SSISSI (Sports Science Institute)
HSS200LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 200)機能解剖とリハビリテーションFunctional anatomy and Rehabilitation
佐藤 祐輔Yusuke SATO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9238 |
旧授業コードPrevious Class code | - |
旧科目名Previous Class title | - |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 火2/Tue.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 多摩 |
教室名称Classroom name | 多総合‐遠隔講義 |
配当年次Grade | 1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
To achieve higher performance in sports, athletes themselves are required to acquire knowledge and skills to deal with sports injuries and traumas, as well as methods of conditioning their bodies. Moreover, understanding the functional anatomy involved in sports injuries, traumas, and conditioning is extremely important. This lecture aims to learn about injuries and traumas common in sports from the perspective of functional anatomy, and to acquire conditioning and appropriate training methods as well as prevention methods from immediately after injury to return to play.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
スポーツにおいてより高いパフォーマンスを発揮するためには、アスリート自身がスポーツ障害・外傷に対応した知識・技術や身体のコンディショニング方法を身につけることが求められる。また、スポーツ障害・外傷やコンディショニングに関与する機能解剖を理解することは非常に重要である。本講義では、スポーツで好発する障害・外傷に関する知識を機能解剖の観点から学習し、受傷直後や復帰までのコンディショニングや適切なトレーニング方法及び予防方法の習得を目的とする。
到達目標Goal
・自らのスポーツにおいて好発する障害・外傷に対し機能解剖の観点から理解する
・急性期のスポーツ障害・外傷の対処法に関する機能解剖の理解を深める
・スポーツ障害・外傷からの復帰または予防のためのコンディショニングやトレーニング方法に関する理解を機能解剖の観点から理解する
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
授業は対面授業を基本とする。ただし、Covid-19の予防感染 対策に関する大学の方針に変化があった場合の授業計画の変更については、学習支援システム(通称: Hoppii)でその都度提示する。課題などの提出に関しても授業内やHoppiiを通じて行う。
講義中心で行うが、授業内で学習した知識をもとにグループワークを行うこともある。
課題は授業内容をもとに簡易的な小テストを行い、提出する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ガイダンス
本授業の流れ、課題方法、評価方法の説明
2[対面/face to face]:基本的な解剖学の概要
体の主要な構造と器官の機能について学習する
3[対面/face to face]:運動機能と身体力学
運動時の筋や関節の動きについての基本的な原則と身体力学について学習する
4[対面/face to face]:バイオメカニクスの基礎
動作解析と身体の力学的な側面に焦点を当て、効率的で安定した運動方法について学習する
5[対面/face to face]:スポーツ外傷・障害と機能解剖① 肩関節
肩関節に好発するスポーツ外傷・障害における機能解剖について学習する
6[対面/face to face]:スポーツ外傷・障害と機能解剖② 肘関節
肘関節に好発するスポーツ外傷・障害における機能解剖について学習する
7[対面/face to face]:スポーツ外傷・障害と機能解剖③ 膝関節
膝関節に好発するスポーツ外傷・障害における機能解剖について学習する
8[対面/face to face]:スポーツ外傷・障害と機能解剖④ 足関節
足関節に好発するスポーツ外傷・障害における機能解剖について学習する
9[対面/face to face]:スポーツ外傷・障害と機能解剖⑤ 腰部
腰部に好発するスポーツ外傷・障害における機能解剖について学習する
10[対面/face to face]:リハビリテーションの基礎
スポーツ外傷・障害と回復における基本的なリハビリテーションの原則について学習する
11[対面/face to face]:適切なトレーニング方法
スポーツ外傷・障害に関する競技復帰や発生予防のためのトレーニング方法について学習する
12[対面/face to face]:適切なストレッチング・リラクゼーション方法
スポーツ外傷・障害に関する競技復帰や発生予防のためのストレッチング・リラクゼーション方法について学習する
13[対面/face to face]:ケーススタディ
実際のケーススタディを通じて、これまで学んだ知識を実践に応用する
14[対面/face to face]:期末レポート課題
レポートに基づくグループディスカッション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。講義前日までに学習支援システム上に講義で使用する資料を掲載するので、受講者は各自ダウンロードし、資料に基づき事前学習を行うこと。
テキスト(教科書)Textbooks
特になし。大学ホームページ内の学習支援システム上に講義で使用する資料を各自でダウンロードしておくこと。
参考書References
01. 日本スポーツ協会編『2022年カリキュラム対応公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト3(コンディショニング)』
02. 日本スポーツ協会編『2022年カリキュラム対応公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト4(リコンディショニング)』
03. 日本スポーツ協会編『公認アスレティックトレーナー専門科目テキスト2(運動器の解剖と機能)』
04. 中村隆一『基礎運動学 第 6 版』医歯薬出版株式会社
05. 市橋則明『運動療法学』株式会社文光堂
06. 坂井建雄監訳『プロメテウス解剖学アトラス 解剖学総論/運動器 系』株式会社医学書院
07. 岡田泰伸監訳『ギャノング生理学 原著23版』丸善出版株式会社
08. 錦織圭之介『スポーツ医学検定 公式テキスト1級』株式会社東洋館出版社
成績評価の方法と基準Grading criteria
1. 成績評価の割合は、以下の内容で評価する。
・出席が25%
・毎回の授業内で実施する課題(小テスト)が55%
・期末レポート・発表が20%
3. 成績評価は 100 点満点とし、60 点以上が合格となる。
4. 期末試験はレポート及び発表とする(詳細は授業内で説明する)。出題範囲は、授業で扱った内容の全てが対象となる。
5. 最終回授業を除き、出席が10回未満の者は、単位取得のための履修時間を下回ると判断されるためDもしくはE評価とする。
6. 本科目で求められた課題の未提出及び期限を超過した提出や欠席、遅刻、早退をした場合には評価に反映される。
7. 公欠は、必要書類を提出すれば加味する。書類がない場合はいかなる理由でも加味しない。
上記の成績評価方法は原則的なものであり、通常の活動が困難な場合に対しては個別に対応・評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
受講学生の実施しているスポーツやニーズに、できるだけ沿った内容を準備する。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
課題を円滑に受講するためのネットワーク環境およびパソコンやタブレットなどの通信用デバイスの準備をすること。※詳細はガイダンスで説明する。