SSISSI (Sports Science Institute)
HSS200LB（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200）スポーツメンタルトレーニング論Sports Mental Training
飯田 麻紗子Asako IIDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A9240 |
| 旧授業コードPrevious Class code | － |
| 旧科目名Previous Class title | － |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 木2/Thu.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多総合‐遠隔講義 |
| 配当年次Grade | 1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
【Course outline】
With the recent sophistication of sports, it is necessary to strengthen the psychological aspect in addition to the technical and physical aspects in order to demonstrate the ability and performance of athletes. In competitive sporting situations, the success or failure of team building is key to winning or losing. In this class, you will learn the latest sports mental training theories and methods that contribute to solving the psychological problems of athletes and sports teams.
【Learning Objectives】
1. To acquire theories and methods of psychological skills that contribute to athletes' ability to demonstrate and improve their performance.
2. To acquire theories and methods of group work that contribute to the improvement of team performance.
3. To deepen understanding of psychological phenomena encountered by athletes and teams.
4. To acquire an attitude of reconsidering one's attitude toward competition.
【Learning activities outside of classroom】
The standard preparatory study / review time for this class is 2 hours each, and the specific content of the efforts is as follows.
1. It is desirable to record the psychological problems encountered in sports and interpersonal situations and how to deal with them. The recorded content will be a clue to deepen your understanding of this class.
2. If you have any specified documents, please read them carefully in advance.
【Grading Criteria /Policy】
1. 50% for class participation, 50% for reaction papers and other submissions.
2. If the attendance is less than 2/3 of the class sessions (10 sessions）
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
昨今のスポーツの高度化に伴い、アスリートの実力発揮やパフォーマンスの向上には技術面、体力面にくわえて心理面の強化も必要条件となる。また、競技スポーツの場面ではチームビルディングの成否が勝敗のカギを握る。本授業では、アスリートやスポーツチームが抱える心理的諸問題の解決に寄与する最新のスポーツメンタルトレーニングの理論と方法について学ぶ。
到達目標Goal
1.アスリートの実力発揮やパフォーマンスの向上に資する心理スキルの理論と方法を習得する。
2.チーム力の向上に寄与するグループワークの理論と方法を習得する。
3.アスリートやチームが遭遇する心理的現象について理解を深める。
4.競技に対する姿勢について再考する態度を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科：DP3、法学部政治学科：DP1、法学部国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP4、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科：DP4、社会学部：DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科：DP1、現代福祉学部臨床心理学科：DP1、デザイン工学部システムデザイン学科：DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
