文学部Faculty of Letters
HUG200BF（人文地理学 / Human geography 200）社会経済地理学A（2）Socio-Economic GeographyA(2)
小原 丈明Takeaki KOHARA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3906 |
| 旧授業コードPrevious Class code | A3426 |
| 旧科目名Previous Class title | 社会経済地理学（１） |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火3/Tue.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y604 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 地理学科の2022年度以前入学生は「社会経済地理学（１）（A3426）」として履修する |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | 他学部・他学科生は入学年度によらず履修可。ただし旧科目を履修済みの場合は履修不可。 |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | ○ |
| カテゴリーCategory | 地理学科 |
| 他学科公開科目 | ○ |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course introduces various regional problems and efforts towards regional revitalization to students taking this course.
The goals of this course are to understand the causes of regional problems, and the merits and demerits of the efforts from the point of view of geography.
Before / after each class meeting, students will be expected to spend each 4 hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process: term-end examination (70％) and short reports (30％).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本授業は社会経済地理学の基礎的科目として開講するものです。本年度は「地域の資源」をテーマとします。自然環境や風土をはじめとして，どのようなモノが資源として利活用されているのか，そしてその利活用にどのような問題があるのかを考えます。
到達目標Goal
本授業を通じて，地理学の立場から地域の問題や「地域の資源」について理解できるようになります。また，それらの様々な資源が社会経済的にどのように利活用されているのかを把握し，その有効性や問題点を考察することで，地域が直面する現状や今後の動向について考えることを目標とします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本授業は講義形式で行います。まず，自然環境の減少や過疎など地域の現状・問題点を整理・把握します。その上で，自然環境や文化，歴史，景観を活かした産業・活性化・観光について理解します。そして，それらの事象の有効性や問題点を考察し，地域の今度の動向について考えます。
講義形式の授業であるため，担当者による話題提供が中心となりますが，講義内容に対して受講生自らの考えを表明することが大切であることから，授業内ならびに授業外で課題を課します。それら授業内外における課題のフィードバックは次回以降の授業内で行います。
なお，今年度の本授業は対面形式での実施を基本としますが，状況によってはZoomによるリアルタイムオンライン形式で行う授業回がある可能性があります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：ガイダンス／地域の資源とは？
講義の方針・進め方について／自然環境・文化・歴史・景観など
第2回[対面/face to face]：地域の現状①
自然環境の変化
第3回[対面/face to face]：地域の現状②
農村地域における問題点
第4回[対面/face to face]：地域の現状③
地方都市における問題点
第5回[対面/face to face]：地域と産業①
「衣」に関する地場産業
第6回[対面/face to face]：地域と産業②
「食」に関する地場産業
第7回[対面/face to face]：地域と産業③
「住」に関する地場産業
第8回[対面/face to face]：地域の活性化①
「景観」を活かしたまちおこし
第9回[対面/face to face]：地域の活性化②
「文化」・「歴史」を活かしたまちおこし
第10回[対面/face to face]：地域の活性化③
「食」を活かしたまちおこし
第11回[対面/face to face]：地域と観光①
自然環境・風土の観光利用（グリーン・ツーリズム）
第12回[対面/face to face]：地域と観光②
自然環境・風土の観光利用（エコ・ツーリズム，ジオパーク）
第13回[対面/face to face]：地域と観光③
施設・作品の観光利用
第14回[対面/face to face]：総括
まとめ／補足／質疑応答
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業中に指示する課題（授業内課題・授業外課題）に取り組んでもらいます。授業外の課題では，簡単な調査を行ってもらいます。また，講義中に紹介する参考文献を積極的に読むことを期待します。本授業の授業外学習（レポート課題・準備・復習時間）は各4時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
特定のテキストは使用しません。レジュメならびに講義資料は授業中に配布します。
参考書References
・石川義孝・井上 孝・田原裕子編（2011）：『地域と人口からみる日本の姿』古今書院．
・伊藤喜栄・藤塚吉浩編（2008）：『図説 21世紀日本の地域問題』古今書院．
・伊藤 実（2011）：『成功する地域資源活用ビジネス―農山漁村の仕事おこし―』学芸出版社．
・大野 晃（2008）：『限界集落と地域再生』京都新聞出版センター．
・片柳 勉・小松陽介編著（2013）：『地域資源とまちづくり―地理学の視点から―』古今書院．
・加藤正明（2010）：『成功する「地域ブランド」戦略』PHP研究所．
・橋本卓爾・山田良治・藤田武弘・大西敏夫編（2011）：『都市と農村―交流から協働へ―』日本経済評論社．
・藤塚吉浩・高柳長直編（2016）：『図説 日本の都市問題』古今書院．
・矢作 弘・小泉秀樹編（2005）：『シリーズ都市再生3 定住型都市への模索―地方都市の苦闘―』日本経済評論社．
・『日本の地誌1～10』朝倉書店． など
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（授業外課題・小レポート課題等）：30％，期末試験：70％。授業で扱う内容を正しく理解した上で，それぞれの事象の関係性を総合的かつ論理的に考える力を重視します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義内容は，できるかぎり各回で完結するよう心掛けますが，受講生の反応に合わせて授業内容や進度を変えることがあります。また，課題に対する受講生の成果をフィードバックできるように授業を組み立てるようにします。