文学部Faculty of Letters
HIS300BE（史学 / History 300）東洋史物質資料演習Seminar on Oriental Material Culture
徳留 大輔Daisuke TOKUDOME
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A3210 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 史学科資料室･整理室 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリーCategory | 史学科 |
| 他学科公開科目 | |
| クラスGroup | |
| 昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
【Course outline and Learning Objectives】Through reading texts (in Chinese) on Chinese archaeology, art, architecture, and crafts, we will be able to find clues to understanding and resaceh method for rearching material culture in East Asian Area.
【Learning activities outside of classroom】Need two hours in a day.
【Grading Criteria /Policy】Based on class performance 70 per cent and term paper 30 per cent.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
東アジア物質資料への理解
到達目標Goal
中国考古・美術・建築・工芸に関するテキスト（中国語）の講読を通じて物質資料の種類・性格を理解する手掛かりを見出すとともに、資料整理の方法を習得することができます。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
『漢代物質文化資料図説』（中国国家博物館学術叢書）をテキストとして用い、その講読と内容発表を行います。そして１）各自が興味をもつテーマをテキストの中より選び、２）そのテーマを研究する上で必要な研究文献や研究資料の収集を行い、３）報告資料を作成・口頭発表を行ってもらいます。このためには物を見る力を養い、関連する資料を如何に見出し資料の性格を理論的に組み立てていくか、という問題を互いに議論していく必要があります。
前半では、まずテキストを読み解き、特別な用語に慣れることに主眼をおきます。テキストは現代中国語です。このため読解に慣れた上級生と不慣れな下級生との組み合わせで担当するテーマについて、内容の要約と説明を行ってもらいます。後半では各自の研究計画テーマに沿ってテキストよりテーマを選択し発表してもらいます。この際には互いに論評し合うことによって各々がより良い研究への方向性を見出していくことを期待します。
課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行う予定です。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：導入１
年間計画・テキストの説明と配布
第2回[対面/face to face]：導入２
基本書籍・工具書の紹介
第3回[対面/face to face]：導入３
図書館利用や文献利用の在り方についての紹介
第4回[対面/face to face]：テキストの講読１
課題文献（『漢代物質文化資料図説』）の講読１
第5回[対面/face to face]：テキストの講読２
課題文献の講読２
第6回[対面/face to face]：テキストの講読３
課題文献の講読３
第7回[対面/face to face]：テキストの講読４
課題文献の講読４
第8回[対面/face to face]：テキストの講読５
課題文献の講読５
第9回[対面/face to face]：テキストの講読と発表 1
『漢代物質文化資料図説』自由選択テーマ、第1回
第10回[対面/face to face]：テキストの講読と発表２
『漢代物質文化資料図説』自由選択テーマ、第２回
第11回[対面/face to face]：テキストの講読と発表３
『漢代物質文化資料図説』自由選択テーマ、第３回
第12回[対面/face to face]：博物館見学
東京国立博物館見学
第13回[対面/face to face]：研究発表1
４年生対象１
第14回[対面/face to face]：研究発表２
４年生対象２
第15回[対面/face to face]：テキストの講読と発表４
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第１回
第16回[対面/face to face]：テキストの講読と発表５
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第２回
第17回[対面/face to face]：美術館見学
出光美術館の見学
第18回[対面/face to face]：テキストの講読と発表６
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第３回
第19回[対面/face to face]：テキストの講読と発表７
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第４回
第20回[対面/face to face]：テキストの講読と発表８
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第５回
第21回[対面/face to face]：テキストの講読と発表９
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第６回
第22回[対面/face to face]：テキストの講読と発表10
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第７回
第23回[対面/face to face]：テキストの講読と発表11
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第８回
第24回[対面/face to face]：テキストの講読と発表12
資料・課題文献（『漢代物質文化資料図説』）をもとにした研究テーマ別の研究発表、第９回
第25回[対面/face to face]：研究計画発表1
３年生対象1
第26回[対面/face to face]：研究計画発表２
３年生対象2
第27回[対面/face to face]：研究計画発表３
２年生対象１
第28回[対面/face to face]：研究計画発表４
２年生対象２
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
演習で見学する博物館・美術館や図書館だけでなく、都内各所で開催される展覧会
などに積極的に出掛け、資料・作品を見る目を培ってもらいたいと思います。見学の際にはなぜその作品がその章・場所に展示されているのか、そのバックグランドを考えながら見てください。また（塩沢先生）研究室の図書を積極的に活用し、また上級生や同級生との議論を重ねながら自分が研究しようとするテーマを定めるようにしてください。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
『漢代物質文化資料図説』（中国国家博物館学術叢書）を用いますが、プリントして授業にて配布します。また参考用といて『中国古代物質文化史』（開明出版社）についても紹介します。
参考書References
授業の進行に合わせ適宜紹介していきますが、（塩沢先生）研究室所蔵の資料を積極的に活用してください。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点 70 ％、レポート課題 30 ％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義でとりあげる物質文化資料・作品を、教科書だけでなく博物館・美術館で実際にモノをみることで、学んだことをよりリアリティーをもって相対化できるようになる。また実物の資料をもと理論立てて物事を説明できるプロセスを学ぶことができる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
とくにありません。
その他の重要事項Others
教員は、現役の美術館学芸員であり、実際に作品や資料を日常的に取り扱っている。その経験をもとに物質資料をどのように研究や展覧会で使用するために資料化するのか、そのプロセスを学生と一緒に共有することができる。