通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG（経営学 / Management 200）経営学特講（冬期スクーリング）Special Study in Management
金 瑢晋
授業コードなどClass code etc
| 学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部（スクーリング）School of Correspondence Education (Schooling) |
| 添付ファイル名Attached documents | |
| 年度Year | 2023 |
| 授業コードClass code | 48004 |
| 旧授業コードPrevious Class code | |
| 旧科目名Previous Class title | |
| 担当教員（自由記述）Instructor name | 金 瑢晋 |
| 科目種別Class Type | スクーリング |
| 教室名称Classroom name | |
| 配当年次Grade | |
| 単位数Credit(s) | 2 |
| 備考（履修条件等）Notes | |
| 実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
| カテゴリーCategory | 冬期 |
| 期間Period | 2群午前 |
| 定員Capacity | |
| 予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
| 受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course focuses on core topics of corporate finance. The topics covered include the estimation of cost of capital, investment decision analysis, valuation of the firm, M&A decision, valuation of venture business, due to time constraints.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的（何を学ぶか）Outline and objectives
この授業では、コーポレートファイナンスの基礎を学習します。コーポレートファイナンスは、企業価値創造をもたらす財務行動を分析する学問分野ですが、時間制約のため、資本コストの推計、投資意思決定、企業価値の評価、M＆A意思決定、ベンチャービジネスの評価などをカバーします。
到達目標Goal
・バリュエーションとキャッシュフローの現在価値との関係が自然に習得できます。
・株式会社の経営者と投資家の関係に対する見方が確立します。
・株主と債権者の立場の違いが分かるようになります。
・企業価値の創造をもたらす財務意思決定について理解が深まります。
・企業価値等を具体的に計算できるようになります。
・経済・金融関連ニュースがより身近に感じるようになります。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか（該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連）Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「経済学科：DP2」「商業学科：経営学・商学,自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)（学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. ）
指定テキストを予めお読みの上、ご参加下さい。授業は、出来る限り受講者と講師の相互質問と応答で進めて行きます。最終回授業で、最終試験を行います。受講者との相互コミュニケーションを重視しますので、積極的な授業参加を期待します。最終試験に対するフィードバックは最終回授業で行います。
アクティブラーニング（グループディスカッション、ディベート等）の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
あり / Yes
フィールドワーク（学外での実習等）の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching：対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
1[対面/face to face]：授業の概要
コーポレートファイナンスとバリュエーション
2[対面/face to face]：バリュエーションの基礎
リスク・リターンと価値、キャッシュフローの現在価値と応用
3[対面/face to face]：価値の創造
サステナブル成長モデル、価値創造の条件
4[対面/face to face]：資本利益率とキャッシュフロー
資本利益率の重要性、ROEの分解、ROEとレバレッジ
5[対面/face to face]：ポートフォリオとCAPM
ポートフォリオの効果、
市場リスクと固有リスク、CAPMの直感的理解、ベータの推定
6[対面/face to face]：資本コストの算出
CAPMと株式資本コスト、負債の資本コスト、加重平均資本コスト、事業の資本コスト
7[対面/face to face]：投資評価と財務モデル1
NPV法とIRR法、投資決定のプロセス
8[対面/face to face]：投資評価と財務モデル2
投資プロジェクトの財務モデル、リアルオプション
9[対面/face to face]：企業価値評価
エンタープライズバリューと企業価値、DCF法、ターミナルバリュー、マルチプル法
10[対面/face to face]：バリュエーションと経営戦略
M＆Aのバリュエーション
11[対面/face to face]：クロスボーダーとベンチャーのバリュエーション
クロスボーダーの投資評価、ベンチャーキャピタル法
12[対面/face to face]：総括
学習内容のおさらいと最終試験
授業時間外の学習（準備学習・復習・宿題等）Work to be done outside of class (preparation, etc.)
当授業の理解を深めるためにも日頃経済関連記事、経済ニュースなどに目を配りましょう。本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト（教科書）Textbooks
朝岡大輔・砂川伸幸・岡田紀子著『ゼミナール コーポレートファイナンス』、日本経済新聞出版、2022、定価（3,000円+税）、この授業では、時間の制約上、１章から10章までカバーします。
参考書References
コーポレートファイナンス、企業財務論、経営財務論というタイトルがついている書籍の中で、受講者が理解できるレベルの本を参照して下さい。
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業参加度20%、最終試験80%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
更に分かり易い解説を心がけます。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業授業中に、電卓、ノートパソコンやスマートフォンの計算機能を使っても構いません。また、エクセルによる計算を用いる場合が多々ありますので、エクセル使い方に慣れておくことが望ましいです。
前提知識
授業では、初歩的な計算を行いますが、特に前提知識は要りません。