経済学部Faculty of Economics
ECN300CA（経済学 / Economics 300）社会政策論ＡSocial Policy A
和久津 尚彦Naohiko WAKUTSU
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 経済学部Faculty of Economics |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | K6233 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | オンライン/online |
| 配当年次Grade | 3 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（2015年度以前入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリー（2016年度以降入学生） | 専門教育科目 |
| カテゴリーCategory |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to acquire basic knowledge of and analytical skills to the issues on health care policies, using economics. This year, an particular attention is given to those on health care providing system. The learning goals are to understand and explain the basic features of the Japanese health care system; to understand and explain ongoing issues in that system; and to analyze those issues using economics. Final grade will be decided based on short reports (30%) and a term-end report (70%). The desirable hours spent outside of classroom are two hours for preparation and two hours for review.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義では現代社会の主として医療に関する諸課題とその政策対応を理解し、経済学の視点から分析する能力を身につけることを目的とする。医療政策は医療提供体制と医療保障に関するものに大別できる。本講義は医療提供体制に関する諸問題を中心に扱う。
到達目標Goal
・日本の医療分野の現状と課題を理解し説明できる。
・日本の医療制度の概要を理解し説明できる。
・日本の医療に関する諸課題への政策対応を経済学の知見に基づき考察できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP9」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
本講義はオンデマンドシステムで配信する講義コンテンツ並びに学習支援システムにおける情報提供、課題提出を通じて基本的に実施する。そのため適宜、学習支援システムのコースページの確認を怠らないこと。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：ガイダンス
授業全体の説明、医療と経済学の関わり
2[オンライン/online]：日本の医療制度の枠組みと政策課題
日本の医療提供体制、医療保障制度および政策課題の概説
3[オンライン/online]：医療と情報：理論編
医療市場の広告規制と経済学的根拠、医療情報
4[オンライン/online]：医療と情報：実証編
関連する国内外の実証研究結果の紹介と検討
5[オンライン/online]：医療における競争と規制：理論編
広告規制以外の医療市場における規制と経済学的根拠
6[オンライン/online]：医療における競争と規制：実証編
関連する国内外の実証研究結果の紹介と検討
7[オンライン/online]：前半のまとめ
前半の内容の補足・確認
8[オンライン/online]：医療の機能分化：理論編
かかりつけ医、エージェンシー問題、機能分化
9[オンライン/online]：医療の機能分化：実証編
関連する国内外の実証研究結果の紹介と検討
10[オンライン/online]：供給者誘発需要：理論編
供給者誘発需要仮説、病床規制
11[オンライン/online]：供給者誘発需要：実証編
関連する国内外の実証研究結果の紹介と検討
12[オンライン/online]：健康行動への介入：理論編
肥満の医学的・社会的問題、メタボ検診、ナッジ
13[オンライン/online]：健康行動への介入：実証編
関連する国内外の実証研究結果の紹介と検討
14[オンライン/online]：後半のまとめ
後半の内容の確認・補足
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内でも様々な医療制度の目的や沿革、背景などを概説するが、日頃から医療に関する時事的トピックスの新聞記事・雑誌記事に関心をもって目を通すことが望ましい。
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しない。主に下記の参考書を参考に作成した資料を配布する。
参考書References
河口洋行 『医療の経済学(第4版)』 日本評論社 2020年
成績評価の方法と基準Grading criteria
小レポート（複数回、計30％）、期末レポート（70％）で評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講生の便宜を図るため資料の事前配布につとめる。
その他の重要事項Others
授業計画の細部については、適宜変更を加えることがある。