文学部Faculty of Letters
LIT300BD(文学 / Literature 300)英米文学演習(1)BSeminar in English and American Literature (1) B
波戸岡 景太Keita HATOOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A2944 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市BT‐0904 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 英文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
This is an interdisciplinary course, incorporating analysis of short stories, films, lyrics, musicals, video games, and graphic novels in 20th and 21st century America.
Learning activities outside of classroom:
Before/after each class meeting, students are expected to spend 2 hours respectively to understand the course content.
Grading shall be as follows:
1) Participation and discussion (20%)
2) Short critical essays (40%)
2) Term paper (40%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
春学期に引き続き、現代アメリカの文学作品やポップカルチャーについての文章を読みながら、作品の鑑賞方法と批評の書き方を学びます。扱うコンテンツは、小説、映画、漫画、ミュージカル、アニメーション、歌詞、ゲーム……と多岐にわたりますが、そのいずれもが「現代アメリカ文学」の重要な一部であることを理解し、新世代の創作原理を学びます。
到達目標Goal
・自分の感想を大切にしながらも、客観的な作品評価ができるようになる。
・個々の作品の成立過程を、文学史や文化史を参照して調べられるようになる。
・アメリカ社会における「文学的なるもの」の役割を理解できるようになる。
・現代における「芸術作品が持つ大衆性」を見抜くことができるようになる。
・現代における「大衆文化に潜む芸術性」を見抜くことができるようになる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業の進行は、教員による「課題文の概説」、受講者が主体となった「課題解決型学習」、教員の指導に従って受講者が実施する「批評文の執筆」の3回を1セットとし、1学期に合計4セットを行います。
提出された批評文については、まずは授業内で学生同士のフィードバックを行ない、最後に担当教員から総評を伝えます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:ガイダンス:アメリカ文学とアジア系について
使用する教材の説明、授業の進め方の確認など。
第2回[対面/face to face]:(概説)Ruth Ozekiの小説No-No Boyを分析する
作品を精読したあと、本作についての批評文、ならびに作者自身のエッセイを読解する。
第3回[対面/face to face]:(学習)No-No Boyから課題を探る
日系アメリカ人の歴史を調べ、本作の内容を分析した上でグループごとに発表する。
第4回[対面/face to face]:(執筆)No-No Boyの批評文を書く
概説の内容と学習で得た発見をもとに、各自で400字程度の批評文を執筆する。
第5回[対面/face to face]:(概説)George Takei(他)のグラフィックノベルThey Called Us Enemyを分析する
作品を精読したあと、本作についての批評文を読解する。
第6回[対面/face to face]:(学習)They Called Us Enemyから課題を探る
日系アメリカ人の歴史を調査することで本作の理解を深め、グループごとに発表する。
第7回[対面/face to face]:(執筆)They Called Us Enemyの批評文を書く
概説の内容と学習で得た発見をもとに、各自で400字程度の批評文を執筆する。
第8回[対面/face to face]:(概説)映画Crazy Rich Asiansを分析する
同作についてのレビューを読み解きながら、本作のアジア系表象を分析する。
第9回[対面/face to face]:(学習)Crazy Rich Asiansから課題を探る
原作との比較を通して、本作の独自性を明らかにし、グループごとに発表する。
第10回[対面/face to face]:(執筆)Crazy Rich Asiansの批評文を書く
概説の内容と学習で得た発見をもとに、各自で400字程度の批評文を執筆する。
第11回[対面/face to face]:(概説)Ted Chiangの短編小説"The Great Silence"を分析する
作品を精読したあとに、本作についての批評文を読解する。
第12回[対面/face to face]:(学習)"The Great Silence"から課題を探る
絶滅のナラティブの歴史を概観しつつ本作の独自性を明らかにし、グループごとに発表する。
第13回[対面/face to face]:(執筆)"The Great Silence"の批評文を書く
概説の内容と学習で得た発見をもとに、各自で400字程度の批評文を執筆する。
第14回[対面/face to face]:まとめ
各セットで執筆した批評文4本の中から1本を清書し、期末レポートを作成する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業内で使用する教材データは事前にオンラインで配付しますので、「課題文の概説」の回には課題文(英語)の語彙調べを行い、「課題解決型学習」の回には参考資料の確認をし、そして「批評文の執筆」の回にはあらかじめ授業で執筆する内容を箇条書きにしておいてください(これらの作業を従前に実施するためには、2時間ほどが必要です)。また、各授業の後には、授業内容の復習(1時間)と、映像資料の視聴(1時間)を行ってください。
テキスト(教科書)Textbooks
担当教員が作成した印刷物をオンラインで配布しますので、授業準備の段階で各自ダウンロード/プリントアウトをして下さい。
参考書References
1)テッド・チャン『息吹』(大森望訳、ハヤカワ文庫、2023年)
2)ジョン・オカダ『ノーノー・ボーイ』(川井龍介訳、旬報社、2016年)
成績評価の方法と基準Grading criteria
グループワークや学習状況にもとづく平常点(20%)、各セットで執筆した批評文4本の評価(40%)、最終回に作成した期末レポート(40%)を合計し、60%以上を合格とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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