キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies
CAR100MA（キャリア教育 / Career education 100）ライフコース論Life Course Studies
武石 惠美子Emiko TAKEISHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | キャリアデザイン学部Faculty of Lifelong Learning and Career Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C7084 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 水3/Wed.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | F306 |
| 配当年次Grade | 1～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | ○ |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（新）Category (2019) |
基幹科目 選択 |
| カテゴリー（旧）Category (2017) |
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Outline (in English)
【Course outline】 This course is intended that students acquire the knowledge about the theme that an individual faces at each life stage, the understanding about the resource included the social system. Conventionally, the life has been caught by the word "life cycle", but the life is unique individually, and the same pattern is not repeated. Students will be able to understand the background where "life course" came to attract attention of and understand the basics about the concept of " life course". In addition, they will learn about the way of a viewpoint and the interpretation of various data about life course.
【Learning Objectives】 The goal of this course is to understand the diversity of career patterns that arise in the interaction between individuals and society, and to examine individual lifestyles and social systems.
【Learning activities outside of classroom】 Before/after each class, students will be expected to spend 2 hours to understand the course content.
【Grading Criteria /Policy】 Final grade will be calculated according to the following process
Term-end examination (60%) and in-class contribution(40%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
キャリアをデザインしようとする上で、個々人が人生の各段階でどういう課題を担っているのか、それに対して社会にはどのようなリソースがあるのかについて、基礎的な知識を獲得します。特に、従来「ライフサイクル＝人生の周期」という言葉で人生がとらえられてきましたが、人生は一人ひとりユニークなものであり、あるパターンが繰り返されるわけではないことから、「ライフコース」が注目されるようになってきた背景を踏まえ、「ライフコース」の意味や概念についての基礎を理解しましょう。その上で、出生から高齢期にいたるまでの重要なライフイベントに着目し、その時代的な変化、国際比較等によるライフコースの多様性についての思考力を深めるとともに、ライフコースに関わる様々なデータの見方や解釈の仕方についても学ぶことで、実証的なアプローチの方法についても理解し活用できるようにします。
到達目標Goal
この授業は、個人と社会の相互作用の中で生じるキャリアのパターンの多様性を理解し、個人の生き方や社会システムを検討することを目的とします。ライフコースの時代的な変化とその背景、国際比較を通じた社会構造とライフコースの関係性について理解を深め、少子化、雇用不安、格差問題といった現代社会の問題が、どのような社会的状況から生じているのか、その解決のために今何が求められているのか、といった課題設定を行い、それに「ライフコース」の視点からアプローチができるようになることが到達目標です。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業は講義を中心に進めます。
適宜ミニレポート等を書いてもらい、それによって出席を確認します。
この授業で使用する資料等は、法政大学のwebサイト上にある「学習支援システム」において受講登録者に授業の前に提供します。授業に出席する際には、この資料をプリントアウトしてくることが必須となります。また、欠席した場合などは、ここで必ず資料を確認してください。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]：オリエンテーション ライフコースとは何か？
授業のオリエンテーション、ライフコースの概念
2[対面/face to face]：なぜ今ライフコース・アプローチなのか？
ライフサイクルとライフコースの違い、ライフコースの考え方の背景
3[対面/face to face]：ライフコース論の基礎的な概念
ライフコース論をとらえる視点、ライフコースへのアプローチの方法
4[対面/face to face]：児童期から青年期へ
児童期の変化、国際比較、ポスト青年期の登場
5[対面/face to face]：青年期から成人期へ
学校から職業への移行期の変化
6[対面/face to face]：社会変動とライフコース
社会変動がライフコースに及ぼす影響
7[対面/face to face]：ジェンダーとライフコース
ジェンダー概念、ジェンダーによるライフコースの特徴
8[対面/face to face]：成人期：家族の形成
家族の形成（結婚）、結婚をめぐる変化、国際比較
9[対面/face to face]：成人期：出産、子育て
出産行動の変化とその背景、課題、少子化について
10[対面/face to face]：働き方
雇用システムの特徴、働き方との関わり、働き方の課題
11[対面/face to face]：女性のライフコース
女性のライフコースをめぐる変化、現状、課題
12[対面/face to face]：男性のライフコース
男性のライフコースをめぐる変化、現状、課題
13[対面/face to face]：高齢期
就業から引退へ、高齢期の就業、引退後の生活構造
14[対面/face to face]：授業内試験
授業内試験を実施
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で使う資料は学習支援システムを通じて事前に提供するので、それを必ずプリントアウトして、全体を読んでから授業に出席してください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは指定しません。授業で適宜紹介します。
参考書References
武石恵美子『キャリア開発論－自律性と多様性に向き合う（第2版）』中央経済社.
その他、授業の中でテーマに沿った参考文献を紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は、試験結果と授業出席内容で行います。試験を重視し、出席内容（ミニレポート形式、内容も重視する）を加味して評価します。
期末試験60％、平常点40％。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
様々なデータを紹介して、データの見方、解釈の仕方も学ぶようにします。