全学PF_キャリア教育科目群Career Education Courses
CAR100LG(キャリア教育 / Career education 100)キャリアデザイン応用Advanced Career Design
大八木 智一Tomokazu OYAGI
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 全学PF_キャリア教育科目群Career Education Courses |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9819 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市G‐G501 |
配当年次Grade | 法文営国環キG経社現ス1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | ○ |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
【Course Outline】
The purpose of this class is to focus on our future "work style" and "lifestyle" and to think about how to design our careers in order to live in the future society. Masu. By taking this class, I hope that you will be able to think about how to use the time you have left in your university life, how to act, and acquire the knowledge that will enable you to effectively create your own future.
【Learning Objectives】
The goal of this class is to help you acquire the basic way of thinking, the ability to take action, and the ability to plan so that your long life can come as close as possible to the life you envision. Through taking this class, we aim to help you get a concrete image of your own work style and lifestyle, and to be able to utilize this when thinking about your own career design.
【Learning activities outside of classroom】
The standard time required for preparing for this class, reviewing, writing assignment reports, etc. is 4 hours or more in addition to class time. Useful materials, data, reference books, etc. will be shown during class to help you understand the lesson more deeply.
【Grading Criteria/Policy】
Evaluation will be based on the total score of the assignment report given at each class (100%). Only assignment reports submitted within the indicated deadline will be considered for evaluation. Accepted assignment reports will be evaluated based on three elements: originality of written content, logical structure, and accuracy of written expression. To receive credits, you must obtain a score (total score of the submitted assignment report) of 60% or more of the total score (full score) of the assigned assignment report that you were asked to submit.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
この授業では、わたしたちのこれからの「ワークスタイル」と「ライフスタイル」に焦点を当てて考え、これからの社会を生きていくわたしたちのキャリアデザインのあり方を考えていくことを授業の目的とします。
この授業の受講を通じて、残された大学生活の時間の使い方、行動の仕方を自分自身で有効にプロデュースしていくための素養を身につけていくことも大切な作業です。そのために、各自のキャリアをデザインしていくうえで考えておくべき多様な視点を提供し、それらを考慮に入れた各人の戦略的なキャリアデザインが構築できるように支援していきます。
到達目標Goal
この授業を通じて、これから長い人生となる皆さんが、自分たちの思い描く人生にできるだけ近づけるようになるための基本的な態度と構想力を身につけることが到達目標です。特にこの授業では、近年変わりつつある「ワークスタイル」と「ライフスタイル」に焦点を当てているので、本授業の受講を通じて、皆さんが自分自身の生き方や働き方に関して少しでも具体的にイメージできるようになり、それが皆さんなりのキャリアデザインを検討していくうえで活かせるようになることを目指します。
最初は小さな一歩でも構いません。半年の間に、この授業をきっかけとして、自分自身で何か行動を起こしてみることを目指しましょう。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・この授業は教室での対面授業です。
・毎回の授業(第1回授業を除く)で小レポート(300字程度)の提出が必要です。小レポート作成のために授業時間中に作業時間を確保し、教室で学習支援システム上にレポートを提出します。
・レポートの成果は、後日の授業内で総体フィードバックされます。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[オンライン/online]:オリエンテーション
