文学部Faculty of Letters
HIS100BE(史学 / History 100)西洋史序説Outline of Western History
阿部 衛Mamoru ABE
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A3215 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市Y‐Y404 |
配当年次Grade | 1 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | ○ |
カテゴリーCategory | 史学科 |
他学科公開科目 | ○ |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
【Course outline】
Within world history, we will focus on Western history, giving comprehensive lectures on important events from ancient times to the present day. In class, historical materials are presented as appropriate, and students consider what interpretations can be derived from the materials that led to the formation of today's historical image. Rather than simply remembering historically important events, we place emphasis on understanding their history and background.
【Learning Objectives】
In this class, we have set the following three goals.
(1) Be able to systematically understand Western history from ancient times to the present day
(2) Be able to understand the possibilities and limitations of historical materials.
(3) Be able to evaluate events relatively without being bound by modern values.
【Learning activities outside of classroom】
Prepare and review using the handouts distributed in each class (2 hours each). Read the references as appropriate to deepen your understanding.
【Grading Criteria /Policy】
Reaction paper …60%
Final exam or report at the end of the semester…40%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
世界史のなかでも、とりわけ西洋史に焦点をあて、古代から現代に至るまでの重要な事象について通史的に講義する。授業では、適宜史料が提示され、その史料からいかなる解釈が引き出され、今日の歴史像の形成にいたったのかを考える。歴史的に重要な事象を単に記憶することではなく、その経緯や背景を理解することを重視している。
到達目標Goal
この授業では以下の三点を到達目標に設定している。
(1)古代から現代までの西洋の歴史を体系的に理解できる
(2)史料の可能性と限界を理解できる。
(3)現代的価値観にとらわれず、相対的に事象を評価できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
この授業は講義形式で行う。
毎回事前に講義の資料を学習支援システムを通して配布するので、各自ダウンロードないしは印刷して授業に臨んでもらう。
毎回の授業の最後に400字程度のリアクションペーパーを提出してもらう。
毎回の授業の冒頭で、前回の授業の復習とリアクションペーパーに対するフィードバックの時間を設ける。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:イントロダクション
授業の進め方と目標について確認する。
第2回[対面/face to face]:古代1:古代ギリシア
古代ギリシア文明の誕生と発展、そして衰退について考える。
第3回[対面/face to face]:古代2:ローマ(王政~共和政)
ローマが都市国家からいかにして帝国へと発展していったのかを考える。
第4回[対面/face to face]:古代3:ローマ(帝政期)
ローマ帝国はいかにして共和政から帝政へと移行したのか、そしてその後も共和政に戻ることはなく、帝政が維持されたのかを考える。
第5回[対面/face to face]:中世1:中世ヨーロッパ世界の成立
古代から中世へとヨーロッパがいかにして移行していったのかを考える。
第6回[対面/face to face]:中世2:中世ヨーロッパ世界の成熟
教皇と皇帝の関係性はいかにして変化していったのかを考える。
第7回[対面/face to face]:中世3:中世ヨーロッパ世界の変貌
黒死病や戦争そして飢饉をいかにしてヨーロッパ社会が超克し、その結果、何がもたらされたのかを考える。
第8回[対面/face to face]:近世1:主権国家体制の成立
ヨーロッパにおける主権国家体制の成立について戦争との関係に注目しながら考える。
第9回[対面/face to face]:近世2:近世的統治体制の終焉
近世的統治体制に終わりをもたらした要因について、啓蒙思想やブルジョワの誕生に注目して考える。
第10回[対面/face to face]:近現代1:近代の幕開け
産業革命やフランス革命はいかなる社会的背景から生じることとなったのかを考える。
第11回[対面/face to face]:近現代2:「国民国家」への歩みと帝国主義
「国民国家」がいかなる社会的状況を背景に形成され、その後の世界に何をもたらしたのかを考える。
第12回[対面/face to face]:近現代3:二つの大戦
二つの世界大戦はいかなる社会的背景から勃発し、その後いかにして解決が図られたのかを考える。
第13回[対面/face to face]:近現代4:東西冷戦とその後の世界
米ソの対立構造はいかにして形成され、世界にいかなる影響を与えたのかを考える。
第14回[対面/face to face]:まとめ
これまでの授業を振り返り、整理する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の授業で配布されるプリントを参考に予習と復習をすること(各2時間)。適宜参考文献を読み、理解を深めること。
テキスト(教科書)Textbooks
特に指定なし。
参考書References
1. 服部良久、南川高志、山辺規子編、『大学で学ぶ世界史[古代・中世]』、ミネルヴァ書房、2006年
2. 山川哲、上垣豊、山田史郎編、『大学で学ぶ世界史[近現代]』、ミネルヴァ書房、2011年
3. 中井義明ほか著、『教養のための西洋史入門』、ミネルヴァ書房、2007年
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点(リアクションペーパー)…60%
学期末の期末試験ないしレポート…40%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
資料の配布や課題提出に学習支援システムを用いるため、パソコンやタブレット端末などの持参を推奨する。
その他の重要事項Others
授業計画はあくまで目安であり、受講者の理解度に応じて適宜変更される。