文学部Faculty of Letters
GEO400BF(地理学 / Geography 400)自然地理学演習(2)Seminar on Physical Geography (2)
小川 滋之Shigeyuki OGAWA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A3435 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 年間授業/Yearly |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 地理学実験室(2)(1200) |
配当年次Grade | 3~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 地理学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
The aim of this course is to help students acquire ability to make research work on Geography. The goals of this course are to be able to read academic paper, to discuss on them with other students, and to complete graduation thesis. Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant documents from online study site. Your required study time is at least two hour for each class meeting. Final grade will be calculated according to the in-class contribution(100%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本演習は、自然の植生や人間による植物利用、および人類文明環境史など、地理学が関係する周辺諸科学の領域について自由に学習・議論し、自然環境と持続可能な人間社会のあり方について考察を深める。
到達目標Goal
地理学諸分野の研究成果に自らが積極的に触れ、批判的に読み解き、また他者と議論する過程を通して、新たな現代的課題を発見し、自分自身がその解決手法を考え、実践していく能力を身に付ける。その成果は、卒業論文として実を結び学士号を取得することが最終目標である。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
ゼミは、
自らの卒業論文の中間発表、最終発表などを計画に組み込むことによって、緊張感をもって卒論執筆に取り組むことができる。具体的な運営方法は第1回と第15回のガイダンスで紹介し、話し合う予定である。プレゼンテーションは、レジュメを用いた発表とプレゼンソフトを用いた発表で行う。スポット的な野外調査や巡検、合宿なども想定している。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス
自己紹介。アカデミックプレゼンテーションの方法について解説する。
第2回[対面/face to face]:卒論構想1
4年生が卒論の構想についてA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第3回[対面/face to face]:卒論構想2
4年生が卒論の構想についてA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第4回[対面/face to face]:卒論構想3
4年生が卒論の構想についてA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第5回[対面/face to face]:卒論構想4
4年生が卒論の構想についてA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第6回[対面/face to face]:論文紹介1
3年生が自分が興味あるテーマを選び、論文を読みA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第7回[対面/face to face]:論文紹介2
3年生が自分が興味あるテーマを選び、論文を読みA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第8回[対面/face to face]:論文紹介3
3年生が自分が興味あるテーマを選び、論文を読みA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第9回[対面/face to face]:論文紹介4
3年生が自分が興味あるテーマを選び、論文を読みA4用紙4枚程度にまとめて発表する。
第10回[対面/face to face]:卒論構想1
4年生が卒論に関する現地調査で取得したデータを紹介する。
第11回[対面/face to face]:卒論構想2
4年生が卒論に関する現地調査で取得したデータを紹介する。
第12回[対面/face to face]:卒論構想3
4年生が卒論に関する現地調査で取得したデータを紹介する。
第13回[対面/face to face]:現地調査の方法1
現地調査の方法について学ぶ。3年生向け。(合宿形式を予定)
第14回[対面/face to face]:現地調査の方法2
現地調査の方法について学ぶ。3年生向け。(合宿形式を予定)
第15回[対面/face to face]:ガイダンス
秋学期のゼミ運営について議論・説明する。
第16回[対面/face to face]:プレ卒論構想1
3年生が研究構想について発表する。
第17回[対面/face to face]:プレ卒論構想2
3年生が研究構想について発表する。
第18回[対面/face to face]:プレ卒論構想3
3年生が研究構想について発表する。
第19回[対面/face to face]:プレ卒論構想4
3年生が研究構想について発表する。
第20回[対面/face to face]:卒論発表1
4年生が卒業論文の内容について発表する。
第21回[対面/face to face]:卒論発表2
4年生が卒業論文の内容について発表する。
第22回[対面/face to face]:卒論発表3
4年生が卒業論文の内容について発表する。
第23回[対面/face to face]:卒論発表4
4年生が卒業論文の内容について発表する。
第24回[対面/face to face]:プレ卒論構想1
3年生が現地調査を行い、取得したデータについて紹介する。
第25回[対面/face to face]:プレ卒論構想2
3年生が現地調査を行い、取得したデータについて紹介する。
第26回[対面/face to face]:プレ卒論構想3
3年生が現地調査を行い、取得したデータについて紹介する。
第27回[対面/face to face]:プレ卒論構想4
3年生が現地調査を行い、取得したデータについて紹介する。
第28回[対面/face to face]:卒論発表練習
4年生が卒論発表の練習を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本演習は、人前でプレゼンテーションを行うこと、他人のプレゼンテーションを聞くことが基本となる。人に伝えるための工夫を行い、人の考えを理解するための教養を身に着ける。そのために必要な準備学習・復習時間は、各2時間以上である。
テキスト(教科書)Textbooks
使用しない。演習で必要な資料は、前日までに学習支援システムでアップする。各自、持参すること。
参考書References
必要に応じて紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
少人数のゼミナールのため、すべての出席を原則とする(平常点100%)。やむを得ず欠席する場合は事前に連絡すること。1/3以上の欠席の場合は成績評価の対象外となる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
質問や意見、相談については時間の許す限り応じる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ノートパソコン、プロジェクター
その他の重要事項Others
受講に際しては、「生物・土壌地理学及び実験Ⅰ」や「生物・土壌地理学及び実験Ⅱ」など自然地理学関連の科目を履修していることが望ましい。また、就職活動や大学院への進学を目指す学生など進路相談にも応じます。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
自然地理学,植生地理学,植物生態学,民族植物学,土壌地理学,地生態学
<主な研究テーマ>
地すべり地形などの地表面の攪乱と植生分布に関する研究を行っており、その中でもカバノキ林の立地条件と更新様式に関する研究を主としている。近年では、地域資源活用に関する研究として、在来作物の探索や保全に関する研究もテーマとしている。
<近年の主な研究業績>
小川滋之ほか(2023)本州中部丘陵域におけるハンゴンソウの分布確認とその生育環境.埼玉県立自然の博物館研究報告17,81-84.
小川滋之(2022)上武山地の急峻な尾根にみられるオノオレカンバ林の立地条件と更新様式.植生学会誌39,77-84.
小川滋之(2021)本州中部,山梨県乙女高原にみられる発達したミズナラ―ヤエガワカンバ林のサイズ構造.中部森林研究69,89-92.
小川滋之(2020)種苗交換会の可能性と課題:埼玉県日高市の農家ネットワーク「たねのわ」を事例に.E-Journal GEO 15,165-172.
小川滋之(2020)西上州,下仁田町周辺にみられる在来キュウリの産地分布と形態的な特徴.下仁田町自然史館研究報告5,35-40.