本講義の目的、達成目標、授業の進め方、成績評価方法の周知、授業に臨む姿勢について概要を説明する。
2[対面/face to face]:序章
「わたしたちは、どのような世界で生きようとしているのか?」
戦争・紛争の頻発、気候変動、資本主義の歪み、民主主義の限界、専制主義の台頭、環境破壊、経済格差の拡大、貧困の拡大などが顕著な現代社会の現状を考える。
3[対面/face to face]:ワークスタイルを考える①
「第4次産業革命と働き方改革」
これからの時代における働き方、生活の仕方、生き方を考えるうえで基礎的な知識のひとつとなる働き方の変遷について、いわゆる第4次産業革命以降の働き方の変化について振り返る。
4[対面/face to face]:ワークスタイルを考える②
「ワーク・ライフ・バランス」
年齢や性別や職業を問わず、しごととプライベートを両立、調和させて相乗効果を生み出し、人生の質を高めることを目標にするワーク・ライフ・バランスに関する基礎的な概念を学ぶ。
5[対面/face to face]:ワークスタイルを考える③
「テレワークとワーケーション」
しごとをする場所を自由に、効率的に選択し、自分自身にとって働きやすいワークスタイルを実現することが可能なテレワークという働き方の特徴や課題について事例を交えて学んでいく。
6[対面/face to face]:ワークスタイルを考える④
「スタートアップで働くということ」
革新的な技術やビジネスモデルを持ち、社会に新しい価値をもたらしながら成長する企業群ではたらくことによる自己への挑戦を考える。
7[対面/face to face]:ワークスタイルを考える⑤
「起業と複業と越境と」
ただ「雇われるだけ」の働き方を越え、これからのわれわれの働き方に変化をもたらす、しごとへの取り組み方について理解を深めていく。
8[対面/face to face]:ワークスタイルを考える⑥
「ダイバーシティー」
組織内の人材ダイバーシティを意図的に推進する動きが活発化している。このような動きの基本的な考え方とわれわれの対応の仕方について学ぶ。
9[対面/face to face]:ライフスタイルを考える①
「個人の幸福としごと」
じぶんにとっての幸福とはどのようなものか?しごとを通じた自分自身の幸福の追求を可能にするにはどうしたらよいかを考えてみる。
10[対面/face to face]:ライフスタイルを考える②
「ともだち関係の構築と恋愛」
ともだちって大切な存在か?信頼できる友達関係を築くために必要なことは?現代における恋愛の諸相と自分のキャリアにおける恋愛を考える。
11[対面/face to face]:ライフスタイルを考える③
「結婚と家族と子育て」
人生の一大イベントである結婚と、結婚によって築かれる家族の現代における状況についての理解を深めるとともに、われわれの社会における子育てに関するいくつかの課題について考えていく。
12[対面/face to face]:ライフスタイルを考える④
「ジェンダー」
社会的「性」であるジェンダーについての理解を深め、家庭内、職場、社会におけるジェンダーギャップに気付き、われわれはどのように対処すべきかを考える。
13[対面/face to face]:ライフスタイルを考える⑤
「ライフコースとトランジション」
わたしたちが一生に辿るライフコースに関する理解を深め、また一生の間に何度かある大きなトランジション(転換期)の特徴と、その乗り越え方について考えていく。
14[対面/face to face]:終章
「人生の経営と行動様式の変革に向けて」
人を仮に企業体と考え、自分自身の人生を「経営」するという観点に立ってキャリアデザインを考えてみる。また、自分の人生目標の達成の可能性をより高めていくための行動様式の変革の必要性について言及していく。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習・課題レポートの作成等に要する時間は、講義時間以外に4時間以上を標準とします。より深い理解のために有益な資料、参考図書、作業等は授業内で示します。授業後にそれらに目を通したり、作業したり、インターネットや文献等の活用による自発的学習によって自分自身の知識やスキルの向上を目指されることを期待します。
テキスト(教科書)Textbooks
特に定めません。
参考書References
授業内で都度紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回の課題レポートの記述内容の評価を点数化し、それらを合計した総合点で評価(100%)します。記述内容の評価においては、記述内容のオリジナリティ、論理構成、表現法を重点に評価します。単位取得には特段の事情がない限り課題レポートの期限内提出率が70%以上であることが必要です。また、提出した課題レポートの総得点がすべての課題レポートを提出した際の満点の60%以上であることが必要です。やむを得ない事情で期限内のレポートの提出が難しい場合には、早めに担当教員と相談してください。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度より課題レポートの記述内容において、みなさんの「オリジナリティのある考え方」に対する評価を重点評価項目に加えます。世間一般の考え、どこかの本やネットに書いてあったような考えでなく、みなさん自身が自分の頭でよく練った「考え」を評価します。一般的に「正しい」考えより、みなさんが「考え抜いた」内容を記述内容には期待します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
毎回の授業(第1回授業を除く)においては小レポート(300字程度)の作成を求めます。この小レポートは「宿題」ではなく、「授業時間内提出課題」として当該授業終了時までに作成し(レポート作成の時間は取ります)、学習支援システム上で提出してください。そのため、小レポートの作成が可能なノートPCやタブレット等の機器を必ず持参してください。レポート作成のための使用機材は、できればスマートフォンではなく、PCやタブレットを用意されることをお勧めします。
その他の重要事項Others
【質問の受付】授業内容等に関する質問、問い合わせにはメールで受け付けます。必要に応じて対面での対応も可能です。コンタクト先(担当教員)については授業開始後に(初回授業において)お知らせします。
【受講制限】本授業の第1回目授業開始前日時点において仮登録者が教室定員を上回った場合はハイフレックス授業になります(クラスを2つに分けて、1回おきに教室授業とオンライン授業を交互に受講)。なお、仮登録者が教室定員の2倍を超えた場合は抽選によって受講者を決定します。この場合、第1回目授業の前日までに履修の仮登録をしていなかった学生は抽選の対象とならないため、受講できません。