通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
MAN200TG(経営学 / Management 200)経営学特講(札幌市スクーリング)Special Study in Management
西川 英彦
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 82003 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 西川 英彦 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 札幌市 |
期間Period | 終日 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
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Outline (in English)
In this lecture, students who learn basic concepts and theories of digital marketing for the first time can easily understand it through cases of familiar companies such as Amazon, Tabelog, MUJI, Apple and Lego.
I expect that you will be active in the progressing digital society that you acquire the basic knowledge of digital marketing, understanding deeply while associating with the familiar phenomenon.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
本授業は、「デジタル・マーケティング」について学ぶ。
皆さんは、デジタル・マーケティングは何だか難しそう、自分には縁がないものだと思っているかもしれない。だが実際には、「LINEでクーポンを手に入れた」とか、「気になる商品をインスタグラムで検索した」などの経験をしただけで、すでに皆さんはデジタル・マーケティングに関わっているのである。このように、皆さんにとってデジタル・マーケティングは実はとても身近な現象なのである。言い換えれば、それだけ身近な現象であるデジタル・マーケティングを学ぶことは、皆さんにとって不可欠であるともいえる。
本授業では、はじめて、デジタル・マーケティングを学ぶ学生が理解しやすいように、アマゾンや食べログ、無印良品、アップル、レゴなど身近な企業のケースを通して、デジタル・マーケティングの基礎概念や理論を学ぶ。本授業によって、デジタル・マーケティングの基礎知識を身につけ、身近な現象と結びつけつつ深く理解することを通じて、ますます進展するデジタル社会で皆さんが活躍されることを期待する。
到達目標Goal
本授業の到達目標は、以下の2点である。
①デジタル・マーケティングの基礎となる概念や理論の意味が説明できる。
②自ら実際の現象をとりあげ、授業で学んだ概念や理論を使って、その優れた点や課題となる点について、考えることができる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「法律学科:DP3, DP5」「日本文学科:DP1, DP2」「史学科:DP1」「地理学科 DP1, DP2, DP3」「経済学科:DP2」「商業学科:経営学・商学, 自由な発想と柔軟な判断ができる能力」に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
<授業の進め方>
本授業では、テキストをもとに、身近な企業のケースでデジタル・マーケティングをわかりやすく紹介しつつ、基礎理論を講義形式で説明する。一方的に講義をするのではなく、学生からのコメントや質問をもとに、学生参加型の講義を行う。講師は、テキストを画面に写し、講義を進める。テキストは、事前課題で使用するので早めに購読のこと。
<教科書による事前学習(必須)>
事前にテキストを読み、該当章で、「あなたが最も重要だと思うキーワード(単語)」を1つ挙げて 、「そのキーワードが最も重要だと思う理由やそれに関する事例(200から300文字程度)」を、Googleフォームから提出する(採点対象: 2点 x15章分=30点満点)。章のタイトルになっているキーワードは選ばないこと。また、キーワードは、文章ではなく、単語を選択すること。なお、「デジタル・マーケティング」など2つ以上の単語が組み合わさったものも可とする。講師は、内容を見て評価する。さらに、重要なコメントをいくつか選び、講師は、実名あるいはニックネームで、紹介する。授業で紹介時に、発言された場合には加点する(1点)。
講師の読む時間の確保のために、Googleフォームでの入力を推奨するが、ネット環境に問題がある方は、紙の提出も可とする。書式は自由だが、学籍番号、名前、名前のフリガナは必ず記載ください。なお、匿名希望の場合は、ニックネームも記述ください。
事前課題の締め切り(Googleフォーム:9/28PM11時 or 郵送:9/29必着)やURLなどの詳細は、以下のPDFを確認ください。
事前課題・事後課題PDF https://www.dropbox.com/s/hwn36iwhs6gx8z9/Task.pdf?dl=0
<事後課題(任意)>
授業後に、感想や質問がある場合は、Googleフォームから提出する。講師は、重要なコメントをいくつか選び、実名あるいはニックネームで、授業で紹介する。紹介時に、発言された場合には加点する(1点)。なお、当日の朝に、紙での提出も可とする。ただし、3日目に関する質問は紹介できないので、授業中に直接質問すること。事後課題の締め切りやURLなどの詳細は、上記のPDFを確認ください。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:対面/face to face
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[対面/face to face]:デジタル社会のマーケティング
オリエンテーション、アマゾンのケース
(テキスト第1章)
第2回[対面/face to face]:デジタル社会の消費者行動とビジネスモデル
食べログのケース
(テキスト第2章)
メルカリのケース
(テキスト第3章)
第3回[対面/face to face]:デジタル・マーケティングの基本概念
無印良品のケース
(テキスト第4章)
第4回[対面/face to face]:製品戦略の基本
アップルのケース
(テキスト第5章)
第5回[対面/face to face]:製品戦略の拡張
レゴのケース
(テキスト第6章)
第6回[対面/face to face]:価格戦略の基本と拡張
ANAのケース
(テキスト第7章)
エアビーアンドビーのケース
(テキスト第8章)
第7回[対面/face to face]:チャネル戦略の基本と拡張
ユニクロのケース
(テキスト第9章)
ウーバーのケース
(テキスト第10章)
第8回[対面/face to face]:プロモーション戦略の基本
ローソンクルー♪あきこちゃんのケース
(テキスト第11章)
第9回[対面/face to face]:プロモーション戦略の拡張
トリップアドバイザーのケース
(テキスト第12章)
第10回[対面/face to face]:デジタル社会のリサーチとロジスティックス
グーグルのケース
(テキスト第13章)
ヤマト運輸のケース
(テキスト第14章)
第11回[対面/face to face]:デジタル社会の情報システム
セールスフォースドットコムのケース
(テキスト第15章)
第12回[対面/face to face]:試験
試験
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
事前学習として、すでに記述したように、テキストの全ての章を読んで、該当章の重要なキーワードや、その理由やそれに関する事例をGoogleフォームあるいは郵送にて提出する。
また、授業終了後は、授業の感想や質問をGoogleフォームなどで提出する。
さらに、復習をして、試験に備える。
なお、本授業の準備・復習時間は、各2時間を標準とする。
テキスト(教科書)Textbooks
『1からのデジタル・マーケティング』(西川英彦・澁谷覚編著、碩学舎 2019 年)
テキストは、以下等で、早めに入手すること。法政大学生協教科書通販サイト https://univcoop-hosei.jp/
参考書References
フィリップ・コトラー = ヘルマワン・カルタジャヤ = イワン・セティアワン(恩藏直人監修、藤井清美訳)『コトラーのマーケティング4.0:スマートフォン時代の究極法則』朝日新聞出版、2017年
*その他の参考書は、テキスト各章末を参考のこと。
成績評価の方法と基準Grading criteria
事前課題 30%(採点対象: 2点 x15章分=30点満点)。
試験 70%(70点満点)キーワードを説明する試験となる。
さらに、授業中の質問や発言は、加点する(1点)。
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
本年度授業担当者変更によりフィードバックできません。
その他の重要事項Others
教員情報は、次を参照のこと。http://nlab.ws.hosei.ac.jp/
授業計画は、履修者の状況によっては、事前に説明の上、変わる可能性があることを留意ください。