人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
SOC400HA（社会学 / Sociology 400）研究会ASeminars
櫻井 洋介Yosuke SAKURAI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C3020 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 木4/Thu.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市BT‐0907 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | 定員制 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category |
展開科目 研究会 |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category |
展開科目 研究会 |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
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Outline (in English)
【Course outline】
This seminar will focus on the theme of "Business and Human Rights," which has been attracting attention in the context of corporate social responsibility (CSR) and sustainability management in recent years. We will learn about responsible corporate management from a variety of perspectives related to "people," including social issues such as child labor in the supply chain, and corporate management issues such as diversity management and the realization of decent work.
【Learning Objectives】
Students will deepen their knowledge of "Business and Human Rights" and "Labor CSR" and acquire the ability to consider the relationship between " business" and "people" from the perspective of Responsible Business Conduct.
In addition, through group work, individual presentations, and the writing of a thesis, students will develop communication and presentation skills, problem-solving skills, and logical thinking skills, and acquire a foundation of academic skills.
【Learning activities outside of classroom】
Students are expected to research the topics to be discussed in the seminar in advance and prepare to express their own opinions during the discussion.
In addition, students are required to prepare for group and individual presentations outside of class. Make sure to prepare resumes and other materials for your group and individual presentations.
Students are expected to decide on their own areas of interest and conduct research independently.
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
【Grading Criteria /Policy】
Usual performance score (100%): Participation in discussions, contribution to group work and seminar activities, and the content of group and individual presentations will be comprehensively evaluated.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
「人権尊重の経営と労働CSR」
本ゼミでは、近年、企業の社会的責任（ＣＳＲ）やサステナビリティ経営の文脈で注目を集めている「ビジネスと人権」をテーマに扱います。サプライチェーン上の児童労働などの社会的な問題や、ダイバーシティ経営、働きやすい人間らしい仕事（ディーセントワーク）の実現といった企業経営上の課題など、「人」に関連する様々な切り口から、責任ある企業経営の在り方を学んでいきます。
グループワーク等を通じて自身の関心領域や問題意識を設定していき、最終的にはゼミ研究論文を執筆することを目指します。
到達目標Goal
「ビジネスと人権」や「労働CSR」に関する知見を深め、責任ある企業行動の観点から「企業」と「人」との関係性を考察する力を身に付ける。
また、グループワークや個人発表、論文の執筆を通じて、コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力、課題設定能力や論理的思考力等を鍛え、アカデミックスキルの基礎を身に付ける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
テキストの講読を行い、その内容をもとにディスカッション形式で進行することを基本とします。また、春学期はグループ発表、秋学期は個人発表を実施してもらうことを想定しています（ゼミ生の人数等に応じて変更の可能性があります）。また、スケジュールやゼミ生の関心領域等に応じて、ゲストスピーカーの招聘や校外学習（企業見学や他組織との交流、イベントへの参加、ゼミ合宿等）も実施する可能性があります。
