社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1-0201(社会学 / Sociology 500)社会学研究2Topics in Sociology 2
丸山 里美
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | X6343 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期集中/Intensive(Spring) |
曜日・時限Day/Period | 集中・その他/intensive・other courses |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | |
教室名称Classroom name | 未定 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 修士課程「社会学特殊研究5」と合同 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
(Course outline)
In this class, students will learn about 1) clinical sociological research and 2) qualitative research studies and how to compile them into a thesis through individual reports and literature readings.
(Learning Objectives)
The aim is for each student to improve his or her own research skills.
(Learning activities outside of classroom)
On the first day of class, students will be asked to report on their own research, so please prepare your report in advance. In addition, students are required to read the designated literature in class in advance and to prepare other reports as instructed in class.
(Grading Criteria /Policy)
Presentation(50%)、Discussion(50%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
【概要】
本クラスでは、個人報告と文献講読によって、1)臨床社会学的研究、2)質的調査研究とそれを論文としてまとめていく方法について学びます。
【目的】
以上を通して、受講生各自が自分自身の研究力を向上させることを目的とします。
到達目標Goal
・臨床社会学的視点とは何かについて、説明することができる。
・質的調査方法論を理解し、自分の研究に活かすことができる。
・自分自身の質的データにもとづく研究について、社会学的学術論文としてまとめあげていくことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP1」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
演習形式(個人報告および文献講読)
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス
自己紹介、授業の進め方
第2回[オンライン/online]:個人報告
受講生が自分自身の研究について報告し、ディスカッション
第3回[オンライン/online]:個人報告
受講生が自分自身の研究について報告し、ディスカッション
第4回[オンライン/online]:文献講読
指定文献の第1章(『質的社会調査の方法』)を読み、質的調査の特徴を理解する
第5回[オンライン/online]:文献講読
指定文献の第1章(『質的社会調査の方法』)を読み、フィールドワークについて、その特徴を理解する
第6回[オンライン/online]:文献講読
指定文献の第1章(『質的社会調査の方法』を読み、参与観察について、その特徴を理解する
第7回[オンライン/online]:文献講読
指定文献の第4章(『質的社会調査の方法』)を読み、生活史法について、その特徴を理解する
第8回[オンライン/online]:文献講読
指定文献の第1章(『女性ホームレスとして生きる』)を読み、質的調査の設計の仕方について理解する
第9回[オンライン/online]:文献講読
指定文献の第1章(『女性ホームレスとして生きる』)を読み、先行研究のレヴューの仕方、問の設定の方法について理解する
第10回[オンライン/online]:文献講読
指定文献の付録(『女性ホームレスとして生きる』)を読み、質的データを研究として発展させていく方法を学ぶ
第11回[オンライン/online]:個人報告
受講生が自身の調査データを報告し、ディスカッション
第12回[オンライン/online]:個人報告
受講生が自身の調査データを報告し、ディスカッション
第13回[オンライン/online]:個人報告
受講生が自身の調査データを報告し、ディスカッション
第14回[オンライン/online]:個人報告
受講生が自身の調査データを報告し、ディスカッション
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
初日の授業では、受講生に各自の研究報告をしてもらいますので、事前に報告準備をしておいてください。
その他、授業内で指示された指定文献を事前に読んでくること、それ以外に授業内で指示された報告の準備をすることが必要になります。
テキスト(教科書)Textbooks
・丸山里美, 2021(2013), 『女性ホームレスとして生きる――貧困と排除の社会学[増補新装版]』世界思想社
・岸政彦・石岡丈昇・丸山里美, 2016, 『質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学』有斐閣
参考書References
なし
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業内での報告(50%)、ディスカッション(50%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報共有・連絡のために、学習支援システムを利用します。受講前に確認しておいてください。
担当教員の専門分野等
<専門領域>
ジェンダー論、貧困研究、質的調査法
<研究テーマ>
貧困とジェンダー
<主要研究業績>
丸山里美, 2021(2013), 『女性ホームレスとして生きる――貧困と排除の社会学[増補孫装版]』世界思想社
岸政彦・石岡丈昇・丸山里美, 2016, 『質的社会調査の方法――他者の合理性の理解社会学』有斐閣