法学部Faculty of Law
POL200AC(政治学 / Politics 200)まちづくり論Town Planning Theory
杉崎 和久Kazuhisa SUGISAKI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 法学部Faculty of Law |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A0521 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
科目種別Class Type | 講義 |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 / Ichigaya |
教室名称Classroom name | S405 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | ○ |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | 成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学生:履修を希望する場合は、所定の手続きに従って申請すること。 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | ○ |
SDGsCPSDGs CP | ○ |
アーバンデザインCPUrban Design CP | ○ |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | ○ |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | ○ |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー(法律学科)Category (法律学科) | 自由科目(他学科主催科目) |
カテゴリー(政治学科(2021年度以降入学者))Category (政治学科(2021年度以降入学者)) |
選択必修科目(26単位以上) 展開科目(12単位以上) |
カテゴリー(政治学科(2020年度以前入学者))Category (政治学科(2020年度以前入学者)) |
選択科目(84単位以上) 選択科目(政治学科主催科目) |
カテゴリー(国際政治学科(2021年度以降入学者))Category (国際政治学科(2021年度以降入学者)) |
選択必修科目(44単位以上) コース共通科目(14単位以上) |
カテゴリー(国際政治学科(2020年度以前入学者))Category (国際政治学科(2020年度以前入学者)) |
選択必修科目(44単位以上) コース共通科目(14単位以上) |
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すべて閉じるHide All
Outline (in English)
By the end of the course, students should be able to do the followings:
A.Understanding the existence of challenges in cities and the structures that contribute to them.
B.Understand that machizukuri is carried out through the collaboration of a variety of actors, and be able to understand the role of each actor.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
政治学科科目の中で「行政・地方自治科目群」に属し、地域の課題解決や資源を活用した価値創造を目的とした地域住民、企業、行政等による取り組み(まちづくり)を対象とする。特に近講義では、物的空間を対象とした取り組みを中心に各テーマの背景、関連する制度、具体的な取り組みなどを概観するものである。
到達目標Goal
1)都市において表出している課題の存在とその背景となる構造を認識できること
2)まちづくりが多様な主体の協働によって行われることを理解し、各主体の役割について理解できること
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP2」に強く関連。「DP3」、「DP4」に関連。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・2024 年度から原則対面方式での授業を再開する(ただし、授業計画に示した授業回はオンライン方式で行う)。
・授業資料は、授業前日(月曜日中)までに学習支援システムにアップロードする(印刷配布をしない)。
・受講者は、授業終了当日(火曜日)中(締切: 23 時 59 分)までに講義課題を提出する(ただし、第1回のみは翌週締切とする)。
・必要に応じて、授業の中で解説を行うことを通じてフィードバックする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:オリエンテーション
まちづくりとは
第2回[オンライン/online]:住宅政策
セーフティネットとしての役割を果たしてきた住宅政策について理解する。
第3回[対面/face to face]:防災まちづくり1(地震)
地震に伴う大規模災害に備えた対策について理解する。
第4回[対面/face to face]:防災まちづくり2(風水害)
近年増加している水害等への対応について理解する。
第5回[対面/face to face]:商業・流通とまちづくり
購買活動の変化に伴う都市構造、また高齢社会における課題について理解する。
第6回[対面/face to face]:都市のモビリティ
高齢社会における都市空間の移動の課題とその対応について理解する
第7回[対面/face to face]:ユニバーサルデザイン・バリアフリー
多様な主体の社会参加を担保する都市空間のあり方を理解する。
第8回[対面/face to face]:歴史的町並みの保存・再生
歴史的価値を持つ街並みや集落を継承し、活用していく取組について理解する。
第9回[対面/face to face]:景観形成とまちづくり
都市の魅力を高める街並みづくり、景観形成について理解する。
第10回[対面/face to face]:観光施策と都市
都市における経済効果が期待される観光の取組とそれによる都市への影響について理解する。
第11回[対面/face to face]:都市農地の保全
都市空間における農地の価値の再評価とその施策について理解する。
第12回[対面/face to face]:公共施設マネジメント
社会状況の変化、施設の老朽化等に伴う、公共施設の在り方の変化について理解する。
第13回[対面/face to face]:公共空間の利活用
まちなかの賑わい創出等を目的とした公共空間利活用のための再配分について理解する。
第14回[対面/face to face]:草の根まちづくりの事例
地域住民を主体としたまちづくり活動の具体的事例を紹介する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
・「地域課題に関するレポート」は、自らが生活する地域の土地利用の現状、課題に関する考察をするため、資料収集や現地調査が必要となる。
テキスト(教科書)Textbooks
・教科書は使用しない。授業では、スライド資料を使用する。
参考書References
澤木昌典・嘉名光市 編著「図説 都市計画」(学芸出版社)
伊藤雅春・小林郁雄・澤田雅浩・野澤千絵・真野洋介・山本俊哉 編著「都市計画とまちづくりがわかる本 第二版」(彰国社)
成績評価の方法と基準Grading criteria
「②レポート課題(2回)」の合計点(30 %)の合計点で評価する(期末試験は実施しない)。
・なお、①の提出回数が 9 回未満(全 14 回のうち)、または②(2回のレポートのいずれか)の未提出がある場合には成績評価をしない(E評価とする)。
■「①授業ごとに出題する課題」の評価(5段階)は下記になる。
5:授業内容を踏まえて、独自に事例や制度の調査を行うなど独自の視点からの意見や考え方が記述されれている。
4:適切な分量を満たし、授業内容を踏まえた内容が記述されている。
3:授業内容を踏まえた内容が記述されていないか、適切な分量をみなしていない。
0:未提出、締切期限以降の提出(*提出締切時間は厳守すること、締切時間を過ぎたものは理由の如何に関係なく、採点評価しない)。
■「②レポート課題」(2回)について
・出題は、説明用動画を用いて行う、出題時には学習支援システムを通じて連絡をする。
・提出は、学習支援システムを通じて行う。
・評価(5段階)は下記とする。
5:地域特性や回答者の特徴を踏まえるなど、独自の視点からの意見が記述されているなど優れた内容である。
4:レポートの課題主旨ができ、適切な内容である。
3:レポートの課題主旨が理解できていない内容である。
2:指定されたファイル形式以外で提出などの不備がある。または評価不能な内容である。
*締切日時以降の提出は、いかなる理由があっても受理しない。そのため余裕をもって提出作業をすることが望ましい。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
背景となる社会事情、実現する都市空間などについて理解を深める視覚資料
等の改善を行いたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
この講義は、基本的には対面方式で実施するが、資料配布、課題提出等に学習支援システムを活用する。また、一部回では、オンデマンド教材で実施する。上記に対応するためのインターネット環境が必要になる。
その他の重要事項Others
・春学期の「都市政策」を受講している前提で講義を進める(ただし「都市政策」は未受講でも履修は認める)。
・受講に関する注意事項については、学習支援システムの冒頭に記載し、第1回授業動画の中で説明するので必ず視聴すること。
・授業担当者は、複数の地方自治体の現場において、行政と地域住民をつなぐまちづくりコーディネーターとして勤務経験を有する教員が地域での実践事例を交えながら、都市の空間制御に関する仕組みについて講義する。