通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN300TG(経営学 / Management 300)経営組織論(前期メディア)Organization Theory
寺本 直城
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
授業コードClass code | 56019 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 寺本 直城 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 前期メディア |
期間Period | 前期 |
定員Capacity | - |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course aims to provide students with an understanding from basic knowledge to the latest trends in organizatinal studies. The goals of this course are to understand basic knowledge and concepts about organization, apply them to the analysis of the organization students are interested in, and be think about the management of the organizaion in which students work and to which they belong or with with they have a relationship for students. Before/after each class, students will be expected to spend four hours to understand the course content. Final grade will be calculated according to the following process, Mid-term examination (30%) and term-end examination (70%).
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
経営組織論は,経営組織についての基礎知識から最新の組織研究の動向までを理解することを目的としている。私たちの社会生活は様々な組織によって成立している。会社や大学,役所やNPOなど全て組織であり,これらの組織なしに我々の社会生活は成り立たない。経営組織論の授業では,「組織とは何か」といった経営組織の基礎的事項から,組織のデザインや組織論の系譜,組織の中の人々のモチベーションやリーダーシップなどについて理解し,それらの知見を習得することを目的とする。
到達目標Goal
本授業の到達目標は次の3点にある。第1に,受講生が経営組織についての基礎的な知識や概念を理解することである。第2に,受講生がそれらの知識や概念を自らが興味関心を持っている組織の分析に活用することができるようになることである。そして,最後に受講生が自らの就職先や自らが所属したり関係をもったりすることになる組織の経営について考えられるよになることである。
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
【授業の進め方と方法】
この授業は,講義形式の形態を採用して進めることとなる。毎回,オンデマンドで配信される講義を視聴し,自分なりに理解するよう努めること。講義を視聴する際には,自分なりのノートを作成することが望ましい。
【課題等に対するフィードバック方法】
中間テストは当該回までの内容を盛り込んだ選択肢式の試験とし、システム上で採点を実施し返却する。また,質問等については適宜個別にフィードバックを行う。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
講義[オンライン/online]:経営組織論の概要ー経営組織とは何で,経営組織論とはどのような学問かー
これから経営組織について議論・研究するにあたって,その前提となる経営組織の概念や,経営組織論の論点について,その背景なども含めて概説する。
講義[オンライン/online]:官僚制組織
近現代に出現した,あるいは,するであろうと考えられた組織の理念系である官僚制組織について概説する。官僚制組織がどのような思想的背景から現れ,そしてどのような特徴を持つのか,そしき官僚制組織がもつ逆機能について議論する。
講義[オンライン/online]:経営組織の形態
組織の基本的な形,そして,実際に企業が採用している組織の形について,その特徴や利点,欠点について概説する。
講義[オンライン/online]:経営組織論の系譜1ー科学的管理法の展開ー
経営組織論の発展の礎に位置付けられ,経営学・経営組織論の萌芽的な理論である科学的管理法について議論する。科学的管理法が出現した時代背景や,当時の組織が持っていた問題点を指摘したうえで,科学的管理法の基本的な考え方,そしてその結果,貢献と限界について議論する。
講義[オンライン/online]:経営組織論の系譜2ー人間関係論ー
科学的管理法の限界を看破し,組織における人間の精神的側面について発見したホーソン実験について概説する。ホーソン実験の概要,そして,そこでの発見事実などについて議論する。
講義[オンライン/online]:経営組織論の系譜3ー近代組織論の萌芽ー
近代の経営組織論の基礎を気づいた近代組織論について,その代表的論者であるBarnardとSimonに焦点をあて,彼らの経営組織論について概説する。
講義[オンライン/online]:経営組織のコンティンジェンシー理論
オープン・システムとして経営組織を捉えようとするコンティンジェンシー理論について,代表的な議論をいくつか概説する。コンティンジェンシー理論と,それらの諸理論から発生した,組織の不確実性への対応について議論する。
講義[オンライン/online]:組織と個人の関係ー組織行動論の考え方ー
人間関係論以来,組織と個人の関係は切っても切れない相互関係にあることが了解されてきた。人間関係論以降,発展してきた組織行動論の考え方を中心に,組織と個人の関係について議論する。
講義[オンライン/online]:経営組織とパーソナリティ
個人の心理的特性のことであるパーソナリティと組織の関係について議論する。組織は全く異なる個人の集合体であり,その異なる個人を理解し,それぞれを適合的な職務に配置する必要がある。そういった意味におけるパーソナリティと組織の関係について議論するのが本講義のテーマである。
講義[オンライン/online]:組織における人々のモチベーション
組織がよりよく活動するためには,組織の人々がモチベーションをもっていることが重要である。本講義ではモチベーションとは何か,そして今まで組織論のなかでモチベーションがどのように議論されてきたのか代表的な理論について概説する。
講義[オンライン/online]:組織におけるリーダーシップ
リーダーとは誰で,リーダーシップと何かといったリーダーシップ論の基礎的な概念について概説し,既存のリーダーシップ理論において議論されてきたことについて概観する。
講義[オンライン/online]:経営組織と文化1ー組織文化論ー
経営組織と文化にはどのような関係があるのか,そして組織内部の文化として位置づけられる組織文化について,その機能や構成について議論する。
講義[オンライン/online]:経営組織と文化2ー国・地域の文化と経営組織ー
経営組織が活動していく際には,経営組織が活動する国や地域の文化の影響を色濃く受けることになる。それを数値化したHofstedeの議論を概観しながら,国・地域の文化と経営組織の関係について議論する。
講義[オンライン/online]:組織から組織化へ
今まで組織は客観的な実在物であるという前提のもと議論が進められてきた。しかしながら,最近では,組織は社会的な構成としてみなす議論が出現しつつあす。本講義では,その中でも代表的な組織化論について,その背景から,その実際について議論する。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
教科書を使用しない
参考書References
各回の講義を行うのに使用・参考にした文献は,各回の講義の最後に紹介するので,気になった場合はそれらを参考にされたい。
成績評価の方法と基準Grading criteria
中間テストとメディアスクーリング試験を総合的に評価する。中間テストは中間テストを行う当該回までの知識や理解度を問う選択肢式の問題とし、メディアスクーリング試験は全ての回を網羅した内容として、その知識や理解度を問う構成となっている。中間テスト30%、メディアスクーリング試験70%として成績評価とする。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバック事項なし