通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
BSP100TC(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)論文作成基礎講座Ⅰ(冬期スクーリング)Preparing and writing academic papers in Japanese I
園 明美
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 44004 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 園 明美 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 冬期 |
期間Period | 1群午前 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
This course introduces to how to look for documents for treatise writing students taking this course.
By the end of the course, students should be
able to do the following:
・Look for literature cited on the Internet.
・Evaluate major studies in terms of their methods, results, conclusions and implications.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
日本文学科の専門科目では、レポートの執筆に取り組まなければならない。さらに、日本文学科の学業の集大成としては卒業論文の執筆がある。これらのレポートや論文作成に欠かせないのが、先行研究を踏まえるという行程である。本科目では、レポートや論文を執筆する上で基礎作業となる先行研究の検索方法と、収拾した文献の活用方法について、実習を通じて学ぶ。
到達目標Goal
1.レポート、論文を執筆する上で、先行研究を踏まえることの重要性を理解する。
2.インターネットを利用し、先行研究(研究書、雑誌論文)の検索方法を、複数習得する。
3.先行研究の引用方法と、研究書、雑誌論文名の記載方法を習得する。
4.大学図書館等の専門図書館の活用方法について理解する。
5.収集した先行研究の整理・利用法を理解する。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「DP3」「DP4」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
はじめに、レポート・論文を執筆する上で、テーマを設定することや先行研究を踏まえることの重要性を講義する。次に、法政大学図書館の利用方法を実地で習得する。同時に、情報自習室において、インターネットを利用した先行研究の検索方法を実習形式で学ぶ。あわせて、収集した文献の利用方法等も実習形式で学ぶ。
なお、授業中に提示する課題については、受講生諸君の提出後に解答例を配布し、分析のポイント等を解説する。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
あり / Yes
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:レポート、卒業論文執筆に向けて(1)
良いレポート・論文を書くために大切なことは何か、考えてみよう。
第2回[対面/face to face]:レポート、卒業論文執筆に向けて(2)
文献検索の準備段階としての、テーマ設定の重要性を理解する。
第3回[対面/face to face]:大学図書館を利用しよう
法政大学図書館の利用ガイダンスを行う。
第4回[対面/face to face]:レポート、卒業論文執筆に向けて(3)
レポート・論文の形式について理解する。
第5回[対面/face to face]:基礎文献を知る
辞書類・テキストの種類や利用法について理解する。
第6回[対面/face to face]:文献検索の方法(1)
NDL-OPACを利用方法を学ぶ。
第7回[対面/face to face]:先行研究の整理
収集した先行研究(研究書・雑誌論文)の整理・活用法について理解する。
第8回[対面/face to face]:文献検索の方法(2)
国文学論文目録データベースの利用方法を学ぶ。
第9回[対面/face to face]:文献の記述方法
文献の引用と表記の方法を学ぶ。
第10回[対面/face to face]:文献検索の方法(3)
CiNiiの利用方法を学ぶ。
第11回[対面/face to face]:レポート・論文の執筆手順
収集した先行研究(研究書・雑誌論文)を利用してレポート・論文を執筆する際の基礎的な手順を理解する。
第12回[対面/face to face]:実習
自ら設定したテーマにしたがい、文献を検索し、大学図書館で入手するまでの実習を行う。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
授業で紹介したデータベースの利用方法は、自宅のパソコンでも復習し、習熟すること。
本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とする。
なお、習熟度を上げ、授業内容をしっかり理解するためにも、受講前に自分が興味を持つ分野(作品・作者・時代・ジャンルなど)を考えておくこと。
テキスト(教科書)Textbooks
『日本文学科のしおり』
参考書References
なし。(授業の中で、適宜必要な文献を紹介する。)
成績評価の方法と基準Grading criteria
授業中に提示する課題の完成度により成績評価を行う。配分は100%。なお、この授業は実習科目であるため、原則として、途中での欠席は認められない。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
アンケートに寄せられたコメントの中で「具体例を示してくれたことがわかりやすくてよかった」「講師が実際に論文作成の際に使用したノート等を見せてくれたので参考になった」という趣旨のものが散見した。したがって、今年度もできる限り具体的な事例を提示するとともに、自身の経験も踏まえた実例も提供し、より実践的な学習ができるよう配慮するつもりである。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
情報実習室でパソコンを利用して行う。
なお、パソコンは、教室備え付けの物を使用するので、持参する必要はない。
その他の重要事項Others
本科目は基本的なパソコンの操作(インターネット・ワープロ機能)を使用した経験のある学生を対象にする。