社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1－0308（社会学 / Sociology 500）外国書講読２（英語）Readings in Foreign Language 2
吉田 公記Koki YOSHIDA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | X6041 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火4/Tue.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 多摩 |
| 教室名称Classroom name | 多社会‐618 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | 学部「外書講読（メディア社会学）３Ｂ」と合同 |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
The aim of this course is to learn skills to read academic (sociological) papers written in English. Students are required to translate or summarize specified parts of the paper in advance to prepare for the classes.
Grading will be based on the following evaluation.
1) Assignments: 100%
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本科目では社会学の学術誌に掲載された研究論文を講読し、英語文献の読み方の基礎を学ぶ。
到達目標Goal
英語で書かれた学術的な文章を正確かつ批判的に講読する技術を身につけること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP6」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
授業では文単位で正確に理解することと、パラグラフなどまとまった単位で内容を理解することの両面に重点を置きながら読み進めていく。受講生は解説を聞いて各自の訳文（場合によっては要約）を添削し、疑問点や問題点を解決する。提出課題へのフィードバックは、基本的に授業内で行なう。授業計画は展開によって変更する可能性がある。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：ガイダンス
授業の概要説明
第2回[対面/face to face]：講読論文を読む①
Abstractを読み、論文の全体像を把握する
第3回[対面/face to face]：講読論文を読む②
1 INTRODUCTIONを読む①
第4回[対面/face to face]：講読論文を読む③
1 INTRODUCTIONを読む②
第5回[対面/face to face]：講読論文を読む④
2 DIGITAL MEDIA AND THE RISE OF ‘NEW’ NATIONALISMを読む①
第6回[対面/face to face]：講読論文を読む⑤
2 DIGITAL MEDIA AND THE RISE OF ‘NEW’ NATIONALISMを読む②
第7回[対面/face to face]：講読論文を読む⑥
3 THE INVISIBLE REPRODUCTION OF NATIONALISM ONLINEを読む①
第8回[対面/face to face]：講読論文を読む⑦
3 THE INVISIBLE REPRODUCTION OF NATIONALISM ONLINEを読む②
第9回[対面/face to face]：講読論文を読む⑧
4 HAVE DIGITAL MEDIA CHANGED NATIONALISM?を読む①
第10回[対面/face to face]：講読論文を読む⑨
4 HAVE DIGITAL MEDIA CHANGED NATIONALISM?を読む②
第11回[対面/face to face]：講読論文を読む⑩
4 HAVE DIGITAL MEDIA CHANGED NATIONALISM?を読む③
第12回[対面/face to face]：講読論文を読む⑪
5 CONCLUSIONSを読む①
第13回[対面/face to face]：講読論文を読む⑫
5 CONCLUSIONSを読む②
第14回[対面/face to face]：まとめ
これまでに学んだ内容の整理
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前に指定された範囲の訳文（場合によっては要約）を準備し、わからなかった箇所や難しかった箇所は疑問点を明確にしておくこと。前々日までに学習支援システムから訳文（場合によっては要約）を提出することが求められる。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
Sabina Mihelj and César Jiménez-Martínez, 2021, "Digital nationalism: Understanding the role of digital media in the rise of ‘new’ nationalism," Nations and Nationalism, 27(2): 331-346.
https://doi.org/10.1111/nana.12685
＊本論文は、法政大学図書館のオンラインジャーナルで閲覧できる。
＊なお、初回授業の時点で文献が入手困難な場合、変更する可能性がある。
参考書References
授業内で適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
課題点：100%
＊課題がほぼ毎回ある。内容は、①授業で読む範囲の訳文（場合によっては要約）の提出（授業前）と②自己添削物の提出（授業後）が中心となる。
＊評価は課題点をベースとするが、授業への参加姿勢なども考慮し、総合的に評価する。期末試験・期末レポートは実施しない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
特になし。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
辞書（電子辞書、スマートフォンの辞書でも可）
その他の重要事項Others
質問がある場合は、授業内および授業後に受け付ける。
担当教員の専門分野等
＜専門領域＞ 国際社会学
＜研究テーマ＞ イギリスにおける排外主義
＜主要研究業績＞
・吉田公記，2019「イギリスにおけるEU移民の福祉受給とミドルクラスの排外主義」『大原社会問題研究所雑誌』733：28-39．
・吉田公記，2018「ワークフェア型福祉国家における移民の包摂と排除――イギリスの排外主義政党UKIPの躍進背景の考察」『年報社会学論集』31：48-59．
・ロジャース・ブルーベイカー著・佐藤成基・髙橋誠一・岩城邦義・吉田公記編訳，2016『グローバル化する世界と「帰属の政治」――移民・シティズンシップ・国民国家』明石書店（第1章・第2章の翻訳を担当）．