生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry
APC200YC（複合化学 / Applied chemistry 200）機器分析学Instrumental Analysis
橋本 伸哉HASHIMOTO Shinya
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 生命科学部Faculty of Bioscience and Applied Chemistry |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | H7024 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 開講時期Term | 秋学期授業/Fall |
| 曜日・時限Day/Period | 木3/Thu.3 |
| 科目種別Class Type | |
| キャンパスCampus | 小金井 |
| 教室名称Classroom name | 各学部・研究科等の時間割等で確認 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | |
| 備考（履修条件等）Notes |
成績優秀者の他学部科目履修制度で履修する学 生：教員の受講許可が必要(オンライン授業の場合は、学習支援システムで許可を得るようにする) |
| 他学部公開科目Open Program | |
| 他学部公開（履修条件等）Open Program (Notes) | |
| グローバル・オープン科目Global Open Program | |
| 成績優秀者の他学部科目履修制度対象Interdepartmental class taking system for Academic Achievers | ○ |
| 成績優秀者の他学部科目履修（履修条件等）Interdepartmental class taking system for Academic Achievers (Notes) | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| SDGsCPSDGs CP | |
| アーバンデザインCPUrban Design CP | |
| ダイバーシティCPDiversity CP | |
| 未来教室CPLearning for the Future CP | |
| カーボンニュートラルCPCarbon Neutral CP | |
| 千代田コンソ単位互換提供（他大学向け）Chiyoda Campus Consortium | |
| カテゴリー＜生命科学部＞Category | 学部共通科目 |
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Outline (in English)
Instrumental analysis is a part of analytical chemistry and involves the use of analytical instruments to determine the state and concentration of chemical species and elements in a sample. The main objective of this course is to understand the fundamentals of gas chromatography, liquid chromatography, mass spectrometry, reaction kinetics, and enzymatic reactions. At the end of this course, students are expected to be able to understand and explain them. Before each class meeting, students will be expected to have read the relevant PDF document. Your overall grade in the class will be decided based on the following: mid-term examination: 30%, term-end examination: 40%, and in class contribution: 30%.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
機器分析学は分析化学の一部であり、分析機器を用いて試料中の化学種や元素の状態や濃度を把握することを目的とします。この授業では、機器を用いる分離分析法の原理、適用範囲、機器分析の基礎について学びます。この授業の主な目的は、ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、質量分析、反応速度論、酵素反応などの基礎を学び、それらを理解し、説明できるようになることです。
到達目標Goal
機器を用いる分離分析法の原理、適用範囲、機器分析の基礎について学び、試料を分析する場合の分析方法の選択などについて自分で組み立てられるようになること。分析者として機器分析における用語について誤解のないように誰にでも説明できること。分析装置の原理、構成をなぜ知る必要があるのかを説明できるようになること。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
DP2
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
プロジェクターと黒板を使う講義形式をとる。毎回、短い小テストを授業内で行う。小テストについては、基本的に次の授業の最初に解説を行い、また質問についても受け付ける時間を設ける。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：クロマトグラフィーの原理と理論（クロマトグラフィーの歴史・分離の原理・カラム効率）
分離分析で用いるクロマトグラフィーについて、その歴史・分離の原理・カラム効率等について講義する。
2[対面/face to face]：クロマトグラフィーの原理と理論（速度論的理論・有効段数・分離度）
クロマトグラフィーにおける速度論的理論・有効段数・分離度等ついて講義する。
3[対面/face to face]：ガスクロマトグラフィー（分離・カラム）
機器分析で使用する基本装置のうちガスクロマトグラフィーに関して、分離・カラム等について講義する。
4[対面/face to face]：ガスクロマトグラフィー（検出器・定量法）
ガスクロマトグラフィーに関して、検出器・定量法等について講義する。
5[対面/face to face]：ガスクロマトグラフィー（試料の導入方法・微小内径カラム・キラル化合物の分離）
ガスクロマトグラフィーに関して、試料の導入方法・微小内径カラム・キラル化合物の分離等について講義する。
6[対面/face to face]：ガスクロマトグラフィー（二次元ガスクロマトグラフィー）・中間テスト
二次元ガスクロマトグラフィーについて講義する。その後、これまでの範囲を対象に中間テストを実施する。
7[対面/face to face]：中間テストの解説、液体クロマトグラフィー（高速液体クロマトグラフィー・固定相）
中間テストの解説を行い、その後、機器分析で使用する基本装置のうち液体クロマトグラフィーに関して、高速液体クロマトグラフィー・固定相等について講義する。
8[対面/face to face]：液体クロマトグラフィー（送液システム・カラム・検出器）
液体クロマトグラフィーに関して、送液システム・カラム・検出器等について講義する。
9[対面/face to face]：液体クロマトグラフィー（ポストカラム反応）、電気泳動法
液体クロマトグラフィーに関してポストカラム反応、電気泳動法等について講義する。
10[対面/face to face]：質量分析法（原理・分解能・ガスクロマトグラフィー質量分析法・液体クロマトグラフィー質量分析法）
質量分析法に関して、原理・分解能・ガスクロマトグラフィー質量分析法・液体クロマトグラフィー質量分析法等について講義する。
11[対面/face to face]：質量分析法（誘導結合プラズマ質量分析法・四重極質量分析装置・飛行時間型質量分析装置・タンデム質量分析）
質量分析法に関して、誘導結合プラズマ質量分析法・四重極質量分析装置・飛行時間型質量分析装置・タンデム質量分析等について講義する。
12[対面/face to face]：反応速度分析（一次反応・酵素反応・ミカエリス定数・臨床化学で定量される酵素・基質）
反応速度分析に関して、一次反応・酵素反応・ミカエリス定数・臨床化学で定量される酵素・基質等について講義する。
13[対面/face to face]：測定の自動化（自動化設備・プロセス制御・連続分析・ディスクリート式分析・フローインジェクション分析）
測定の自動化に関して、自動化設備・プロセス制御・連続分析・ディスクリート式分析・フローインジェクション分析等について講義する。
14[対面/face to face]：期末テスト・解説
これまでの範囲を基に期末テストを行い、その解説を行う。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
【本授業の準備・復習等の授業時間外学習は、4時間を標準とする】授業内で毎回小テストを行うので、各自それについて復習すること。授業に使用するファイルを事前に提示するので目を通しておくこと。
テキスト（教科書）Textbooks
特に指定しない。
参考書References
クリスチャン 分析化学Ⅱ機器分析編 丸善出版 など
成績評価の方法と基準Grading criteria
毎回小テスト、中間テスト、期末テストを行う。中間テスト、期末テストでは、自筆のノートのみ持ち込み可とする。覚えているかより、内容を理解して考えているかを重点的にみる。誤字脱字、意味不明の文章などは減点対象とする。授業参画度：出席点および毎回の小テストに対する解答を授業参画度としても評価する（30％）。中間テスト（各30％）。期末テスト（40％）。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
毎回の小テスト回答提出時に、授業に対する意見などを記してもらう。随時、質疑応答の時間を設ける予定でいる。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
なし