人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
CUA200HA(文化人類学・民俗学 / Cultural anthropology 200)環境人類学ⅠEnvironmental Anthropology Ⅰ
高橋 五月Satsuki TAKAHASHI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | C2316 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | 市市他‐その他 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 環コア:グ,文 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(一般・総合型選抜、編入学試験入学者)Category |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
カテゴリー(社会人RSP入試入学者)Category |
展開科目 人文科学関連科目群 |
カテゴリー(2022年度以前)Category (~2022) |
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Outline (in English)
"Environmental Anthropology I" is an introductory course to learn about environmental anthropology and related discussions on human-environment relations. The main goal of this course is to help students obtain basic knowledge of environmental anthropology and develop critical thinking skills by asking questions that require them to apply course materials and lectures for their thoughts on human-environment relations and logically explain them to others.
Students will be expected to take two exams and post discussion commentaries on Hoppii. A study time for a class, on average, is four hours. A final grade will be based on mid-term and final exams (70%) and discussion commentaries (30%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
環境人類学Iは、人間と環境の関係についての文化的側面を探究する学問である環境人類学の基礎を学ぶ講義科目です。文化人類学者たちによる民族誌や理論を参照しながら、様々な文化的背景をもとに多様に存在する人間と環境の関係について学びます。本授業の目的は、文化人類学的な視点を用いて身近な環境問題における文化的側面についての理解を深めることです。
到達目標Goal
本授業では、文化人類学的な視点について基礎的な知識を身につけること、また身近な環境問題について文化人類学的アプローチを利用しながら再考することで、人間と環境の関係の文化的側面についての知識とクリティカルシンキングを養うことを目的にします。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義は映像資料を随時活用しながらオンデマンド形式で行います。また、クリティカルシンキングを育てることを目的とし、ディスカッションコメントを課題とします。この課題では、講義内で出題する講義内容に関連する「お題」に対して、学生が各自ディスカッションコメントとして回答をHoppiiにて提出します。この課題を通して学生は「お題」に対する自らの考えを言語化するスキルを向上するだけでなく、他学生の回答を通して多様な視点・意見に触れることで自らの思考をさらに深める機会を得ることができます。
講義はオンデマンド形式ですが、中間・期末試験は対面で実施予定です。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:イントロダクション
授業の目的や進め方、課題、成績評価の方法について説明します。
第2回[オンライン/online]:環境人類学とは?
環境人類学とはどんな分野なのかについて紹介します。
第3回[オンライン/online]:文化生態学とは?
環境人類学の「父」であるジュリアン・シュチュワードの研究を紹介します。
第4回[オンライン/online]:民族生態学とは?
人間と環境の関係を民族学的に考察する研究を紹介します。
第5回[オンライン/online]:生態人類学とは?
ロイ・ラパポートによる宗教儀式と生態との関係についての研究を紹介します。
第6回[オンライン/online]:狩猟採集文化
狩猟や採集という文化を通して人間と環境の関係について講義します。
第7回[対面/face to face]:中間試験
試験・まとめと解説
第8回[オンライン/online]:複合社会
文化的変容が人間と環境の関係に与える影響について講義します。
第9回[オンライン/online]:地下環境
鉱物採取(石炭、ウラン、石油、ダイヤモンド)と環境問題との接点を講義します。
第10回[オンライン/online]:地球温暖化
気候変動が人間と環境に与える影響について講義します。
第11回[オンライン/online]:人口と環境
人口の増減が人間と環境の関係に与える影響について講義します。
第12回[オンライン/online]:生物の多様性
生物多様性が人間と環境の関係に与える影響について講義します。
第13回[オンライン/online]:消費者文化
大量消費社会が生み出す環境問題について講義します。
第14回[対面/face to face]:期末試験
試験・まとめと解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
毎回の講義で紹介される資料等を使用して必ず予習・復習をすること。
(準備学習)詳しい授業計画を授業第1回目に配布するので、毎週それを参照し、各講義で使用する文献がある場合は授業前までに読んでおきましょう。
(復習)中間・期末試験の問題は講義で使用する文献および講義内容から出題します。講義中はノートをとり、講義後は文献と講義ノートを読み返し復習しましょう。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
授業内に紹介します
参考書References
パトリシア・K. タウンゼンド著、岸上 伸啓・佐藤 吉文訳『環境人類学を学ぶ人のために』世界思想社
成績評価の方法と基準Grading criteria
ディスカッションコメント(30%)、中間・期末筆記試験(70%)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
講義で使用するスライドを「ハンドアウト」として支援システムにて公開しています。ただ、これは講義の要点が書かれているだけのものですので、学生各自で授業メモをとり、自分なりの授業ノートを完成させてください。
映像資料も利用しながらの授業が好評だったので、今後も同様のスタイルで授業を進めたいと思います。
ディスカッションコメントの回答例紹介コーナーは他学生や教員の意見を知ることができるので楽しく、より深く考える機会になるという意見をたくさんいただいたので、今後も続けていきたいと思います。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
環境人類学Iでは、資料配布、お知らせ配信、ディスカッションコメントの提出は全てHoppii(学習支援システム)を通して行うため、各学生はネット環境およびパソコン等の端末の準備をお願いします。
関連の深いコース
履修の手引き「D.6 専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。
実務経験のある教員による授業
本科目は、「実務経験のある教員による授業」に該当しません。