連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society
POL500Q1－215（政治学 / Politics 500）協同組合・ＮＰＯの会計実務Acounting of co-ops/NPOs
齊藤 敦Atsushi SAITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 連帯社会インスティテュートInstitute for Solidarity-based Society |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | X9959 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期集中/Intensive(Fall) |
| 曜日・時限Day/Period | 土5/Sat.5 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | YS501 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 1 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 選択必修科目 |
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Outline (in English)
Understand the characteristics of cooperative accounting and nonprofit organization (NPO) accounting after learning the basics of corporate accounting and analysis of financial statements.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
企業会計の基礎、財務諸表分析を学んだあとに、協同組合会計及びNPO(非営利組織）会計の特徴を理解する。
到達目標Goal
協同組合及びNPOの財務諸表を読み解くことができる。財務諸表分析ができ、個別の法人の特徴を説明することができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」「DP3」に関連、特に「DP2」に強く関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業形式：この授業は対面授業で行います。ただし状況によっては、Zoomを使用し、オンライン授業形式で行います。
ZoomのID・パスコード等については、初回授業までに学習支援システム（Hoppii）に掲載します。
授業内容:講義と実在する企業等の財務諸表の分析を行う。
１．会計の意義と財務会計の機能と制度を理解する。
２．貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書を読み解く。
３．財務諸表分析（収益性、生産性、安全性、他）ができる。
４．協同組合（農協、生協、中協他）の会計の特徴を理解する。
５．NPO（公益法人等）の会計の特徴を理解する。
６．協同組合・NPOの財務諸表分析ができ、個別の法人の特徴を説明する。
課題等に対するフィードバック方法：４講終了時にレポートの提出をお願いします。また最終講の試験の答案は採点の上返却いたします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：財務会計の機能と制度
会計の意義を理解する。
財務会計の機能を理解する。
制度会計・税務会計・管理会計を理解する。
第2回[対面/face to face]：貸借対照表、損益計算書の見方
資産の部の内容を理解する。
負債の部の内容を理解する。
純資産の部の内容を理解する。
営業利益の内容を理解する。
経常利益の内容を理解する。
当期純利益の内容を理解する。
第3回[対面/face to face]：財務諸表分析の基礎と収益性分析
分析の視点と方法を理解する。
収益性分析ができる。
第4回[対面/face to face]：生産性分析と安全性分析
生産性分析ができる。
安全性分析ができる。
第5回[対面/face to face]：協同組合の会計と財務諸表分析
協同組合のの財務諸表の特徴を理解する。
特定の協同組合のの財務諸表分析の計算ができる。
財務諸表分析の結果から法人の特徴を説明できる。
第6回[対面/face to face]：公益法人等の会計と財務諸表分析
公益法人等の財務諸表の特徴を理解する。
特定の公益法人等の財務諸表分析の計算ができる。
財務諸表分析の結果から法人の特徴を説明できる。
第7回[対面/face to face]：期末試験
筆記試験
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習は必要ありません。復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しません。
参考書References
授業内容は以下の書籍を参考に組み立てますので、参考書として利用して下さい。
財務会計講義（第24版） 桜井久勝 2023年3月 中央経済社
財務諸表分析（第8版） 桜井久勝 2020年3月 中央経済社
なお、講義時点での最新の版を参考にします。
興味のある企業の有価証券報告書を参考にしながら復習を行うと有益と考えます。
成績評価の方法と基準Grading criteria
出席点10％ 期末試験60％ レポート課題30％
協同組合・NPOの財務諸表を読み解き、財務諸表分析ができることにより、その法人の特徴を説明することができることを目的としますので、期末試験に重点を置きます。本来であれば、更に経営上の意思決定に資する判断ができるようになっていただきたいと願っています。期末試験では計算だけでなく、どれだけその法人の特徴を説明できるかに採点の重きを置くつもりです。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
現在、協同組合のみならず、医療法人、社会福祉法人などの非営利法人の会計は、類似する事業を行っていれば基本的に会社との比較が可能な決算書を作成することになっています。会社の会計と各法人の会計の違いを強調するよりも、どの程度まで比較可能であるかを身につけていただきたいと考えています。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
電卓
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞公認会計士、会計監査、非営利法人会計（協同組合、公益法人、学校法人他）
＜研究テーマ＞実務家のため無し。
＜主要研究業績＞実務家のため無し。