文学部Faculty of Letters
LIN300BD(言語学 / Linguistics 300)英語学演習(2)ASeminar in English Language (2) A
椎名 美智Michi SHIINA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 文学部Faculty of Letters |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A2937 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S202 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 英文学科 |
他学科公開科目 | |
クラスGroup | |
昼夜表記Day or Night |
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Outline (in English)
The purpose of this course is to acquire linguistic knowledge on pragmatics and discourse analysis. The students are required to read the text before and after the class. By the end of the semester, the students will have enough linguistic knowledge on pragmatics and adequate skills to analyze their own communication in everyday life.
The evaluation will be based on the contribution to the class (20%) and the term end report (80%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この演習では、「語用論」の理論的枠組みを学び、様々な言語現象を分析する技術・能力・言語センスを身につける訓練をします。自分自身のコミュニケーションを見つめなおすヒントにもなるでしょう。
到達目標Goal
この演習の目標は、まず「語用論」の理論的枠組みを実際のコミュニケーションの分析に応用した研究論文を批判的に読解できるようになることです。最終的な目標は、そうした言語分析の研究方法を自らの研究に応用し、研究論文が執筆できるようになることです。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業形態は基本的には対面です。変更する場合は、Hoppiiで連絡します。担当を決めるので、履修する学生は必ず出席してください。ワークショップ方式の授業なので、基本的に学生の主体的な活動を中心に進んでいきます。毎時間、教員がテキストの担当箇所を概説し指示をするので、学生はその指示に従って、自分のコミュニケーションについて自分なりに考えて、それを論述・記述していきます。初回に履修ガイダンスをしますので、必ず第一回目の授業に出席してください。オフィスアワーに、研究の仕方、レポートのコンサルテーションをします。学期末には、自分の研究論文が仕上がっているように指導していきます。
リアクションペーパーは毎時間、提出していただきます。授業の初めに、前回の授業に提出されたリアクションペーパーからいくつか取り上げて、全体に対してフィードバックを行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
研究領域の概説と履修条件について
第2回[対面/face to face]:Chapter 1: Greeting
語用論の理論の概説と演習
第3回[対面/face to face]:Chapter 2: Communicative competence
学生による演習と議論
第4回[対面/face to face]:Chapter 3: What is pragmatics?
学生による演習と議論
第5回[対面/face to face]:Chapter 4: Speech acts
学生による演習と議論
第6回[対面/face to face]:Chapter 5: Research 1: A speech act, apology
学生による演習と議論
第7回[対面/face to face]:Chapter 6: Conversational implicature
学生による演習と議論
第8回[対面/face to face]:Chapter 7: Indirect speech acts
学生による演習と議論
第9回[対面/face to face]:Revision
ここまでやったことを振り返る
第10回[対面/face to face]:Chapter 8: Politeness (1): flouting rules of politeness
学生による演習と議論
第11回[対面/face to face]:Chapter 9: Politeness (2): politeness principle
学生による演習と議論
第12回[対面/face to face]:Chapter 10: Politeness in Making a request
学生による演習と議論
第13回[対面/face to face]:Chapter 11: Cross-cultural pragmatics
学生による演習と議論
第14回[対面/face to face]:Chapter 12: Conducting Research
春学期のまとめ、これまでの授業のまとめに加え、レポート等、課題に対する講評や解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
学生は、授業で扱う予定の箇所を必ず読んで予習をして授業に臨む必要があります。準備・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
田中典子著『Pragmatics Workshop- プラグマティックス・ワークショップ:身のまわりの言葉を語用論的に見る』春風社
各自、アマゾン等で入手してください。他にも日本語のテクストを使う予定です。
参考書References
語用論に関する文献を適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席は毎回とります。3回以上欠席した学生は、それ以降の受講資格を失います。授業への貢献(発表、発言など)20%、レポート80%で評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
レポートの執筆指導とフィードバックを丁寧に行い、卒論執筆にスムーズに進めるように指導します。オフィス・アワーは、今年度もひきつづき4年生の論文執筆のためのコンサルテーションのために主に使いますが、3年生の相談にも喜んでのりますので、遠慮をしないで研究室に来て下さい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
パワーポイント、ハンドアウト
その他の重要事項Others
単位取得のためには、必ず秋学期の英語学演習(2)Bを引き続き履修しなければなりません。
また椎名に卒論を指導してほしい4年生は、単位に関係なく必ず履修してください。この演習は卒論指導に関して学生と教員が連絡をとる場でもあります。卒論に関する重要な連絡はすべてこの授業の前後に行われるので、履修していないと、実質的に卒論指導が受けられません。よって、木曜6限も空けておいてください。積極的にゼミとゼミ関連の活動に参加する学生にだけ履修してほしいタイプのゼミです。
オフィスアワーは木曜4限です。事前に予約メールをください。授業で詳しく説明します。