生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
MAC100YC（材料化学 / Materials chemistry 100）基礎有機化学 ＩFundamentals of Organic Chemistry I
河内 敦Atsushi KAWACHI
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | H7071 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 春学期授業/Spring |
| 曜日・時限Day/Period | 月4/Mon.4 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category | 学部共通科目 |
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Outline (in English)
(Course outline)
You learn basic organic chemistry through "Basic Organic Chemistry I"(spring term) and "Basic Organic Chemistry II"(fall term).
In"Basic Organic Chemistry I"(spring term) , you can learn the basic concepts of organic chemistry including bonding in organic molecules, nomenclature of organic compounds, stereochemistry, aicds and bases, nature and reactions of alkanes, alkenes, and alkynes.
(Goal)
(1)Students will understand basic types and nature of organic compounds.
(2) Students will learn structures, reactions, and syntesis of organic compounds.
Students should read the textbook repeatedly to learn the concept of organic chemistry consistently.
(Work to be done outside of class)
Students should review the textbook, note, and printed matter.
(Grading criteria)
Students must attend the class (60%) and submit the assigment
Term-end examination: 80%; Assignments: 20%
(Schedule)
1. Introduction
2. Chemical Bonding and Hybrid Orbitals(1)
3. Chemical Bonding and Hybrid Orbitals(2)
4. Chemical Bonding and Hybrid Orbitals(3)
5. Basic Knowledge of Organic Compounds
6. Acids and Bases
7. Alkane and Cycloalkane(1)
8. Alkane and Cycloalkane(2)
9. Organic Stereochemistry(1)
10. Organic Stereochemistry(2)
11. Organohalides(1): Substitution Reactions
12. Organohalides(2): Substitution Reactions
13. Organohalides(2): Substitution Reactions
14. Summary and Comprehension Check
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
基礎有機化学ⅠおよびⅡを通して有機化学の基本事項について学ぶ。
2022年度から新しい教科書になりました。それにともない講義の方法も変えました。
これまで，教科書の要点を資料（パワーポイント）にまとめてそれを講義で説明するという方式をとってきました。パワーポイントはあくまで要点をまとめたもので，受講生は講義後に教科書の該当箇所を読んで復習することを前提としていました。しかしいつのまにか，パワーポイントに書いてあることだけを勉強すればいいのだという風潮が出てきました。ことあるごとに教科書を読むようにと訴えてきましたがあまり通じなかったようです。そこで2022年度から，基本的には資料（パワーポイント）を用いずに，教科書をもとに講義を進めていきます。教科書をスクリーンに投影しての授業になりますので，教科書を持っていることが前提になります。受講生には「教科書をよく読む」という姿勢を身につけてもらいたいです。それにより有機化学の体系化を目指します。
到達目標Goal
(1)有機化合物の種類と性質について基本的な事項を理解する。
(2)有機化合物の構造，反応および合成についての基本事項を学ぶ。
個々の事項を暗記するのではなく，有機化学全体を貫く考え方を身につけることを目標にしたい。そのために，教科書を繰り返し読んで，有機化学の論理体系（考え方の筋道）を身につけてもらいたい。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
スクリーンへ教科書を投影する，及び黒板へ板書することを中心に，適宜，補助プリントの配布をおこなう。状況によってはオンライン，動画配信なども活用する。
授業の理解度をチェックするために「確認テスト」（学習支援システム）または「演習シート」（紙媒体）を用いて基本事項の徹底を図る。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：序論
有機化学の歴史
第2回[対面/face to face]：1章 化学結合と混成軌道(1)
原子と原子軌道，電子配置
第3回[対面/face to face]：1章 化学結合と混成軌道(2)
化学結合と原子価，分子の極性，Lewis構造式
第4回[対面/face to face]：1章 化学結合と混成軌道(3)
分子の形と軌道（混成軌道）
第5回[対面/face to face]：2章 有機化学に関する基礎知識
表記法，構造異性体，酸化数，共鳴，有機化学反応の基礎
第6回[対面/face to face]：3章 酸と塩基
酸と塩基の定義，強さの尺度，酸性度，塩基性度，pKa
第7回[対面/face to face]：4章 アルカンとシクロアルカン(1)
アルカンの命名法，立体配座
第8回[対面/face to face]：4章 アルカンとシクロアルカン(2)
シクロアルカンの形，立体配座，置換シクロアルカンの異性体
第9回[対面/face to face]：5章 有機立体化学(1)
キラリティー，CIP順位則，エナンチオマー，Fischer投影式
第10回[対面/face to face]：5章 有機立体化学(2)
キラリティー，CIP順位則，エナンチオマー，Fischer投影式
第11回[対面/face to face]：8章 有機ハロゲン化合物(1)
構造，命名法，合成
第12回[対面/face to face]：8章 有機ハロゲン化合物(2)：置換反応
二分子求核置換反応，
単分子求核置換反応
第13回[対面/face to face]：8章 有機ハロゲン化合物(3)：置換反応
二分子求核置換反応，
単分子求核置換反応
第14回[対面/face to face]：これまでのまとめと理解度確認
まとめ
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】
教科書，板書ノート，配布プリントを復習する。特に教科書は繰り返し読んで，自分の中に有機化学の一本の筋道を作ること。
テキスト（教科書）Textbooks
・松島芳隆，渡邊総一郎，古荘義雄著「基礎講座 有機化学」化学同人
参考書References
サブテキストとして：
・赤染元浩，河内敦，松本祥治，三野孝著「スパイラル有機化学」筑波出版会
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業への出席および課題への取り組みは単位取得の前提条件である。出席率およびチェックテスト・課題提出率が6割に満たない場合は成績評価の対象としない。
成績評価の目安は以下の通り。状況に応じて適宜変更する。
期末試験(80%)＋確認テスト・課題シート(20%)
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
基本事項を確実に理解させることに努める。