生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BLS200YB(生物科学 / Biological science 200)細胞構造機能学 IICell Science II
金子 智行Tomoyuki KANEKO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | H7563 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
曜日・時限Day/Period | 水4/Wed.4 |
科目種別Class Type | |
キャンパスCampus | 小金井 |
教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | |
備考(履修条件等)Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生:教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
他学部公開科目Open Program | |
他学部公開(履修条件等)Open Program (Notes) | |
グローバル・オープン科目Global Open Program | |
成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
成績優秀者の他学部科目履修(履修条件等)Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
SDGsCPSDGs CP | |
アーバンデザインCPUrban Design CP | |
ダイバーシティCPDiversity CP | |
未来教室CPLearning for the Future CP | |
カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
千代田コンソ単位互換提供(他大学向け)Chiyoda Campus Consortium | |
カテゴリー<生命科学部>Category | 学部共通科目 |
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Outline (in English)
This course deals with the structure of a prokaryotic and eukaryotic cell, a cell cycle, a stem cell, and a method of a cell study.
The goals of this course are to understand the structure and function of the cell.
Students will be expected to have completed the required assignments after each class meeting. Your study time will be more than four hours for a class.
Final grade will be calculated according to the following process Term-end examination (30%), mid-term report (20%), short reports (10%), and in class contribution (40%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
細胞は生物の基本単位であり,その構造を理解することは,生命機能の研究に必須である.本講義では,原核生物および真核生物の細胞の構造,構造を維持するための仕組み,細胞周期や幹細胞および細胞研究方法について学ぶ.その際,生物の階層構造に留意し,複合的な視点から生命現象を捉えることを目指す.さらに、ワークショップ型の授業形態を通して,プレゼンテーションや相手に理解してもらう能力を養う.
到達目標Goal
生物の基本単位である細胞の構造や機能を理解する.とくに,細胞の構造を維持する仕組みや細胞の機能発現および細胞研究方法について理解する.さらに,ワークショップ型の授業形態を通して,自分の考えを他の人に理解してもらうためのスキルを養うことができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
まず,ワークショップ型の授業の進め方について説明し,テーマに沿った意見交換を通して,その内容の理解を深める.テーマの内容は生命の起源、細胞内の核構造,細胞周期,細胞骨格,幹細胞,細胞研究法や光学顕微鏡について最新の知見をまじえて議論する.課題等の提出・フィードバックは「学習支援システム」を通じて行い,試験やレポート等の詳細な講評はオフィス・アワーを活用する.大学の行動方針レベルに応じてオンライン(Zoom)でも開講し,具体的な方法については学習支援システムで提示する.
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]:ワークショップ型授業の進め方についての説明と実践
授業の進め方を解説した後,生命の起源について議論
2[対面/face to face]:核の構造と機能
真核細胞の核の構造や核膜、核輸送について議論
3[対面/face to face]:細胞周期-1
細胞周期のチェックポイントについて調べ議論
4[対面/face to face]:細胞周期-2
がん、アポトーシスについて調べ議論
5[対面/face to face]:細胞接着
細胞間接着因子や細胞外マトリックスについて調べ議論
6[対面/face to face]:細胞間シグナル伝達
細胞間にシグナルを伝達する仕組みについて調べ議論
7[対面/face to face]:中間テスト1
前半の講義内容の復習
8[対面/face to face]:中間テスト1の復習
中間テストのポイントと重要点について解説
9[対面/face to face]:細胞骨格
微小管やアクチンの重合・脱重合のメカニズムについて調べ議論
10[対面/face to face]:幹細胞研究
幹細胞研究の応用や問題点について調べ議論
11[対面/face to face]:再生医療
最新の再生医療について調べ議論
12[対面/face to face]:超解像光学顕微鏡
光学顕微鏡の超解像技術について調べ議論
13[対面/face to face]:中間テスト2
後半の講義内容の復習
14[対面/face to face]:まとめと解説
これまでの講義のポイントと重要点について解説
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業中に指示する内容について,参考書等で予習し,理解を深めるとともに,授業中にプレゼンテーションできるようにパワーポイント等にまとめておく.授業中に不定期に出される課題に対して,指定の期日までにまとめてレポートとして提出する.
テキスト(教科書)Textbooks
とくになし
参考書References
エッセンシャル 細胞生物学 原書第5版 B. Alberts 他著 南江堂
細胞の分子生物学 第6版 B. Alberts 他著 ニュートンプレス
その他,授業内で適宜紹介する.
成績評価の方法と基準Grading criteria
<評価方法>期末試験30%・中間試験20%・レポート課題10%・平常点40%の成績を総合して評価する.
<評価基準>原核細胞と真核細胞の構造や細胞構造を維持するための機構や細胞研究法について理解しているか.よく分からない点について自ら積極的に調べ,考察できるか.自分の考えを他の人に説明できるか.
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
スライドと板書のバランスに留意する.
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
レポート課題提出には学習支援システムを使用する.授業内で自分の意見をプレゼンテーションする場合に用いる貸与パソコン等の機器
その他の重要事項Others
講義内容に関する質問・感想・要望を随時受け付けるとともに,教員からも質問を投げかけるなどして双方向的な授業を目指す.
財団法人の研究員の経験を活かし,先端研究の紹介等を含めて授業を行う.