文学部Faculty of Letters
HIS200BE （史学 / History 200）日本史特講XISpecial Lecture on Japanese History XI
小倉 慈司Shigeji OGURA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3216 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y801 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | ○ |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | ○ |
| カテゴリーCategory | 史学科 |
| 他学科公開科目 | ○ |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
This course aims to teach students basic knowledge and research methods about the Japanese classical history book, " Rikkokushi"(Six National Histories of Japan chronicling the history of Japan from the earliest times to 887). At the end of the course, students are expected to be able to read Japanese classical records and investigate them.
Before/after each class meeting, students will be expected to spend four hours understanding the course contents.
The overall class grade will be determined by the following criteria: Quizzes and Reports: 80%, Contribution during class: 20%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この講義は、⽇本古代の史書について、特に「六国史」と呼ばれた「正史」のうちの『⽇本書紀』『続日本紀』を中心に、その基礎的な知識や調査・研究の⽅法を習得することを目的とする。古代の人々はどのようにして歴史を記録し、編纂したのか、そしてそのようにして完成した史書はどのように受け継がれて現在まで伝来してきたのか。史書に記された具体的な記事も読解しつつ、古代史研究の基礎を身につける。
到達目標Goal
１古代史史料に関する基礎知識を身につける。２古代史の文献史料を読解する力を身につける。３史料批判の能力を養い、論理的思考力を鍛える。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は講義形式（対面授業）で進めます。実際に史料を読んでもらったり、アンケート・小テストを実施することもあります。主体的かつ問題意識をもって授業に取り組むことを望みます。リアクションペーパーや小テストの結果については、次回以降の授業のなかで紹介したり、授業内容に反映させていきます。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：記録するということ
ガイダンス、漢字文化の伝来
第2回[対面/face to face]：テキストと史書の伝来
写本と刊本、校訂、注釈書
第3回[対面/face to face]：日本書紀の編纂過程
帝紀・旧辞、天武朝の編纂事業、古事記との関係
第4回[対面/face to face]：日本書紀の神話
神代巻の内容
第5回[対面/face to face]：天皇系譜
皇位継承の変遷
第6回[対面/face to face]：日本書紀の対外関係記事
外国史料との関係
第7回[対面/face to face]：乙巳の変と政治改革
大化改新研究、出土文字資料との関係
第8回[対面/face to face]：壬申の乱と天武・持統朝
７世紀後半の動き
第9回[対面/face to face]：続日本紀の編纂過程
複数にわたる修史事業
第10回[対面/face to face]：続日本紀のテキスト
新訂増補国史大系、朝日新聞社本、新日本古典文学大系
第11回[対面/face to face]：聖武天皇の時代
長屋王の変と光明立后、大仏開眼
第12回[対面/face to face]：続日本紀に見える祥瑞
改元記事
第13回[対面/face to face]：風土記の編纂
風土記の記事の特徴
第14回[対面/face to face]：光仁天皇から桓武天皇へ
皇位継承、早良親王事件
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
配布資料は事前に読んでおいてください。この講義の準備・復習時間は各２時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しません。授業に必要な史料は配布します。必ず持参してください。
参考書References
遠藤慶太『六国史』（中公新書、2016年）
遠藤慶太ほか編『日本書紀の誕生』（八木書店、2018年）
ほか、授業中に紹介していきます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価は授業参加への積極性（20％）、小テストやレポート課題（80％）を総合しておこないます。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
学習支援システムを利用します。