経済学部Faculty of Economics
ECN100CD（経済学 / Economics 100）企業と経済・基礎 BElementary Business Economics B
鈴木 豊Yutaka SUZUKI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | K6684 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 103 |
| 配当年次Grade | 1 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | ※現代ビジネス学科生のみ履修できます。 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
Following Spring Semester A, in the Fall Semester B, the first-year students of Department of Business Economics will learn the basic way of thinking and analysis of economics from both theoretical and practical perspectives, focusing on the perspectives of firms and business activities. In B, students will study Microeconomics. Before/after each lecture, students will be expected to spend four hours to fully understand the content. Final Grade will be decided based on the following: Term-end examination (70%) and Three assignments (problem sets) (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
春学期Aの講義に続いて、秋学期Bの講義では、「現代ビジネス学科」1年生が、企業とビジネス活動という切り口を中心に、理論と実際の両面から、経済学の基礎的な考え方、分析の仕方を学ぶ。Bでは「ミクロ経済学」を中心に学習する。
到達目標Goal
受講生は、講義を通じてミクロ経済学やゲーム理論の基礎理論をマスターし、同時にビジネス経済学の視点から、現実経済に対してアプローチするための問題意識を持つことが期待される。なお、本科目は「必修科目」であるので、2年次終了までに単位を取得しなければならない。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP7」「DP8」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
原則として教室での対面授業の形で進める。また、過年度のZoomでの動画配信やハイフレックス授業も概ね好評だったことから、その経験やコンテンツも活かしつつ、丁寧に進めて行く。受講生には、Hoppiiの「お知らせ」を通じて連絡し、「教材」や「課題」から授業資料や課題を入手できるようにする。課題提出へのフィードバックは、大人数授業のため、重要なポイントに絞って、適切に行う予定である。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：秋学期授業の概観
授業の概説：需要・供給と市場メカニズム。ゲーム理論について。
第2回[対面/face to face]：消費者行動の理論①
予算制約（消費可能性集合）、消費者の選好、効用と無差別曲線の概念。
第3回[対面/face to face]：消費者行動の理論②
予算制約下の効用最大化、需要関数の導出①。
第4回[対面/face to face]：消費者行動の理論③
予算制約下の効用最大化、需要関数の導出②→集計。いくつかの比較静学。
第5回[対面/face to face]：消費者行動の理論④
応用：消費者余剰、飲み放題、ディズニーランドの料金設定（二部料金制）など
第6回[対面/face to face]：企業行動の理論①
企業とは。生産関数とその意味。限界生産性の概念。
第7回[対面/face to face]：企業行動の理論②
利潤最大化の問題と企業の供給関数の導出→集計
第8回[対面/face to face]：企業行動の理論③
新古典派企業理論、岩井法人理論、企業統治の多様性。
第9回[対面/face to face]：練習問題（提出課題）の解説。消費者理論、企業理論。
最適化の1階条件などを使った計算問題の解き方。消費者理論、企業理論の計算問題。
第10回[対面/face to face]：市場の需要，供給曲線とその応用
市場の均衡と需要供給曲線を使った「政策効果」の分析。高校の「政治経済」との接続。
第11回[対面/face to face]：ゲーム理論入門①
ゲーム理論～ゲームとは何か。「囚人のジレンマ」とその応用。
第12回[対面/face to face]：ゲーム理論入門②
チキンゲーム、立地ゲームなどの紹介。「ナッシュ均衡」の概念。
第13回[対面/face to face]：ゲーム理論入門③
調整ゲームなど、ゲームのさらなる紹介と応用例。
第14回[対面/face to face]：インセンティブの経済学
企業の経営者や従業員の「やる気」を引き出す。制度設計への応用など。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業ノートおよび配布資料の理解と確認をその都度行っていくこと。配布資料は「授業支援システム」にアップするので、利用すること。
テキスト（教科書）Textbooks
前半については、授業内でレジュメや参考資料を配布する。後半については、鈴木豊『完全理解 ゲーム理論・契約理論 第2版』（勁草書房）を教科書とする。
参考書References
①ミクロ経済学：伊藤元重『はじめての経済学』日経文庫，同『入門経済学』日本評論社 ②ゲーム理論：岡田章『ゲーム理論・入門』有斐閣，武藤滋夫『ゲーム理論入門』日経文庫 ③日本経済：池上彰『経済のニュースが面白いほどわかる本』中経文庫 ④企業経営，組織の経済学：岩井克人『会社はこれからどうなるのか』平凡社，新原浩朗『日本の優秀企業研究』日経ビジネス文庫，中島隆信『こうして組織は失敗する』中公新書
成績評価の方法と基準Grading criteria
数回の課題提出（３０％）および期末試験（７０％）の合計で評価する。課題提出へのフィードバックは、大人数授業のため、ポイントを絞って適切に行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
1年次の経済学の基本科目であるので、授業内容を丁寧に、適切に講義し、目標達成につなげていきたい。提出課題へのフィードバック（解説と補足説明）は好評であったので、継続したい。教室内の授業規律（私語の注意など）も適切に実現させたい。