SSISSI (Sports Science Institute)
HSS100LB（健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100）トレーニング理論と実践Theory and practice of physical training
伊藤 マモルMamoru ITO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | A9040 |
| 旧授業コードPrevious Class code | － |
| 旧科目名Previous Class title | － |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市富士‐F310 |
| 配当年次Grade | 1～4年 |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
【Course outline】
This class is for 2nd year students and above.
In this class, students plan and verify the effectiveness of strength training, which is a part of conditioning that encompasses physical training theory, by focusing on training methods that meet their own objectives.
This is an active learning type class in which students practice a training program they have created themselves, and the class is conducted in an active manner with the students taking the initiative.
【Learning Objectives】
1: You can select a training menu according to your training objectives.
2：To be able to practice training methods according to the objectives
3: To be able to explain the expected results of training
4：To be able to correctly record the results of training
5：To be able to present the results of training using PowerPoint
【Learning activities outside of classroom】
The standard preparation and review time for this class is 2 hours each (4 hours total).
Students are encouraged to relearn the issues covered in class in the process of systematic training, both in club activities and at the training center.
In particular, please continue to practice what you learn in class, paying attention to the fact that you can also learn about changes in yourself from measurements such as weight, body fat percentage, and body temperature, as well as from the quantity and quality of your diet, water intake, quantity and quality of sleep, and bowel movements.
【Grading Criteria /Policy】
Credit will be awarded based on the following criteria for the five items listed in the achievement objectives.
1. Reports on assignments presented in class: 30%.
2. Reaction paper in class: 30%.
3. Presentation of results (materials prepared, presentation attitude, etc.): 40%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業は２年生以上が対象です。
フィジカルトレーニング理論を包括したコンデイショニングの一環であるストレングス（筋力）トレーニングについて、各自の目的に応じたトレーニング方法に着目したトレーニングを計画し、その効果を検証する授業です。
履修者自らが作成したトレーニング・プログラムを実践していくアクティブラーニング型の授業であり、履修者が主体となり能動的に進めます。
到達目標Goal
１：トレーニングの目的に応じたトレーニングメニューを選択できる
２：目的に応じたトレーニング方法を実践できる
３：トレーニングによって期待される効果を説明できる
４：トレーニングの結果を正しく記録できる
５：トレーニングの結果をパワーポイントを用いて発表できる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科：DP3、法学部政治学科：DP1、法学部国際政治学科：DP1、文学部：DP1、経営学部：DP3、国際文化学部：DP4、人間環境学部：DP2、キャリアデザイン学部：DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科：DP4、社会学部：DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科：DP1、現代福祉学部臨床心理学科：DP1、デザイン工学部システムデザイン学科：DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面授業とオンライン授業を組み合わせたブレンド型授業で開講します。