今年度より募集開始するゼミですので、ゼミ生の皆さんのご要望も聞きながら実施できればと思います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
ゼミ生同士の自己紹介を行い、合わせて今後のゼミの進め方や年間スケジュールについて確認を行う。
第2回[対面/face to face]：企業の社会的責任と人権論の概要
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第3回[対面/face to face]：企業の人権尊重責任と人権デューディリジェンス
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第4回[対面/face to face]：サプライチェーン上の人権・労働問題
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第5回[対面/face to face]：ビジネスと人権に関する各国と日本の動向
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第6回[対面/face to face]：現代的な働き方の特徴と課題
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第7回[対面/face to face]：外国人労働者・ジェンダー平等
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第8回[対面/face to face]：障害者雇用の課題と展望
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第9回[対面/face to face]：人的資本経営の重要性
予め指示した文献や資料等を講読の上、ディスカッションを行う。
第10回[対面/face to face]：グループ分けと発表スケジュールの決定
グループ分けと発表スケジュールの決定を行う。
第11回[対面/face to face]：グループ研究・発表①
グループ発表およびディスカッションを行う。
第12回[対面/face to face]：グループ研究・発表②
グループ発表およびディスカッションを行う。
第13回[対面/face to face]：グループ研究・発表③
グループ発表およびディスカッションを行う。
第14回[対面/face to face]：まとめ
春学期の総括と秋学期の進め方についての説明を行う。
第15回[対面/face to face]：イントロダクション
秋学期の進め方の確認を行う。
第16回[対面/face to face]：特定テーマや企業事例を通じて「責任ある企業行動」を考える①
開示情報の閲覧や文献・資料等の講読を通して、特定のテーマや具体的な企業の取組内容についてディスカッションを行う（ゲストスピーカー講演等を行う可能性もある）
第17回[対面/face to face]：特定テーマや企業事例を通じて「責任ある企業行動」を考える②
開示情報の閲覧や文献・資料等の講読を通して、特定のテーマや具体的な企業の取組内容についてディスカッションを行う（ゲストスピーカー講演等を行う可能性もある）
第18回[対面/face to face]：特定テーマや企業事例を通じて「責任ある企業行動」を考える③
開示情報の閲覧や文献・資料等の講読等を通して、特定のテーマや具体的な企業の取組内容についてディスカッションを行う（ゲストスピーカー講演等を行う可能性もある）
第19回[対面/face to face]：特定テーマや企業事例を通じて「責任ある企業行動」を考える④
開示情報の閲覧や文献・資料等の講読等を通して、特定のテーマや具体的な企業の取組内容についてディスカッションを行う（ゲストスピーカー講演等を行う可能性もある）
第20回[対面/face to face]：特定テーマや企業事例を通じて「責任ある企業行動」を考える⑤
開示情報の閲覧や文献・資料等の講読等を通して、特定のテーマや具体的な企業の取組内容についてディスカッションを行う（ゲストスピーカー講演等を行う可能性もある）
第21回[対面/face to face]：個人発表に向けたガイダンスと発表スケジュールの決定
個人発表のスケジュールや内容等について協議する。
第22回[対面/face to face]：個人発表①
個人発表およびディスカッションを行う。
第23回[対面/face to face]：個人発表②
個人発表およびディスカッションを行う。
第24回[対面/face to face]：個人発表③
個人発表およびディスカッションを行う。
第25回[対面/face to face]：個人発表④
個人発表およびディスカッションを行う。
第26回[対面/face to face]：個人発表⑤
個人発表およびディスカッションを行う。
第27回[対面/face to face]：国連「ビジネスと人権フォーラム」に関するディスカッション
国連「ビジネスと人権フォーラム」の内容を踏まえてディスカッションを行う。
第28回[対面/face to face]：１年間のまとめ
１年間の総括を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
ゼミ内で取り上げるテーマについて事前にリサーチを行い、ディスカッションの中で自分の意見を述べられるように準備をお願いします。また、グループ発表や個人発表の準備等は授業外において実施していただくことになります。グループ発表および個人発表時は、必ずレジュメや資料等を用意するようにして下さい。
ゼミ生には、自身の関心のある分野を定め、自主的にリサーチを進めることを期待します。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
櫻井洋介『人権尊重の経営 SDGｓ時代の新たなリスクへの対応』 (日本経済新聞出版，2022)
参考書References
ゼミ生の研究テーマに合わせて適宜、参考書をご紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
平常点（100%）：ディスカッションへの参加、グループワークやゼミ活動への貢献、グループ発表や個人発表の内容等を総合的に評価します。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません。
その他の重要事項Others
担当教員は実務家教員（現役のサステナビリティコンサルタント）であり、「ビジネスと人権」や「労働CSR」、「サプライチェーン上の労働問題」等を専門に企業や官公庁向けのコンサルティング業務に従事しています。これらの経験を踏まえて学生へのフィードバックを行うとともに、コンサルタント業を通じて培ったネットワークを通じて、企業関係者のゲストスピーカー招へいや企業との接点確保等を行うことで、企業実務とのつながりを意識した研究を行っていく予定です。
今年度より募集開始するゼミですので、ゼミ生の皆さんと一緒に作り上げていければと思います。