SSISSI (Sports Science Institute)
HSS100LB(健康・スポーツ科学 / Health/Sports science 100)スポーツマネジメントSports Management
藤岡 成美Narumi FUJIOKA
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | SSISSI (Sports Science Institute) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | A9059 |
旧授業コードPrevious Class code | A9006 |
旧科目名Previous Class title | スポーツ経営論 |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 月2/Mon.2 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | 市外濠‐S306 |
配当年次Grade | 1~4年 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 2023年度以前入学生は必修科目として「スポーツ経営論」を履修 |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium |
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Outline (in English)
■Course outline
This course introduces the history and the social background of the development of sport management, and the fundamental knowledge that is necessary to understand sport management. Students also acquire to understanding of the current situation and issues of sport management from various perspectives. Through these studies, this class aims to develop human resources who could apply sport management to various situations based on the uniqueness of sport management compared to other fields.
■Learning Objectives
By the end of the course, students should be able to do the following:
(1) To be able to understand and explain the basic viewpoints and knowledge required for sport management.
(2) Based on (1) above, to be able to apply the concept of management to various sports situations.
(3) Be able to explain the uniqueness of sport management, which is different from other fields.
■Learning activities outside of the classroom
Your study time will be more than two hours for a class.
Before each class meeting, students will be expected to read reference books on topics related to the next lecture.
After each class meeting, students will be expected to review the reference books and handouts again, as well as read articles and news related to each class.
■Grading Criteria /Policies
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Work in each session: 70%, Term-end examination: 30%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業では,スポーツマネジメントが発展してきた背景・経緯およびスポーツマネジメントを理解する上で必要な基礎知識を習得する.その上でスポーツの対象別に,実際のマネジメントにおけるプロセスや現状,課題などを理解する.これらの学修を通じ,他領域と比較したスポーツマネジメントの独自性を踏まえた上で,さまざまな場面にスポーツマネジメントの考えを適用できる人材の育成を目指す.
到達目標Goal
(1) スポーツマネジメントに必要な基本的な視点・知識を理解し,説明できる
(2) (1)に基づいて,さまざまなスポーツ対象にマネジメントの考え方を適用することができる
(3) 他領域とは異なる,スポーツマネジメントの独自性を説明することができる
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
各学部のディプロマ・ポリシーのうち、以下に関連している。法学部法律学科:DP3、法学部政治学科:DP1、法学部国際政治学科:DP1、文学部:DP1、経営学部:DP3、国際文化学部:DP4、人間環境学部:DP2、キャリアデザイン学部:DP1、経済学部経済学科・現代ビジネス学科:DP4、社会学部:DP2、現代福祉学部福祉コミュニティ学科:DP1、現代福祉学部臨床心理学科:DP1、デザイン工学部システムデザイン学科:DP4
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
原則,教室での対面授業を実施します.体育会活動や感染症罹患等による欠席に関しては,証憑書類を提出の上で配慮対象として認めます.それ以外の欠席事由に関しては,配慮対象として認めません.また,仮登録期間に授業が行われる場合でも,その出席と課題提出状況は成績に加味しますので,初回から出席することを推奨します.
各回の授業は,原則として以下の流れで進めていきます.
(1) 前回授業の復習・解説,リアクションペーパーの紹介など
(2) 講義(ミニワーク等の課題を含む)
また,授業内でディスカッション等が入る可能性があります(受講人数次第では変更する可能性もあります).こうしたアクティブラーニングを通じて,自身の意見をまとめて発表するだけでなく,学生間で意見共有することでスポーツマネジメントの現状や課題について多角的に捉える機会とします.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:オリエンテーション
授業概要や進め方を説明するとともに,授業の導入としてスポーツマネジメントの発展の歴史,社会的背景を概説する.
第2回[対面/face to face]:スポーツマネジメントの基礎 (1)基本フレーム
スポーツマネジメントの定義や実践領域,スポーツ活動の生産過程で発生するマネジメント機能を理解する.
第3回[対面/face to face]:スポーツマネジメントの基礎 (2)組織のマネジメント
スポーツ組織のマネジメントに必要な基礎知識を理解する.
第4回[対面/face to face]:スポーツマネジメントの基礎 (3)関連法・政策
スポーツマネジメントと重要な関連のある法制度や政策を,実例を参考にしながら理解する.
