生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
BLS100YD（生物科学 / Biological science 100）分子生物学 ＩＩMolecular Biology II
小見 美央Mio OMI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | H7084 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木1/Thu.1 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category | 学部共通科目 |
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Outline (in English)
This course presents some of the basic concepts of molecular biology with an emphasis on the state-of-the-art technologies based on gene editing. Upon completing this course, students will be able to explain and describe the basic concepts of genetic inheritance, classical and molecular genetics, and recent advances in DNA technologies. We will also look at the arms race between viruses and us from the genetics point of view. Students will be able to develop hypotheses to interpret biological phenomena they encounter in real life and critically evaluate and appraise technological developments in this field. There is a quiz every week about the contents covered in the previous session, so students must go over the past lectures regularly. Also, students are expected to read a chapter in "Cell Biology by the Numbers." every week to complete an assignment. In addition, students must read academic articles outside class to prepare essays and presentations. Final grades are calculated based on: presentations (40%), essays (40%), and participation (20%). Participation includes the completion of response sheets and assignments, as well as quiz results.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
生物がみな共通の分子基盤を持っていることを理解し、そのことが可能にした様々な技術を知る。特に遺伝子編集技術に関して、その意義や是非について様々な視点から議論できるようになるために必要な知識の獲得を目指す。
到達目標Goal
分子遺伝学/分子生物学の基礎事項について学び、自分の言葉で説明ができるまで理解を深める。学習事項をもとにして、身近な生命現象や昨今の生命技術について科学的な見地から解釈・判断・評価できるようになる。
また、科学の世界では最新の研究成果はほぼ全て英語で公開されるため、科学を正しく理解するためには英語で書かれた情報源を進んで探索し理解する力が不可欠であることから、講義内および宿題で英語のリソースを読む機会を設ける。
学生がインプットした知識を問題解決に向けてアウトプットすること、ひいては問題解決のために必要な知識を自力で見極め、探索し、アウトプットできるようになることを到達目標とする。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
スライドを使用した講義を中心に進める。プレゼン課題を2つとレポート課題を2つ課す予定。プレゼン課題は教員による評価だけでなく、学生同士でもフィードバックしてもらう。毎回授業後にレスポンスペーパーを提出してもらい、翌週フィードバックする。毎回授業内で全5問程度の復習クイズを実施する。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1週[オンライン/online]：ガイダンス（オンデマンド）
プレゼン課題の紹介
分子生物学の歴史
第2回[対面/face to face]：遺伝学の歴史
遺伝学の歴史
カード仕分けアクティビティ
第3回[対面/face to face]：核酸
DNA・RNAの構造
セントラルドグマ
ゲノムサイズの比較
ゲノムの内訳
第4回[対面/face to face]：複製
メセルソンとスタール
DNAポリメラーゼ
テロメア
第5回[対面/face to face]：転写
RNAポリメラーゼ
転写後修飾
第6回[対面/face to face]：学生発表１
課題１の発表
第7回[対面/face to face]：翻訳
DNA修復
ニーレンバーグ
アミノアシルtRNA合成酵素
複製エラーとDNA損傷
校正と修復
第8回[オンライン/online]：発現制御
アクチベーター
リプレッサー
オペロン
モルフォゲン
第9回[オンライン/online]：細胞分化
細胞死
ES細胞
iPS細胞
Bcl
ミトコンドリア
第10回[オンライン/online]：エピジェネティクス
X染色体
インプリンティング
第11回[オンライン/online]：遺伝子工学の歴史
ゲノム編集
制限酵素
PCR
CRISPR-Cas9
第12回[対面/face to face]：学生発表２
課題２の発表
第13回[オンライン/online]：遺伝
メンデルの法則
Dominant, recessive
アリル
多型
第14回[オンライン/online]：集団遺伝学
保因者頻度
ハーディー・ワインバーグ平衡
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業後に１問クイズを出すので、次回授業までにテキストの中から答えを探してくる。授業スライドや関連動画・文献等をHoppiiにアップロードするので適宜復習する。また、プレゼンテーション課題作成のため、セメスターを通して様々なリソースを用いて調べ物をしたり文献を読んだりすることになる。
テキスト（教科書）Textbooks
テキストは使用しないが、宿題ではCell Biology by the Numbersを参照する必要がある。オンラインで全文無料公開されている（参考書の項を参照）。英語で書かれているが授業内では日本語で解説する。
参考書References
１）講談社ブルーバックス カラー図解 アメリカ版 新・大学生物学の教科書 第1巻~第3巻
２）理系総合のための生命科学 第４版 東京大学生命科学教科書編集委員会
３）Biology: A Global Approach, Global Edition
４）Cell Biology by the Numbers（http://book.bionumbers.org/）
ハードカバーを購入することも可能だが、上記ウェブサイトから全文無料で利用可能。 PDFも無料でダウンロード可能。
成績評価の方法と基準Grading criteria
プレゼン課題（20%x2）、レポート課題（20%x2）、平常点20%。平常点にはレスポンスペーパーの提出状況、宿題の提出状況、復習クイズの結果が含まれる。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
プレゼンテーション課題の相互フィードバックが好評だったので、引き続き今年度も実施します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
対面授業においても、スマートフォン、パソコンやタブレットがあると便利ですが、必須ではありません。
その他の重要事項Others
14回の講義のうち7回は対面での実施予定です。