生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BAM300YB（基礎医学 / Basic medicine 300）分子免疫学Molecular Immunology
金山 剛士Masashi KANAYAMA
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | H7537 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 火1/Tue.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category |
生命機能学科 学科専門科目 |
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Outline (in English)
[Course outline]
This course aims to foster the fundamental knowledge of immunology. You will learn the molecular mechanisms of innate and adaptive immunity and the role and differentiation pathway of immune cells. You will also learn the pathogenesis of immune-related disorders, the mechanisms of therapies targeting immune system and basic principles of techniques for researches in immunology and medical science.
[Learning objectives]
The goals of this course are to learn history of immunology and to understand the molecular and cellular mechanisms of immune system and the relationship of immune system in diseases and therapies.
[Learning activities outside of classroom]
After each class meeting, students will be expected to spend 4 hours to understand the course content.
[Grading criteria/policies]
Your overall grade in the class will be decided as follows.
Term end examination: 40 %, Short test or reports: 40 %, in class contribution: 20 %
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
自然免疫と獲得免疫について概要を学び、免疫系全体の仕組みと個別の分子機構を理解する。また、免疫細胞の種類とその役割、分化経路を学ぶ。免疫に関連する疾患の発症メカニズムと免疫系を標的とした治療法について学ぶと同時に、フローサイトメトリーやオミックス解析といった免疫研究の技術原理を基礎から最新のものまで幅広く学ぶことで、免疫学・血液学・医科学における一般的な素養を身につけることを本授業の目的とする。
到達目標Goal
基本的な免疫系の機構と、個別の免疫細胞の役割や分化機構についておおまかに理解する。様々な疾患やその治療法における免疫の関わり、あるいは免疫系を解析するための技術原理について学ぶことで、免疫学や医科学における基礎的な素養を身につける。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
主にパワーポイントで作成された資料および配布資料にて内容を説明する。授業中に行う10～20分程度の小テスト、あるいはA4用紙1枚程度のレポートを出題することで授業の理解を深める。中間試験及び、最後の授業で期末試験を行い、下記基準に沿って成績評価を行う。中間・期末試験: 40 %, 小テスト/レポート: 40 %, 出席・授業態度・発現内容など: 20 %。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：免疫学概説
免疫系の概要と免疫学の歴史
2[対面/face to face]：免疫系と造血系
獲得免疫と自然免疫の違い、免疫細胞の産生機構
3[対面/face to face]：自然免疫（１）
単球、マクロファージ、顆粒球
4[対面/face to face]：自然免疫（２）
NK細胞、自然リンパ球
5[対面/face to face]：自然免疫（３）
樹状細胞
6[対面/face to face]：中間試験
中間試験
7[対面/face to face]：獲得免疫（１）
T細胞、NKT細胞
8[対面/face to face]：獲得免疫（２）
B細胞、形質細胞
9[対面/face to face]：免疫関連疾患とその治療（１）
感染症とワクチン
10[対面/face to face]：免疫関連疾患とその治療（２）
炎症と生物製剤、アレルギーと抗アレルギー薬
11[対面/face to face]：免疫関連疾患とその治療（３）
癌・免疫不全と骨髄移植、癌とCAR-T細胞療法・免疫チェックポイント阻害薬
12[対面/face to face]：免疫学の基本的な研究手法（１）
文献検索、遺伝子改変マウス、動物モデル、抗体作製など
13[対面/face to face]：免疫学の基本的な研究手法（２）
フローサイトメトリー、オミックス解析技術など
14[対面/face to face]：期末試験
期末試験
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業で必要な準備・復習のための授業時間外学習は4時間程度を基本とする。A4用紙1枚程度で表現可能なレポート、あるいは前回授業内容に関する小テストを授業中に課す。作成するレポートは文献検索や、個人のアイデア創出が求められる内容となる。レポートは原則、出題された2週後の授業終了時までに提出。小テストやレポートの評価を通じて理解度の確認を行う。
テキスト（教科書）Textbooks
特になし。
参考書References
免疫ペディア（羊土社）他、授業中に適宜紹介する。
成績評価の方法と基準Grading criteria
理解度、表現力、発想力を重視し、レポート・小テスト（約40％）、中間・期末試験（約40%）、出席および授業中の発言・質問などの授業への貢献（20％）にて評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
授業スライドのハンドアウトの配布と、授業の要点を記したまとめページは好評でしたので継続します。また、質問や要望を常に募集し、授業へフィードバックしたところ、理解が容易になったなどの好意的な意見を多く頂きました（要望・質問は「授業への貢献」として成績に反映させました）。中間・期末テストや小テストは採点後に返却することで、学生の理解と意欲に繋がると感じました。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
PC、スマートフォン等、Web検索及びオンライン時授業時に必要なデバイス。
その他の重要事項Others
期末テストはメールで返却します。