文学部Faculty of Letters
GEO400BF（地理学 / Geography 400）地理学研究法基礎（1）地理学研究法基礎（1）
前杢 英明、小寺 浩二Hideaki MAEMOKU, Kouji KODERA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3931 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市外濠‐S307 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 2023年度以降入学者のみ受講可 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 地理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The purpose of this class is for students to understand the basic concepts and frameworks of research methods in geography before learning practical research methods in seminars for graduation thesis writing after the third grade. If you master the content of this class, you will be able to smoothly step up to the seminars after the third grade. You will mainly learn about the content of Physical Geography in this class.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業は、3年次以降に卒論作成のための演習（ゼミ）で実践的な研究法を学ぶ前に、地理学の研究方法についての基本的な概念や枠組みについて理解することを目的としている。本授業の内容を修得すれば、3年次以降の演習（ゼミ）にスムーズにステップアップすることができる。なお、本授業では主として自然地理学分野の内容について学ぶ
到達目標Goal
本授業の目標は、地理学の研究成果の基本的な構造を理解し、研究論文を効率良く読み解く手法を身に付けることである。地理学の研究論文はどのようなパートで構成されているのか、その中で重要なパートは何か、どのような順序で読んで行くのが効率的か、そして研究論文から読み取るべき基本的内容は何か,とりわけ地理学の各分野における主な研究方法（調査方法や分析・解析方法など）や研究資料などについて理解する。卒論を作成するために既存の研究論文を収集し、その中から必要な情報を効率良く抽出する術を修得できれば、ホップ（本授業）、ステップ（3年ゼミ）、ジャンプ（卒論作成）により、充実した卒業論文を完成させることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業では、主として地理学の各分野の研究論文等の文献を通じて、その分野の研究方法などの基礎的な内容を学ぶものである。したがって、実際に研究論文を読む作業を伴う。各回の授業では地理学の各分野における研究方法等について解説がなされる。なお、課題やリアクションペーパーに対するフィードバックは授業内で行う。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：地理学とは、科学とは、卒論とは
本演習の導入的内容
第2回[対面/face to face]：地理学における研究論文の種類
一般的な学会誌で採用されている研究論文の種類について学ぶ
第3回[対面/face to face]：研究論文解題１
主に地形分野の研究論文について構造を読み解く
第4回[対面/face to face]：研究論文解題２
主に地形分野の研究論文について構造を読み解く
第5回[対面/face to face]：研究論文解題３
主に地形分野の研究論文について構造を読み解く
第6回[対面/face to face]：研究論文解題４
主に地形分野の研究論文について構造を読み解く
第7回[対面/face to face]：まとめと振り返り
前半部分の授業のまとめと振り返り。知識の定着を確認する
第8回[対面/face to face]：自然地理学分野の諸課題
自然地理学分野の諸課題の中から、取り組むテーマを選定する
第9回[対面/face to face]：文献リスト作成と文献レビュー（第1週）
選定したテーマに従って文献リストを作成し、文献レビュー（第1週）を行う
第10回[対面/face to face]：文献カード作成
選定した文献3編について形式に従って要旨などをまとめ、文献カードを作成する
第11回[対面/face to face]：文献レビュー（第2週）
メインの論文についての要旨を示し、レビューの方向性を記述する
第12回[対面/face to face]：文献レビュー（第3週）
3編の論文の要旨をまとめ、図表などをもとに考察したレビューを作成する
第13回[対面/face to face]：レビューをもとにした課題の抽出と研究方法
選定したテーマに関する文献レビューから、課題を抽出し、今後に向けての研究方法を示す
第14回[対面/face to face]：選定した自然地理学分野の諸課題についてのプレゼンテーション
レビューをもとに、課題・研究方法・期待される成果などについて、プレゼンテーションを行う
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の性質上、地理学分野の研究論文等の文献を読むことが求められる。なお、本授業の準備・復習時間は、各4時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
通しでの教科書は使用しないが、地理実習（２）で使用したジオ・パルＮＥＯの一部は利用することがある。
参考書References
野間ほか（2017）：「ジオ・パルＮＥＯ」海青社．
木村 学（2013）：「地質学の自然観」東京大学出版会．
中谷宇吉郎（1958）：「科学の方法」岩波新書．
成績評価の方法と基準Grading criteria
それぞれの担当教員が持ち点50点ずつで、リアクションペーパーや小テスト、課題、レポート等の平常点で総合的に評価する。期末試験は行わない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
今期から始まる授業なので意見はまだない。