文学部Faculty of Letters
HUG200BF（人文地理学 / Human geography 200）社会経済地理学C（1）Socio-Economic GeographyC(1)
佐々木 達Toru SASAKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3909 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y804 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 地理学科の2022年度以前入学生は受講不可 |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | 他学部・他学科生は入学年度によらず履修可。 |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | ○ |
| カテゴリーCategory | 地理学科 |
| 他学科公開科目 | ○ |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course introduces the basic framework of economic geography.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
経済現象は地域性をどのように作り出すかという経済地理学のオーソドックスな枠組みに基づいて，地域社会や地域経済の変容メカニズムについて企保的な方法論を学習することを狙いとする。
到達目標Goal
到達目標①：経済地理学の学問的性格を理解する。
到達目標②：地域（社会・経済）の変容メカニズムについて説明できること
到達目標③：産業立地の基本的枠組みを説明できること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
人文地理学は、地球上で展開される人間の諸活動が自然環境や社会環境を反映してどのような地域的特徴を作り出すのかを明らかにする、いわば「輪切りにされた歴史」を把握する学問分野である。本講義は、経済地理学の枠組みから地理的見方や地域の変化を捉える基礎的視点を学習する前半部分と、地域の変化をもたらす産業の在り方や現代的課題を地理学的に考察する後半部分からなる。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：経済現象の地域性の解明とは？
経済地理学の基本的な枠組みについて解説する。
第2回[対面/face to face]：社会科学としての地理学
社会を科学するとは？
第3回[対面/face to face]：社会的分業と地域の形成①
地域は最初からあるものではなく，作られるものである。
第4回[対面/face to face]：社会的分業と地域の形成②
資本主義社会の元での地域
第5回[対面/face to face]：産業立地と地域経済の発展
立地論と地域経済の理論について解説する。
第6回[対面/face to face]：農業立地論と日本の農業地域
チューネンの農業立地論
第7回[対面/face to face]：食料供給の地理学
これからも腹いっぱい食べることができるか？
第8回[対面/face to face]：食のグローバル化はどう進んだか？
グローバル商品としての「醤油」を事例に
第9回[対面/face to face]：工業立地論と日本の工業地域
ウェーバーの工業立地論
第10回[対面/face to face]：工業の地方分散と農村工業化
立地論の適用事例
第11回[対面/face to face]：中心地理論とコンビニの立地戦略
同じ店名のコンビニストアはなぜ向かい側に立地するのか？
第12回[対面/face to face]：立地競争と日本の商業環境
均衡立地と最適立地
第13回[対面/face to face]：土地利用を読み解く地図学習の方法
仙台市の交通渋滞の原因は伊達政宗にある！？
第14回[対面/face to face]：試験とまとめ
試験を実施し，まとめをします。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
日頃から日本経済新聞等に目を通して，社会や経済に関心をもってください。本授業の準備・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しません。授業中に資料を配布します。
参考書References
中澤高志『経済地理学とは何か』，旬報社，2021年
伊藤達也・小田宏伸・加藤幸治編著『経済地理学への招待』，ミネルヴァ書房，2020年
竹中克行編著『人文地理学への招待』，ミネルヴァ書房，2015年
竹内敦彦・小田宏信編著『日本経済地理読本 第9版』，東洋経済新報社，2014年
松原宏編著『地域経済論』，古今書院，2014年
川端基夫『改訂版立地ウォーズ』，新評論，2013年
成績評価の方法と基準Grading criteria
試験を実施し、それに基づいて成績評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特にありませんでした。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用する予定です。