文学部Faculty of Letters
GEO100BF（地理学 / Geography 100）地誌学概論Introduction to Geography
南 春英Chunying NAN
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3901 |
| 旧授業コードPrevious Class code | A3409 |
| 旧科目名Previous Class title | 地誌学概論（２） |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市G‐G601 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 2022年度以前入学生は「地誌学概論（２）（A3409）」を履修する（配当年次は2～4） |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 地理学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course introduces various fundamental knowledge of regional
geography to students taking this course. The goal of this course are
to obtain fundamental knowledge of various regions and to acquire the
ability to generally and systematically consider various geographical
phenomena.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four
hours to understand the course content.
Final grade will be calculated according to the following process Short
reports (40%), term-end examination (60%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
地理学は地誌学と系統地理学とに大別されます。本講義の到達目標は、講義を通して地誌学的アプローチを理解し、グローバル地誌とテーマ別地誌、比較交流地誌的アプローチを組み合わせて対象とする地域を説明できるようになることです。地域概念について理解し、空間スケールに着目しながら日本および世界の地理的多様性に関する知見を深めます。
到達目標Goal
本講義を受講することによって受講者は、特定の地域の特性や構造、およびその変化について、自然・人文地理学の様々な視点から理解・説明できることと、地域を科学的に見ることが出来るよう目指します。また、地図帳や統計を使って地域を空間的に把握出来るよう目指します。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は教員の講義方式で進めていく。講義形式で進めていく。毎回スライドを投影し、適宜プリントを配布する。スライドやプリントに多くの図や写真などを示すことで、視覚的に理解できるように努める。途中、授業理解の促進のために、DVD等を使用する予定です。
受講生には、授業後にペーパー（あるいは授業支援システム）を通して、感想・質問等のリアクションやミニ課題の提出をお願いすることがあります。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロ
授業内容の説明
第2回[対面/face to face]：地誌学とは
地誌学の目的とアプローチ
第3回[対面/face to face]：地誌学と国際理解教育
アジアにおける地誌教育
第4回[対面/face to face]：身近な事例
原宿：歴史と若者の街
第5回[対面/face to face]：世界の多様性①
生活と環境
第6回[対面/face to face]：世界の多様性②
世界の食肉文化
第7回[対面/face to face]：グローバル地誌①
現代世界のグローバル化地誌
第8回[対面/face to face]：グローバル地誌②
グローバリゼーションと日本
第9回[対面/face to face]：テーマ別地誌①
中国の多民族と文化の多様性
第10回[対面/face to face]：テーマ別地誌②
中国の都市化と課題
第11回[対面/face to face]：比較交流地誌①
朝鮮半島の文化
第12回[対面/face to face]：網羅累積地誌①
アメリカ合衆国の多様性
第13回[対面/face to face]：地域差①
自然環境と歴史からうまれた北京と上海の住民の省民性
第14回[対面/face to face]：まとめ
授業内試験を行う
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
予習として、講義で扱う地域を地図帳などで確認し、基本的な位置関係や地名を確認しておくことが求められます。また、講義中に紹介する文献をよむことを望みます。こうしたことから、各自がそれぞれ2時間以上自ら学ぶことを期待します。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しません。授業中に資料を配布します。書籍や文献は授業のなかで随時紹介するので、積極的に読んでください。
参考書References
時事的な社会情勢の理解に役立つよう、常に最新の題材を取り扱っていきたい。
可児弘明ほか（1998）『民族で読む中国』朝日新聞社
河上税・田村俊和（2009）『日本からみた世界の地域 世界地誌概説』原書房
菊地俊夫（2011）『日本』朝倉書店
国立国語院（2006）『韓国伝統文化事典』教育出版
高井潔司・藤野 彰・曽根康雄（2012）『現代中国を知るための40章』明石書店
帝国書院編集部（2019）『図説地理資料 世界の諸地域NOW』帝国書院
帝国書院編集部（2020）『新・世界の国々＜9＞ 世界各地の生活と環境』帝国書院
藤野 彰（2018）『現代中国を知るための52章』明石書店
矢ケ﨑典隆・加賀美雅弘・牛垣雄矢（2020）『地誌学概論』朝倉書店
立正大学地理学教室（2007）『日本の地誌』古今書院
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（授業外課題）：40％、期末試験（持ち込み不可）：60％で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
多くの資料・データを提示することで、受講者自身が考察を行った上で、講義内容を理解できる授業となることを心掛けます。