人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies
ECN200HA（経済学 / Economics 200）公共経済学Public Economics
宮本 拓郎Takuro MIYAMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 人間環境学部Faculty of Sustainabillity Studies |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | C2108 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 金1/Fri.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
| 教室名称Classroom name | 市Y‐Y405 |
| 配当年次Grade | 2～4 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 環ｺｱ：経 |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー（一般・総合型選抜、編入学試験入学者）Category |
展開科目 コースコア科目/コース連環科目 |
| カテゴリー（社会人RSP入試入学者）Category |
展開科目 経済・経営関連科目群 |
| カテゴリー（2022年度以前）Category (～2022) |
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Outline (in English)
<Course outline>
Public economics is the field of analyzing the economic activities (policies) of government from an economic perspective (especially microeconomic perspective). In this course, we will deal with government activities such as responding to market failures, social security, and taxation. In addition, some of the people who make up the government are not interested in maximizing social benefits. This course will also consider how the presence of such people affects policy choices.
<Learning Objectives>
(1) Acquire criteria for considering what is a desirable policy
(2) Understand why actual policies sometimes deviate from what is desirable
(3) Understand how we should act in order to create a society in which desirable policies are implemented
<Learning activities outside of classroom>
The standard preparation time for this class is one hour and the standard review time is three hours each. Please review mainly what you did not understand in class. In addition, I will upload similar questions for the mid-term exams and final exam in advance, so please prepare for the exams by solving the questions.
<Grading Criteria /Policy>
Midterm exam 1 (25%), Midterm exam 2 (25%) and final exam (50%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
公共経済学は政府の経済活動（政策）を（特にミクロ経済学的な）経済学的な観点から分析する分野です。この授業では、政府の活動の中から市場の失敗への対応・社会保障・税を取り扱います。また、政府を構成する人々には、社会の利益を最大化することを目的としていない人もいます。この授業では、このことが政策の選択にどのような影響をあたるのかについても考えます。
到達目標Goal
①望ましい政策とは何かを考えるための基準を身につける
②実際に行われる政策がときどき望ましいものから外れてしまう理由や要因を理解する
③望ましい政策が実行される社会を作っていくために、私たちはどのように行動すればよいかを理解する
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
人間環境学部のディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
課題提出後の授業、または学習支援システムにおいて、提出された課題からいくつかポイントを取り上げ、全体に対してフィードバックを行う。大学の行動方針レベルの変更に応じた授業形態の詳細は学習支援システムでお知らせします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]：イントロダクション(テキスト第1章)
公共経済学がどのような分野なのか、また、この授業がどのような授業なのか説明します。
第2回[対面/face to face]：ミクロ経済学の復習(テキスト第2章)
今後の授業での分析の基礎となるミクロ経済学の内容について解説・問題演習を行います。
第3回[対面/face to face]：市場の失敗(テキスト第3章)
市場がうまく機能しなくなる要因や状況について解説します。
第4回[対面/face to face]：公共財(テキスト第4章)
市場がうまく取り扱えない公共財について解説します。
第5回[対面/face to face]：中間テスト1及び問題解説
これまでの内容についてテストを行い、テスト終了後、問題解説を行います。
第6回[対面/face to face]：民主主義と社会的意思決定(テキスト第5章)
多数決で選ぶことにすると、社会的余剰を最大にする選択肢が選ばれない可能性があることを説明する。
第7回[対面/face to face]：間接民主制と選挙制度(テキスト第6章)
間接民主制で起きる問題と選挙制度が与える影響について説明します。
第8回[対面/face to face]：政治家・官僚・利益団体(テキスト第7章)
政治家が官僚や利益団体とどのように関わり合い、政策を選択しているのかを考えます。また、国と地方公共団体の関係についても考えます。
第9回[対面/face to face]：中間テスト2及び問題解説
第6～8回の内容についてテストを行い、テスト終了後、問題解説を行う。
第10回[対面/face to face]：格差と再分配政策(テキスト第8章)
所得の多い人から好きない人に所得を移転する政策である再分配政策について解説します。
第11回[対面/face to face]：税の仕組みと効果1(テキスト第9章 9.1～9.4)
政府活動の主要な財源である税について、特に消費税について説明します。
第12回[対面/face to face]：税の仕組みと効果2(テキスト第9章 9.5～)
主に所得税が労働に与える影響について説明します。
第13回[対面/face to face]：年金制度と財政問題(テキスト第10章)
政府を通じた世代間の関わり合いと捉えることができる年金と財政赤字の問題について説明します。
第14回[対面/face to face]：これまでの内容のまとめ
定期試験に向けて、これまでの授業内容を振り返ります。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習は１時間、復習時間は各3時間を標準とします。授業で分からなかったことを中心に復習を行ってください。また、中間試験や定期試験の類題を事前にアップするので類題を解いて試験に備えてください。
テキスト（教科書）Textbooks
寺井公子・肥前洋一「私たちと公共経済」有斐閣ストゥディア
参考書References
特にありません
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間テスト1(25%)、中間テスト2(25%)、定期試験(50%)で評価を行います
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません
関連の深いコース
履修の手引き「専門科目一覧・コース関連科目表」を参照してください。