第5回[対面/face to face]:スポーツを支える組織・環境のマネジメント (1)スポーツ団体
スポーツを支える組織を複数取り上げ概説し,うち競技団体を例にスポーツ組織のマネジメントの実際と課題を理解する.
第6回[対面/face to face]:スポーツを支える組織・環境のマネジメント (2)施設
公共スポーツ施設やスタジアム・アリーナの管理・運営について学ぶ.
第7回[対面/face to face]:スポーツ観戦のマネジメント (1)リーグ・チーム
スポーツマネジメントの対象としてスポーツ観戦を取り上げ,特にリーグやチームのマネジメントの実際や課題を学ぶ.
第8回[対面/face to face]:スポーツ観戦のマネジメント (2)ファン
ファンビジネス成功のために必要な要素を理解するとともに,スポーツファンの特性や観戦の意思決定プロセスを学ぶ.
第9回[対面/face to face]:スポーツ観戦のマネジメント (3)スポンサーシップ
スポーツ観戦の場でみられるスポンサーシップを取り上げ,その背景や基礎知識,スポンサー獲得のプロセスなどを実例も参考にしながら学ぶ.
第10回[対面/face to face]:スポーツ実施のマネジメント (1)学校体育・部活動
スポーツマネジメントの対象としてスポーツ実施を取り上げ,特に学校現場におけるスポーツ(体育・部活動)のマネジメントおよびその課題を理解する.
第11回[対面/face to face]:スポーツ実施のマネジメント (2)地域クラブ
地域スポーツクラブのマネジメントの現状や課題を理解するとともに,対象に応じたクラブマネジメントのポイントを理解する.
第12回[対面/face to face]:スポーツ実施のマネジメント (3)民間クラブ
民間フィットネスクラブの現状およびマネジメントの実態,会員の特性を理解する.
第13回[対面/face to face]:講義の振り返り・授業内試験
授業の到達目標と照らし合わせながら,過去の講義内容を振り返るとともに,授業内容の理解度を確認する試験を行う.
第14回[対面/face to face]:解説・授業総括
第13回授業内試験の解説を行い,講義を総括する.
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の予習・復習に必要な時間はおおよそ各2時間です.
予習では,参考書等の関連ページを事前に読んでおいてください.復習では,予習と同様に参考書や配付資料を再度確認するとともに,各回の授業に関する新聞記事・ニュースを閲覧してください.
テキスト(教科書)Textbooks
なし(必要な場合は適宜指示します)
参考書References
原田宗彦, 小笠原悦子. (2015). スポーツマネジメント 改訂版 (スポーツビジネス叢書). 大修館書店. 2090円(税込). ISBN:978-4469267839.
山下秋二, 原田宗彦(編著), 中西純司, 松岡宏高, 冨田幸博, 金山千広(著). (2005). 図解スポーツマネジメント. 大修館書店. 1980円(税込). ISBN:978-4469265712.
柳沢和雄(編集), 清水紀宏(編集), 中西純司(編集). (2017). よくわかるスポーツマネジメント (やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ). ミネルヴァ書房. 2640円(税込). ISBN:978-4623080144.
山下秋二, 中西純司, 松岡宏高(著). (2016). 図とイラストで学ぶ新しいスポーツマネジメント. 大修館書店. 2640円(税込). ISBN:978-4469268041.
成績評価の方法と基準Grading criteria
到達目標にて示した3項目について,以下の基準をもとに評価します.
(1) 各回のワーク
各回の授業時間内に提示された課題について,毎回100点満点で採点します.
(2) 授業内試験
第13回に行われる授業内試験を100点満点で採点します.
(1)の合計点を70%,(2)を30%の比率に直し,その合計点で評価します.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度より担当するためフィードバックできません.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
ミニテストやリアクションペーパー,出席カードを提出するため,ノートPCと筆記用具を毎回必ず持参してください.その他,準備が必要な物に関しては授業前にアナウンスします.
その他の重要事項Others
本授業では「各回の授業テーマを,自身の過去の経験や現在の状況と照らし合わせて考えること」「自身の考えをアウトプットすること」「他者の意見を聞き,考えを深めること」を重視します.各回のリアクションペーパーでは,授業を受けた上で自身の意見を積極的に記述するようにしてください.
また,各回の授業テーマに関連した時事ニュースを取り上げることがあります.こうした時事ニュースに普段から触れるように努め,ニュースに対する疑問・自身の考えを持つように意識してください.