全学PF_社会連携教育科目群Social Collaborative Learning Courses
CMF100LE(その他の複合領域 / Complex systems(Others) 100)社会連携フィールドワーク社会連携フィールドワーク
引退競走馬のセカンドキャリア構築による
人馬のウェルビーイング
高見 京太Kyota TAKAMI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 全学PF_社会連携教育科目群Social Collaborative Learning Courses |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9855 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | サマーセッション/Summer Session |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多多他‐その他 |
配当年次Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 1 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
Course outline
In this lecture, Based on the philosophy of "Horses and Humans Well-being", the aims of this lecture are to understand the method of building a second career for retired racehorses promoted and learn the original philosophy of welfare and new prospects for diversity.
Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the followings:
-A. Understand the ecology and evolution of horses and experience the dynamism of racehorses.
-B. Understand the method of building a second career for retired racehorses.
-C. Understand Horses and Humans Well-being.
-D. Discuss ways to link horses' and horses' health and welfare, bring about synergistic effects, and find a specific direction.
Learning activities outside of classroom
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting.
Grading Criteria /Policy
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Short report in a lecture: 30%
Fieldwork efforts: 60%
Final report: 10%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
近年、動物福祉への関心が高まる中、世界中で引退競走馬のアフターケアが注目されています。本授業では、馬の生態、馬産業、競走馬の競馬における活躍、そして引退後のセカンドキャリア構築に至るまでの基本知識から実践的な取り組みまでをフィールドワークを通して学びます。また、「人馬のウェルビーイング」の理念を理解し、引退競走馬のセカンドキャリア構築方法を深く掘り下げ、人と馬の双方に健康と幸福をもたらす方法について議論します。
到達目標Goal
・競馬の背後にある文化や学び、そして人々の交流を知る。
・引退競走馬のセカンドキャリア構築の手法を理解する。
・人馬のウェルビーイングを前進させるためのアプローチを見つける。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・1日目 8月5日(月)
[法政大学川崎校地 集合/川崎競馬場 解散]
*ガイダンス
*競馬、競走馬、人馬のウェルビーイングに関する講義を受ける。
*川崎競馬場において、競走馬が躍動する姿を直に見学する。
・2日目 8月6日(火)
[法政大学多摩キャンパス城山校地馬場に集合/那須塩原へ向けてバスで移動]
*引退競走馬のリトレーニング・グランドワークを見学する。
*馬房作業、農園作業、馬との触れ合い活動を体験する。
*地方競馬および騎手育成の仕組みについて講義を受ける。
・3日目 8月7日(水)
[地方競馬教養センター]
*地方競馬教養センターにて、騎手候補生の訓練馬として活躍する引退競走馬を観察する。
*引退競走馬に支えられて研鑽を積む騎手候補生達の訓練現場を見学する。
*教養センター生徒との意見交換をする。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1(8月5日)[対面/face to face]:ガイダンス
本授業の概要と目的、到達目標を確認し、フィールドワークを実施する際の受講ポイントを理解する
2(8月5日)[対面/face to face]:「人馬のウェルビーイング」の基礎知識
人馬のウェルビーイングについての基礎的な事項を理解する
3(8月5日)[対面/face to face]:競馬の概要
競馬とは何か、地方競馬の業務とは何か、といった、競馬とそれを運営する地方競馬全国協会(NRA)について理解する。
4(8月5日)[対面/face to face]:競馬場でのレース前の競走馬観察
レース前の馬の様子を観察し、馬の挙動や馬を引率する人の役割を理解する
5(8月6日)[対面/face to face]:競馬場でのレース中の競走馬観察
馬が見せるレース中の全力疾走とその直後の様子を観察し、馬の能力を理解する
6(8月6日)[対面/face to face]:引退競走馬のリトレーニングの基礎
リトレーニング手法の一つである「グラウンドワーク」のデモンストレーションを見学し、実務現場を理解する
7(8月6日)[対面/face to face]:人馬のウェルビーイングの実践(馬房作業)
馬の繋養について理解するため馬房作業を体験する
8(8月6日)[対面/face to face]:人馬のウェルビーイングの実践(馬糞堆肥の活用)
馬糞堆肥を利用した農園での作業を実践する
9(8月6日)[対面/face to face]:人馬のウェルビーイングの実践(触合い活動)
馬の性質を理解するために、人馬のウェルビーイングによる引退競走馬との触合いを体験する
10(8月6日)[対面/face to face]:地方競馬教養センターの基礎知識
地方競馬教養センターの仕組みと役割を理解する
11(8月7日)[対面/face to face]:騎手候補生の訓練馬として活躍する引退競走馬の観察
騎手候補生の訓練馬として活躍する引退競走馬のセカンドキャリア構築現場を観察する
12(8月7日)[対面/face to face]:地方競馬教養センターの施設見学
騎手候補生が日々訓練を積み夢に向かって研鑽を積む教養センター施設を見学する(トレーニングルーム見学、馬場整備体験など)
13(8月7日)[対面/face to face]:地方競馬教養センター生徒と受講生の懇談
教養センター生徒と受講生が交流の場を持ち、共通の話題として引退競走馬の役割について議論しつつ、多岐に渡る懇談を楽しむ
14(8月7日)[対面/face to face]:まとめ
本授業の振返り、受講者相互のディスカッションを通じて、引退競走馬のセカンドキャリアについて議論する
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は合わせて、各1時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
必要に応じて配布する
参考書References
必要に応じて紹介する
成績評価の方法と基準Grading criteria
講義におけるショートレポート:30%
フィールドワークの取り組み:60%
最終レポート:10%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度新規科目につきアンケートを実施していません
その他の重要事項Others
【2日目、3日目の細部】
❶8/6(火)は、午前中に多摩キャンパス馬術部馬場にてフィールドワークを実施し、講義終了後にキャンパスにて昼食を済ませて、教員と受講学生はバスて那須塩原市の地方競馬教養センターへ向けて出発。
(13:00多摩キャンパス出発、15:30教養センター到着を想定)
❷地方競馬教養センターに到着後、講義およびグループワークを実施し、併設の那須寮に宿泊。
❸8/7(水)は、早朝からフィールドワークを実施後、昼食を挟んで教養センター生徒との交流会を実施。
❹すべてのプログラム終了後、14:30帰路に就き、JR久喜駅(15:30頃)、JR京王高尾駅(16:45頃)、多摩キャンパス(17:00頃)、以上の3か所のいずれかでバス下車を選択する。
❺受講者が支払う参加費(宿泊及び食費(夕、朝、昼))は、一人当たり合計5,960円。