教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya)
商業科教育法ⅠTeaching Method of Commerce I
木村 良成
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 教職・資格(市ヶ谷)Teacher-Training Courses and Qualification Courses (Ichigaya) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | C6093 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 春学期授業/Spring |
曜日・時限Day/Period | 木5/Thu.5 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 市ヶ谷 |
教室名称Classroom name | F502 |
配当年次Grade | 2~4 |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | 2019年度以降入学生用科目 |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリーCategory | 教職科目 |
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Outline (in English)
【Course Outline】
This class aims to understand what is commercial education and also to gain basic knowledge and skills for teaching it. Focusing on commercial education, the curriculum and instruction, different types of learning, and educational methods are initially explored. And then, the goals and characteristics of commercial education in the National Courses of Study are examined.
【Learning Objectives】
At the end of the course, students are expected to understand Commercial Studies.
【Learning activities outside of classroom】
Before/after each class meeting, students will be expected to spend over one hours everyday to understand the course of Education and Social Science etc.(By News Paper)
【Grading Criteria /Policy)】
Your overall grade in the class will be decided based on the following
Term-end examination or report:40%, in class contribution: 60%.
【Notice】
日本国籍外で教員免許を取得した場合、教育活動等に制限が多いので留意すること。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
まず最初に授業を通して,商業教育,特に高等学校の商業科教育についての正しい認識と理解を得させるとともに,当該教科の教育についての学習指導能力の基礎を培うことが達成できれば良いと思っている。
次に,商業教育とは,特に高等学校段階での商業教育とは一体どのような性格の教育なのか,そしてそれにはどのような効用なり,役割が期待されているのかを考えてみる。
春学期の授業では,当該教科の学習指導を中心とした授業展開を考えているが,その前段階として,まず,一般的な商業の学習指導の概念や学習指導計画,学習形態と学習指導法などについて学習する。その後,高等学校の商業教科の組織上の科目群,すなわち,流通ビジネス(商業経済),国際経済,簿記会計,経営情報(情報処理)および総合的(総合学習)の各科目群の中から幾つかの科目を選んで,それぞれの科目の性格・目標,内容などとの関連において,これらに適した学習指導法について考え,演習を試みてみる。
その後,最新版の高等学校学習指導要領を用いて現行の高等学校商業科教育の目標について検討する。これは教科の目標と学科の目標について検討することになる。これらの目標は具体的には高等学絞の教科・科目の履修を通して実現されるものであるから,ここで現行高等学校の商業に関する教科の種類(科目)および教育課程の編成について触れる。
到達目標Goal
教員として学校における全ての教育活動において役に立つようになること。そして、商業科教員として最大限身につけておくようにな教材研究ができるようになること。昨今のICT教育が最大限効果的に活用できる授業ができるようになること。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
講義一辺倒にならぬように,例えば,課題解決的な学習や模擬授業のようなものを取り入れたり,現職教員を招いての講演会を行うなど,多様な授業形態・方法を工夫してやっていきたいと思っている。
単元や要所終了時にリアクションペーパーの提出や課題を求め、それにより教育方法や教育指導法が十分学習できたかどうか判断を行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:日本における現在の商業教育全般について
「商業教育」とは何か
第2回[対面/face to face]:商学と商業学の違いについて
学問間の違い
第3回[対面/face to face]:教科商業の科目について
(1) 基礎科目(実際の科目についての説明)
第4回[対面/face to face]:教科商業の科目について
(2) 必修科目(実際の低学年での科目についての説明)
第5回[対面/face to face]:教科商業の科目について
(3) 必修科目(実際の高学年での科目についての説明)
第6回[対面/face to face]:教科商業の科目について
(4) 発展科目(実際の科目についての説明)
第7回[対面/face to face]:商業教育の特質
普通高校との相違
第8回[対面/face to face]:現代商業教育の役割
現代に求められている商業教育
第9回[対面/face to face]:学習指導の形態と進め方
商業教育におけるそれぞれの科目の学習指導方法
第10回[対面/face to face]:学習指導法と指導計画について
指導計画における「指導案」の役割
第11回[オンライン/online]:学習指導計画と教育評価
教育評価の様々な方法について
第12回[対面/face to face]:外国における商業教育の現状
諸外国での現状(近隣アジア諸国での現状)
第13回[対面/face to face]:生涯学習と商業教育の結びつき
生涯学習の意義と定義
第14回[対面/face to face]:高等学校・大学以外で行われている商業教育
商業教育が行われている現場
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
履修学生の授業への主体的・積極約な参加を期待する。
授業のために、教育・社会科学等に関する分野を毎日1時間以上新聞等(紙媒体)で探し、スクラップ及びメモしておくこと。(授業で発表できるようにしておくことが望ましい。)
テキスト(教科書)Textbooks
木村良成『商業科教育法』(法政大学 通信教育部)<授業時必携>
参考書References
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 商業編』<最新版>
文部科学省『高等学校学習指導要領解説 情報編』<最新版>
他のテキスト・文献の使用については最初の授業時に指示する。また,授業内容に関係する参考文献・資料などについては,最初の授業時および必要と思われるときに紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
この授業の成績評価は,定期試験(またはレポート)<40%>,授業中の学習態度<30%>や履修状況など<30%>を総合的に考慮して行う。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
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学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
12桁計算機
その他の重要事項Others
簿記・会計が理解できていること。
必ず最初に「商業科教育法Ⅰ」を履修すること。(その後,「商業科教育法Ⅱ」を履修することとする。)