通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning)
HIS100TA(史学 / History 100)東洋史Asian History
教科担当責任者 / Instructor in charge of class:齋藤 勝Masaru SAITO
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(通信学習)School of Correspondence Education (Correspondence Learning) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2024 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当者Instructor name | 仲山 茂 |
科目種別Class Type | 通信学習(リポート・試験) |
履修学年Grade | 1~4 |
単位数Credit(s) | 4 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 一般教育・語学・保健体育科目 |
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Outline (in English)
Objectives:Considering how the traditional "China" had been formed
Outline:Surveying the history of China
Grading:Final test(100%)
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
【学習の到達目標】Goal
他国史として中国史に関する十分な知識と認識を得ることを通じて、歴史を学ぶことの意義、他者を知ることで自らを相対化することの重要性を学ぶことができる。また概説書を正確に読み、内容を適切にまとめる能力を培うことができる。
【この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)】Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
他国史として中国史に関する十分な知識と認識を得ることを通じて、歴史を学ぶことの意義、他者を知ることで自らを相対化することの重要性を学ぶことができる。また概説書を正確に読み、内容を適切にまとめる能力を培うことができる。
【授業で使用する言語】Default language used in class
日本語 / Japanese
【科目の概要】Method(s)
指定市販教科書により、古代から現代に至るまでの中国の歴史を学んでいく。リポート・筆記試験の課題をこなしながら、各時代の特徴、時代間の連環性への理解を深めていきたい。
特に留意したいポイントは以下の通りである。
①中国という世界とその歴史・文化が如何に多様な要素から構成されているか。
②中国の人々が、時代に応じて何を築き上げ、何を感じて生きてきたか。
③世界史の中で中国がどういう位置を占めてきたか。
④中国の歴史は現代とどのように繋がっているのか。
【成績評価基準】Grading criteria
最終成績は単位修得試験により評価する。(ただし、リポート学習もしっかりと行うこと。)
リポート・筆記試験ともに、与えられた課題を正確に理解していること、教科書に基づいて適切且つ過不足の無い説明を行っていることを評価の基準とする。
【重要】最近、リポートにおいて剽窃が多く見受けられます。ほとんどがインターネット上の記事からのコピーや無断抜粋です。指定市販教科書以外の文献を参照する場合は、インターネット上の情報は参照せず、きちんとした文献(概説書や研究書)を参照するようにし、参照した文献については全てリポートに明示するようにしてください。
【テキスト名および詳細】Textbooks
指定市販本『中国史』(世界各国史3)新版、山川出版社、尾形勇・岸本美緒編、1998年、¥3,500+税
【重要】最近、設題の内容や意図が理解されていないリポートがよく見受けられます。どの設題も決して難しいものではありません。理解できていないのは、多くの場合、そもそも高校の世界史のレベルの理解ができていないことに原因があると思われます。もし指定市販本を読んでもポイントが分からない場合は、まず高校の世界史の教科書、参考書、用語集を見て、ポイントをまとめてみましょう。それで大まかな流れは書けるはずです。あとは、指定教科書や概説書を見て、肉付けをしていきましょう。また、ネット上にある個別の研究論文を参照する方も見受けられますが、基本的に歴史を概観するようなリポートになっていますので、個別の研究論文を見ることは「百害あって一利無し」です。また、先にも記しましたが、インターネット上の情報を見て、そのままリポートにしてしまう人が多く見受けられます。剽窃になる可能性が極めて高いので、絶対に見ないようにして下さい。
【学習指導、注意点等】Work to be done outside of class (preparation, etc.)
通信学習のリポートに添削・講評でフィードバックする。リポート・筆記試験については、指定市販教科書に基づくことが大前提となるが、他の文献によって補うことがあっても構わない。ただしその場合には、参照した文献を明示することが条件となる。また、あくまでも評価基準が指定教科書にあることは忘れないでもらいたい。
知識を得るとともに、読解力、要点整理力、文章力を培っていくことも目的の一つである。よって大切なのは、教科書としっかり向き合い、自分の力で成果を残すことである。他人やインターネットに頼ることがあってはならない。また、きちんとした文章で書くことを求めるので、箇条書きによる整理などはできるだけ避けてもらいたい。