測定評価に応じたトレーニングを計画し、その実践効果を検証します。実技の教場は、主として市ケ谷総合体育館地下１Fのトレーニングセンターを使用し、授業毎に課題となる実技を実践し、アドバイスを受けながら正しい方法を習得していきます。
毎授業においてリアクションペーパーを回収します。これらの課題等の提出・フィードバックに関してはGoogleClassroomまたはLINEを用いる予定です。また、授業においてはリアクションペーパーなどにおける良いコメントは授業内で紹介し、さらなる議論に活かします。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1.[対面/face to face]：ガイダンスおよび測定
＜トレセン＞
①シラバスの確認（授業概要と到達目標の説明）
②授業の進め方およびルールと評価方法
③授業計画
④受講者の決定
⑤Inbodyを用いて、基礎代謝と身体組成を測定し、その分析・評価を行う
⑥筋力を把握するための測定と分析・評価を行う
⑦授業支援システムへのメールアドレス登録とGoogleフォームの実施
2.[対面/face to face]：課題検討Ⅰ・測定結果の評価
＜教室＞
①グループワークを行う
②前回の測定結果を分析する
③トレーニングの原理原則を確認する
④筋力発揮の様式とトレーニング効果を確認する
3.[対面/face to face]：課題検討Ⅱ・トレーニング方法
＜教室＞
①グループワークを行う
②骨格筋に対するトレーニングの方法と効果を整理する
③テーマに適したトレーニング方法を検討する
4.[対面/face to face]：課題の決定とトレーニングプログラム
＜教室＞
①授業で取り組む課題を明確にする
②トレーニング記録方法を確認する
5.[対面/face to face]：トレーニングプログラムのデザイン
＜教室＞
①プログラムを組み立てる際に考慮すべき要素を確認する
②ピリオダイゼーションから戦略的なトレーニング計画を検討する
6.[対面/face to face]：筋力トレーニングの実践（主に上肢）
①上肢のトレーニング方法を実践する
②効果的な筋力トレーニングプログラムを設計する
7.[対面/face to face]：筋力トレーニングの実践（主に体幹）
①体幹のトレーニング方法を実践する
②効果的な筋力トレーニングプログラムを設計する
8.[対面/face to face]：筋力トレーニングの実践（主に下肢）
①下肢のトレーニング方法を実践する
②効果的な筋力トレーニングプログラムを設計する
9.[対面/face to face]：パワートレーニング（主に下肢）
①パワートレーニングに関する科学的基礎と意義を理解する
②効果的なパワートレーニングプログラムを設計する
10.[対面/face to face]：カーディオバスキュラー・フィットネス
①心臓血管系への影響を理解する
②カーディオトレーニングの原則と方法を検討する
③心肺機能を向上させるための有酸素トレーニングの実践する
11.[対面/face to face]：柔軟性トレーニング
①関節可動域の重要性を認識する
②柔軟性トレーニングの方法と効果を検討する
③セルフストレッチを実践する
12.[対面/face to face]：リカバリーと休養、および測定
①筋肉回復のメカニズムを理解する
②リカバリー戦略とトレーニングの最適化を検討する
③Inbodyを用いて、基礎代謝と身体組成を測定し、その分析・評価を行う
④筋力を把握するための測定と分析・評価を行う
13.[対面/face to face]：最終プレゼンテーション
①フィジカルトレーニングに関する知識や検証結果を共有するためのパワーポイントを用いた発表を行う
②授業での学びや発見を共有し、振り返りを行う
14.[対面/face to face]：総括（最終評価と振り返り）
①グループワーク形式でコースの振り返りと将来の活動に向けた計画を共有する
②フィジカルトレーニングの重要性や今後の展望について議論する
③レポートを作成する
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間（計4時間）を標準とします。
部活動やトレーニングセンターでも計画的にトレーニングを行う過程で授業で扱った課題を再学修してください。
特に、体重、体脂肪率、体温などの測定や食事の量・質、水分摂取量、睡眠の量・質、排便などからも自分自身の変化を知ることができることに着目して、授業での学びを継続的に実践してください。
テキスト（教科書）Textbooks
特定のテキストは使用せず、必要に応じて資料を配布する。
参考書References
1.レジスタンストレーニングのプログラムデザイン ブックハウスHD
2.ストレングス＆コンディショニングⅠ理論編 大修館書店
3.トレーニング指導者テキスト理論編 大修館書店
成績評価の方法と基準Grading criteria
単位認定は到達目標に示した５項目に対して、次の基準にしたがって総合的に評価します。
１．授業で提示した課題のレポート：30％
２．授業におけるリアクションペーパー：30％
３．成果発表（作成した資料、発表態度など）：40％
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
2023年度からこの科目を担当し、授業内で学生から上がった意見によれば、本科目は小人数制の授業であるため、履修者相互のコミュニケーションはもとより、教員と履修者の距離感も近いため、個々のトレーニングへの目配りができ、効率的で実践的な授業になっていると思います。2024年度も履修者相互のコミュニケーションを促進することを重視して授業を展開します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
実技の授業時は市ケ谷総合体育館地下１Fトレーニングセンターにおいて運動を行うため、トレーニングを安全で効率的に実践できるトレーニングウエアやシューズを忘れずに準備しておいてください。
その他の重要事項Others
１．受講者は原則20名までとします。
受講希望者は必ず初回の授業までにHoppiiに仮登録するとともに、ガイダンスに参加し、担当教員からの許可を得ること。
セメスター制を行っている学部生も同条件とします。
２．授業１回目のガイダンスにおいて、履修希望者が20名を超えた場合は任意の人数制限を行います。履修者を選定する条件は、授業概要と目標を理解し、積極的に授業に参加し、自らの問題解決に取り組めることです。
具体的には、授業に対する意欲を授業内容に関連した問題意識や課題などの観点から小論文形式で記述してもらい、原則として欠席せずに全回出席可能な者で、より具体的な目標を持った者を確定します。
３．履修者の決定に関する通知の詳細はガイダンス時に説明します。