通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG（経営学 / Management 200）経営学特講【NPO論】（春期スクーリング）Special Study in Management
松本 潔Kiyoshi MATSUMOTO
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2024 |
| 授業コードClass code | 18004 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | |
| 科目種別Class Type | |
| 教室名称Classroom name | 『法政通信』時間割を参照、教室変更はWebサイトを参照 |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 春期 |
| 期間Period | 春期 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講手続き等関連頁を参照 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
In this lecture, the theme of NPO theory is set as a special lecture, and the basic knowledge is learned. The items to be taken up are positioned as the definition of NPO, and we will learn the historical background and aspects of NPO activities and the importance of management in NPO ctivities. In particular, as an aspect of NPO management, we will focus on the issues of motivation of the members who participate in it, issues of cooperation and collaboration with other sectors (administration, companies, etc.), and the theoretical background. Also consider. In addition, we will touch on the "community business" in which social entrepreneurs who have been attracting attention in recent years play an active role, and the career views of those who participate in social activities.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
本講義では、特講としてNPO論をテーマとして掲げ、その基礎知識を学習する。なお、取り上げる項目は、NPO の定義と位置づけ、NPOにおける活動の歴史的な経緯・側面、NPO活動におけるマネジメントの重要性を学習していく。なお、特にNPOのマネジメントの側面として、そこに参加するメンバーのモチベーションの問題、他のセクター（行政、企業など）との連携・協働における問題、などに焦点を当て、その理論的な背景にも考察を加える。さらに、近年注目を集める社会的起業家が活躍する｢コミュニティビジネス｣、社会的活動に参加する人たちのキャリア観にも触れる。
到達目標Goal
・NPOの活動とその意義を理解し、その組織特性やマネジメント思考および他セクターとの協働における特徴について理解することができる。
・NPOの活動を通して、受講者自身の今後のキャリア形成について、具体的行動指針を考えることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経済学科：DP2」「商業学科：経営学・商学, 自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
対面式の教室授業では、教員による講義を中心として進め、合わせてＮＰＯの活動の実際を、映像資料などを活用して紹介しながら解説を加える。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]：オリエンテーション
＆ NPOについての解説
授業の概要、進め方、などについて確認を行う。また、非営利組織（NPO）の社会における位置づけの解説を行う。
第2回[対面/face to face]：NPOの概念
非営利組織（NPO）の概念を整理し、広範囲な視点からNPOについての理解を深め、NPO法におけるさまざまな活動領域についての考察を加え、自身の興味のある領域を探索する。
第3回[対面/face to face]：NPO・市民活動の歴史的変遷
日本におけるNPO・市民活動についての歴史的な変遷から、現在の市民活動やNPOの活動との関連を探索する。
第4回[対面/face to face]：NPO のマネジメントと組織特性
NPO のマネジメントについて、企業における経営資源を踏まえ、その共通点・相違点を理解し、そのうえで、NPOのマネジメントを把握する。
第5回[対面/face to face]：NPO における人的資源管理（ボランティアおよび事務局スタッフ）
NPO に必要な人的資源管理、特に、NPOにおけるボランティア会員また事務局スタッフについて、その行動特性・動機などについて理解を深め、マネジメント上の課題を考える。
第6回[対面/face to face]：日本のNPOにおける公益活動制度
NPO法人を含めた公益活動制度の現状と動向について検討する。
第7回[対面/face to face]：NPO と他セクターとの協働と組織間関係論
NPO を中心とする他のセクターとの協働またその関係性のあり方について、組織間関係論の視点から考察を加えていく。
第8回[対面/face to face]：NPO と政府・行政組織との協働
NPO と政府・行政組織との協働について理解を深める。また、それらの協働の実際事例などを考察して理解を深める。
第9回[対面/face to face]：NPOと企業との協働
NPOと企業との協働について、企業の社会的貢献活動やCSRの観点から理解する。また、それらの協働の実際事例などを考察して理解を深める。
第10回[対面/face to face]：社会的企業とコミュニティ・ビジネス
社会的企業の登場の背景およびコミュニティ・ビジネスについての現状から、その特徴を検討する。また、社会的企業およびコミュニティ・ビジネスの実際事例などを考察する。
第11回[対面/face to face]：NPOの事例研究①
国際協力NGOの活動から考える
国際協力の領域で活動するNGOの事例を取り上げ、そこで活動するメンバーの苦労ややりがいを考察する。
第12回[対面/face to face]：NPOの事例研究②
環境保護・保全の領域のNPOの活動から考える
環境保護・保全の領域で活動するNPOの事例を取り上げ、そこで活動するメンバーの苦労ややりがいを考察する。
第13回[対面/face to face]：NPOにおけるライフ・キャリアの形成およびNPO論まとめ
これまでの学習を踏まえ、NPOにおける市民活動としてのライフ・キャリアの形成について、今後の受講者自身のキャリア形成のあり方として 検討する。
第14回[対面/face to face]：NPO論の総括と今後の展望および授業時間内の定期試験
これまで学習してきたNPO論の振り返りと今後の展望を行い、最後に定期試験を実施する。
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業において配布されたプリント教材の読み直し・再確認をすることが要求される。また、事前に各授業スケジュールにおけるテーマについて下調べをしておくと理解が促進される。なお、本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
授業時に配布されるプリント教材を使用する。
参考書References
各授業スケジュールごとに適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
成績評価の方法と基準は、教室内での定期試験（７０％）および平常点（３０％）の観点から総合的に評価する。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
一昨年度からのアンケートからは、理論的な概念と実際の事例との関連性を詳しく具体的に解説することが望まれ、その改善の努力をしていきたい。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
特にありません。
その他の重要事項Others
特にありません。