人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
PHL400HA（哲学 / Philosophy 400）研究会ASeminars
竹本 研史Kenji TAKEMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C3072 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 年間授業/Yearly |
| 曜日・時限Day/Period | 火5/Tue.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市BT‐0507 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 4 |
| 備考（履修条件等）Notes | 定員制 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category |
展開科目 研究会 |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category |
展開科目 研究会 |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
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Outline (in English)
【Course outline】
This course deals with the basic concepts and principles of democracy. It also enhances the development of students' skill in making oral presentation and writing research papers.
【Learning Objectives】
The goals of this course are to make oral presentation and to write research papers.
【Learning activities outside of classroom】
Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant chapter from the text. Your required study time is at least one hour for each class meeting.
【Grading Criteria /Policy】
Final grade will be calculated according to the following process
Term-end reports (45 %)
Short reports (15 %)
Presentations & Moderations (30 %)
In-class contribution (10 %)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
現代社会の問題を考察するために必要な、自由、人権、民主主義、平等、所有、他者、差別、権力、平和、労働、貧困、正義、ジェンダー、セクシュアリティといった諸概念は、これまでの長い思想的・文化的な伝統のなかで数多くの議論が積み重ねられてきた。
本研究会では、マイノリティを中心とした〈他者〉がどのように文化をつくり、逆に〈他者〉はどのように表象されてきているのか、またその他者が実際に、社会においてどのように排除されているのか、どのように社会的に包摂すべきなのか、それら以上の諸点について、ヨーロッパや近現代日本を舞台にして、人文・社会系の文献や芸術作品の分析を通じて考察することがテーマです。
各ゼミ生は、ゼミでの学習や講義、社会連携科目、自身の個人研究とフィールド調査を通じて、テクストの読解力の養成とともに、自身の専門的知見を広め見識を深めることによって、最終的には、4年生の最後にその学生にしか書けない立派な研究会修了論文を完成させることを目標としています。
到達目標Goal
（1）ヨーロッパや近現代日本の思想や文学、文化、社会に関する文献の正確な読解力の定着。ならびに、「人間」や「社会」、「民主主義」をはじめとする諸概念それ自体が、どのような歴史的負荷を帯びているか把握すること。
（2）個々の問題の発見、必要な情報の収集・分析、論理的な考察、成果の表現（発表や討議を通じた意見表明の方法、レポート作成を通じた論文執筆の方法）。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP1」「DP2」「DP3」「DP4」「DP5」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
(1)ヨーロッパや近現代日本の文化や社会に関する文献の輪読+個人研究発表。
(2)学期に 1 回、事前学習のうえ、映画館・美術館・博物館、劇場、コンサート・ホールなどでプチ FS 。
(3)ゼミ合宿(夏休みか春休み)。
（2）と（3）については、コロナ禍があけたらという条件のもとでの設定である。
学生からの質問・意見や、提出物に対しては、基本的に授業時間内およびズームを用いた面談でフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：イントロダクション
授業の進め方、および各人の1年間の研究スケジュールの確認
第2回[対面/face to face]：テクストの精読（1）
文化や社会に関する基礎的文献の精読（1）（入門編）
第3回[対面/face to face]：テクストの精読（2）
文化や社会に関する基礎的文献の精読（2）
第4回[対面/face to face]：テクストの精読（3）
文化や社会に関する基礎的文献の精読（3）
第5回[対面/face to face]：テクストの精読（4）
文化や社会に関する基礎的文献の精読（4）
第6回[対面/face to face]：テクストの精読（5）
文化や社会に関する基礎的文献の精読（5）
第7回[対面/face to face]：テクストの精読（6）
文化や社会に関する基礎的文献の精読（6）
第8回[対面/face to face]：テクストの精読（7）
文化や社会に関する基礎的文献の精読（7）
第9回[対面/face to face]：フィールド学習準備（1）
フィールド学習のための事前文献調査（1）
第10回[対面/face to face]：フィールド学習準備（2）
フィールド学習のための事前文献調査（2）
第11回[対面/face to face]：フィールド学習準備（3）
フィールド学習のための事前文献調査（3）
第12回[対面/face to face]：4年生研究会修了論文中間発表（1）
4年生を対象とした卒論中間発表（前編）
第13回[対面/face to face]：4年生研究会修了論文中間発表（2）
4年生を対象とした卒論中間発表（中編）
第14回[対面/face to face]：4年生研究会修了論文中間発表（3）
4年生を対象とした卒論中間発表（後編）
第15回[対面/face to face]：フィールド学習発表
フィールド学習で調査した内容を発表
第16回[対面/face to face]：テクストの精読（8）
文化や社会に関する古典の精読（1）
第17回[対面/face to face]：テクストの精読（9）
文化や社会に関する古典の精読（2）
第18回[対面/face to face]：テクストの精読（10）
文化や社会に関する古典の精読（3）
第19回[対面/face to face]：テクストの精読（11）
文化や社会に関する古典の精読（4）
第20回[対面/face to face]：テクストの精読（12）
文化や社会に関する古典の精読（5）
第21回[対面/face to face]：テクストの精読（13）
文化や社会に関する古典の精読（6）
第22回[対面/face to face]：2、3年生研究構想発表（1）
2、3年生それぞれの研究について簡単に発表、教員・学生を交えて討論（1）
第23回[対面/face to face]：2、3年生研究構想発表（2）
2、3年生それぞれの研究について簡単に発表、教員・学生を交えて討論（2）
第24回[対面/face to face]：2、3年生研究構想発表（3）
2、3年生それぞれの研究について簡単に発表、教員・学生を交えて討論（3）
第25回[対面/face to face]：4年生研究会修了論文中間発表（1）
研究会修了論文第2章までの執筆段階において中間発表を行う（前編）
第26回[対面/face to face]：4年生研究会修了論文中間発表（2）
研究会修了論文第2章までの執筆段階において中間発表を行う（中編）
第27回[対面/face to face]：4年生研究会修了論文中間発表（3）
研究会修了論文第2章までの執筆段階において中間発表を行う（後編）
第28回[対面/face to face]：まとめ
1年間の総括
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
(1)授業で扱う文献は熟読のうえ、疑問点を整理し、 専門用語などは事前に調べておくこと。 (2)日頃からとにかく本を読むこと。映画、美術、音楽、演劇、ダンス、バレエ、マンガ、スポーツなどを積極的に鑑賞、観戦すること。 (3)人文・社会科学分野の文献を数多く揃えている 書店や古本屋を覗いてみること。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
授業当初はプリント。後半で扱う古典については教場で指示する。
参考書References
教場にて指示。
成績評価の方法と基準Grading criteria
(1) 2、3 年生は、授業中の発表と司会（30％）、夏・冬 2 回の期末レポート（45％）と3度の小レポート提出（15％）、ゼミ運営への貢献（10％）。
(2) 4 年生は、発表と司会（30％）、研究会論文の提出（45 %）。6 月まで月 1 回の小レポートの提出（15％）、ゼミ運営への貢献（10％）。
ただし、課題を1回でも未提出の場合は単位を認めない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎年どのようなテクストを取り扱うのかを教員、学生双方で議論し合いながら決定している。
その他の重要事項Others
人間文化コース、グローバル・サステイナビリティコース所属学生のみ受講が可能である。
関連の深いコース
グローバル・サステイナビリティコース、人間文化コース
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しない。