社会学研究科Graduate School of Sociology
SOC500E1－2209（社会学 / Sociology 500）メディア社会学特殊研究１（知的財産権法）Special Issues in Sociology of Media and Communications 1
白田 秀彰Hideaki SHIRATA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 社会学研究科Graduate School of Sociology |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | X6027 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 土1/Sat.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
| 教室名称Classroom name | 市BT‐1003 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience |
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Outline (in English)
This is an introductory lecture on intellectual property law.
First, we will overview all areas of intellectual property law, such as patents, trademarks, designs, and copyrights, to understand their respective roles, and then specifically examine copyright law, which is the most familiar and important for liberal arts students.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
知的財産権法の入門講義である。
情報社会における財産として重要性を飛躍的に増した知的財産権法について、まず特許・商標・意匠および著作権といった全領域を概観しそれぞれの役割を理解したあと、文科系学生にとってもっとも身近で重要な著作権法について具体的に検討する。
到達目標Goal
知的財産権制度全体の構造を理解し、とくに著作権について具体的かつ適切な取扱いができること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
プレゼンテーション資料を用いながら講義する。課題解決型学習にも取り組みたい。
対面が可能な場合は対面で行うが、感染症その他の状況により、オンデマンドによる対面講義とほぼ同内容の動画による講義となる可能性がある。講義に関する連絡その他は、指定されたGoogle Classroomにて行う。提出された課題に対する講評は、Google Classroom のストリームにて適宜行う。また必要に応じて個別にメール等の方法で指導を行う。
Google Classroom のクラスコードは echh2mu である。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：ガイダンス
講義概要および受講上の留意点。
2[対面/face to face]：創作概念
知的財産権の中核概念である「創作・発明」について検討する。
3[対面/face to face]：模倣概念
「創作・発明」と対になる概念である「模倣」について検討する。
4[対面/face to face]：権利と契約
知的財産権の保護に関して、法律の基本的な概念について説明する。
5[対面/face to face]：特許
特許・実用新案制度について解説する。
6[対面/face to face]：商標
商標制度について解説する。
7[対面/face to face]：意匠
意匠制度について解説する。
8[対面/face to face]：著作権・著作物
著作権の対象となる著作物について解説する。
9[対面/face to face]：著作権・派生著作物
二次的著作物、編集著作物等の派生的な著作物について解説する。
10[対面/face to face]：著作権・著作者
著作権の主体となる著作者について解説する。また、著作者人格権について解説する。
11[対面/face to face]：著作権・著作権の制限
著作権が制限される場合について解説する。
12[対面/face to face]：著作権・隣接権
メディア産業にかかわる隣接権について解説する。
13[対面/face to face]：著作権・特殊な規定
美術、音楽、レコード、映画、放送といった業界の特殊な事情を反映した規定をまとめて解説する。
14[対面/face to face]：事例検討
具体的な事例をいくつか取り上げながら、理解を深める。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業中に指定された動画・参考文献・関連文献を参照すること。本授業の準備学習・復習時間は各2時間を標準とする。
テキスト（教科書）Textbooks
教科書は使用しない。
参考書References
参考書は、適宜指示する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
評価は、各セクションごとに適宜課す小論文の合算点によって行う(100%)。すなわち、各小論文を10段階評価し、期末にその小論文への評価を合算する。続いて最高得点をとった学生の素点を100点と換算し、以下全員の素点を換算する。
指示がない限り人工知能等により生成した文章を用いてはならない。生成文を使用した答案については0点として処理する。
また、論文試験や小論文等において剽窃(コピペ)を確認した場合は、不正行為として教授会に報告し処分されることになるので注意するよう。その期の単位をすべて失い留年が確定することになる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
内容を整理し、より遅い進行で易しく解説するよう努力したい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
講義に関する連絡は、すべてGoogle Classroom 上で行う。
受講生は、下記のURLに必ず登録しておく必要がある。
https://classroom.google.com/c/NjU0Njc2ODUyMTI3?cjc=echh2mu