研究法について基礎的な知識を習得し、日常生活で遭遇する社会的事象について心理学的観点から分析できるようになる。
到達目標Goal
(1) 社会心理学の基本的な概念 (理論や専門用語) および関連する研究について説明できる。
(2) 社会心理学の基本的な概念および関連する研究を自らの日常生活と関連づけ、実際に起きた社会的事象について、心理学的に考察をすることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業形態：講義形式とする。
授業の受講方法：各自で授業支援システムから資料をダウンロードし、授業を受講する。
授業の進め方：授業計画に記載したテーマについて、理論、先行研究、応用や問題点などを紹介する。授業の終了後、毎回リアクションペーパーを提出してもらう。指定した授業については、授業の終了後に小レポート等の課題を行ってもらう。
フィードバック方法：リアクションペーパーについては、次回の授業以降に講評および追加の解説を行う。小レポート等の課題については、課題提出後に、講評および追加の解説を行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション：社会心理学とは
授業の進め方、評価基準の説明、社会心理学の概要、社会心理学の研究方法
第2回[対面/face to face]：対人認知
印象形成、対人記憶、対人認知
第3回[対面/face to face]：ステレオタイプ・偏見・差別
ステレオタイプ、偏見・差別
第4回[対面/face to face]：社会的推論
原因帰属、基本的な帰属のエラー、社会的推論、ヒューリスティック
第5回[対面/face to face]：感情
情動、気分、好み、情動二要因理論、気分一致効果
第6回[対面/face to face]：態度と説得
態度の3要素、認知的不協和理論、態度と行動の関連性、説得的コミュニケーション、精緻化見込みモデル
第7回[対面/face to face]：自己概念と自己評価
自己概念、社会的アイデンティティ、自尊感情、社会的比較
第8回[対面/face to face]：自己過程
自己呈示、自己開示、自己制御
第9回[対面/face to face]：対人関係
対人コミュニケーション、対人関係の成立・発展・維持・崩壊、対人葛藤
第10回[対面/face to face]：友人関係・恋愛関係
親密な関係、対人魅力、好意・恋愛
第11回[対面/face to face]：非言語的コミュニケーション
表情、動作、対人距離、座席行動、対人接触行動
第12回[対面/face to face]：向社会的行動
ソーシャルサポート、援助行動、社会的スキル
第13回[対面/face to face]：反社会的行動
攻撃行動、犯罪、社会的排斥
第14回[対面/face to face]：まとめ
授業のまとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
準備学習：予め授業支援システムから授業で解説する資料をダウンロードし、読んでくる。準備学習時間は、2時間を標準とする。
復習：資料やノートを読み返し、授業で学んだことについて振り返る。復習時間は、2時間を標準とする。
課題対応：指定した授業について、小レポート等の課題を行う。課題対応時間は、1時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
特に使用しない。
参考書References
越智啓太（編）（2022）『私たちはなぜ傷つけ合いながら助け合うのか：心理学ビジュアル百科社会心理学編』 創元社
池上知子・遠藤由美（2008）『グラフィック社会心理学（第2版）』 サイエンス社
松井豊・宮本聡介（編）（2020）『新しい社会心理学のエッセンス：心が解き明かす個人と社会・集団・家族のかかわり』 福村出版
齊藤勇（2023）『イラストレート 社会心理学』 誠信書房
谷口淳一・西村太志・相馬敏彦・金政祐司（編著）（2017）『新版 エピソードでわかる社会心理学―恋愛・友人・家族関係から学ぶ』 北樹出版
笹山郁生（編）（2023）『ライブラリ 心理学を学ぶ=7 集団と社会の心理学』 サイエンス社
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業のリアクションペーパー（30%）：授業で学んだ社会心理学の基本的な概念 (理論や専門用語) や先行研究について、①自らの日常生活における経験と関連づけ、②感想、疑問点や興味・関心を、③積極的に述べられているかどうかを評価する。
小レポート等の課題（30%）：課題内容に対して，①授業内容を踏まえ、②理論や先行研究を引用し、③自らの考えや必要な事項を述べられているかどうかを評価する。
試験（40%）：試験を通じて、理論や専門用語を正しく理解しているかどうかを評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業の前日までに、授業の資料を授業支援システムにアップする。各自で授業支援システムから資料をダウンロードし、授業を受講する。
その他の重要事項Others
「集団社会心理学」の授業と合わせて社会心理学全体を概観する。そのため、「集団社会心理学」も同時に履修することが望ましい。