講義と体験的学習を通して、アスリートやスポーツチームが抱える心理的諸問題の解決に寄与するスポーツメンタルトレーニングの理論と方法を学ぶ。授業で習得した理論や心理スキルを、自らが取り組むスポーツシーンにおいてどのように活用するのかを考えることが重要となる。そのため各授業では、習得した理論や心理スキルの活用方法についてまとめたリアクションペーパー等に取り組むことになる。
なお授業中の課題に対するフォードバックは、次の回の授業の序盤に受講生全体に対して行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス、スポーツメンタルトレーニングの概要
授業の進め方、成績評価に関する説明。スポーツメンタルトレーニングの理論と科学的根拠を学ぶ。
2[対面/face to face]：スポーツメンタルトレーニングの歴史
スポーツメンタルトレーニングはどのように発展したのか？
3[対面/face to face]：心理サポートの種類・水準
スポーツ現場で求められる心理サポートの種類・水準、および必要とされる専門領域を学ぶ。
4[対面/face to face]：スポーツメンタルトレーニングとアスリートの心理特性の関係
アスリートの心理特性、受傷アスリートのメンタルヘルス及び支援方法について学ぶ。
5[対面/face to face]：アスリートのメンタルヘルス
アスリートと発達障がいの事例、アスリートが陥りやすい精神疾患について学ぶ。
6[対面/face to face]：アスリートのメンタルマネジメント
アスリート特有のストレス、メンタルマネジメントの方法、具体例について学ぶ。
7[対面/face to face]：スポーツと心理検査
スポーツメンタルトレーニングで活用される心理検査の種類、活用方法について学ぶ。
8[対面/face to face]：自己理解と他者理解
心理検査を活用して自己理解を深める。ワークを通じて他者理解を深め、チームビルディングに生かす。
9[対面/face to face]：スポーツメンタルトレーニングはなぜ必要か
スポーツメンタルトレーニングの基礎、パフォーマンスと気分・感情の関係などを学ぶ。
10[対面/face to face]：物事のとらえ方
最新の心理技法から認知の変容、緊張・不安への対処方略などを学ぶ。
11[対面/face to face]：実力発揮のための心理的トレーニング
イメージ技法、リラクセーション技法、集中力向上を目的としたスポーツメンタルトレーニングを学ぶ。
12[対面/face to face]：動機づけ
目標設定とモチベーションの関係について学ぶ。
13[対面/face to face]：アスリート支援の実践例
国内の心理サポートの事例を学ぶ。
14[対面/face to face]：総論、レポート作成
授業内容のまとめ、振り返り。期末レポートの作成。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
講義内容を実践・活用できるようになることを目指して、毎回の授業中に提示されるレポート課題に取り組めるよう、スポーツ場面や対人場面で遭遇する心理的課題およびその対処法など、情報を収集してから授業に参加してください。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
パワーポイント、関連資料等を適宜使用します。
参考書References
荒井弘和（編著）「アスリートのメンタルは強いのか？ ―スポーツ心理学の最先端から考える―」晶文社
日本スポーツ心理学会（編）「スポーツメンタルトレーニング教本」大修館書店
日本スポーツ心理学会（編）「最新 スポーツ心理学 ―その軌跡と展望」大修館書店
日本スポーツ心理学会（編）「スポーツ心理学の挑戦 ―その広がりと深まり」大修館書店
中込四郎・鈴木 壯「アスリートのこころの悩みと支援」誠心書房
成績評価の方法と基準Grading criteria
次の基準に従い総合的に評価します。
1) 授業への参画状況が50％、リアクションペーパー等の提出物が50％。
2) 出席回数が授業実施回数の 2/3（10回出席）以上に満たない場合はE評価とします。
3) 欠席・遅刻をした場合は評価が低下します。
4) 授業開始から20分以内までの入室を遅刻とし、それ以降の入室は欠席とします。また、遅刻3回で欠席1回の扱いとします。
5) やむを得ない理由がない限り全ての授業に出席してください。やむを得ない理由とは、病気、怪我、冠婚葬祭等による欠席を指します。
6) 急遽、病気、怪我、冠婚葬祭等により欠席することになった場合、出席可能となった授業時にその旨について担当教員に報告するとともに、そのことを証明できる資料を担当教員に提出してください。
7) レポート課題では、授業のテーマや内容を踏まえた上で適切な記述がされているかについて評価します。
8) リアクションペーパーでは、授業で習得した内容が適切に記述できているかについて評価します。
9) 授業への参画状況とは、単に出席していることを意味するのではなく、ディスカッションや各種授業運営に主体的に関わることを評価の対象とするという意味です。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
多摩キャンパスでは2024年度より開講の授業となります。授業はワークやディスカッションを中心に行いますが、学生の視点を忘れずより実践的な授業となるよう努めます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業支援システムに接続可能で、課題を作成・提出することができるモバイル機器（PC，スマートフォン，タブレット端末など）を準備してください。上記機器が準備できない場合、その旨を初回授業にて講師に報告してください。
その他の重要事項Others
1.授業の概要や成績評価基準について説明するため、必ず初回授業から出席してください。
2.本授業の大半はグループワークや体験的学習によって構成されており、各授業時に課すリアクションペーパー等ではそれらに関連した質問に回答することになります。このため、長期遠征等の理由により本授業で求める出席回数が満たせない方の履修はおすすめしません。
3.ワーク等が実施される場合、協力的な姿勢で授業に参加してください。
4.原則として対面授業を実施する予定です。なお、オンライン授業等に変更される場合があるため、都度、学習支援システムやメールをチェックするようにしてください。
5.授業計画は受講者の人数や要望に応じて変更する場合があります。