通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling)
BSP100FA(初年次教育、学部導入教育及びリテラシー教育 / Basic study practice 100)統計学入門(後期メディア)統計学入門(後期メディア)
高橋 慎
授業コードなどClass code etc
学部・研究科Faculty/Graduate school | 通信教育部(スクーリング)School of Correspondence Education (Schooling) |
添付ファイル名Attached documents | |
年度Year | 2023 |
授業コードClass code | 66027 |
旧授業コードPrevious Class code | |
旧科目名Previous Class title | |
担当教員(自由記述)Instructor name | 高橋 慎 |
科目種別Class Type | スクーリング |
教室名称Classroom name | |
配当年次Grade | |
単位数Credit(s) | 2 |
備考(履修条件等)Notes | |
実務経験のある教員による授業科目Class taught by instructors with practical experience | |
カテゴリーCategory | 後期メディア |
期間Period | 後期 |
定員Capacity | |
予備登録の有無Presence or Absence of Preliminary Registration | |
受講可能な学科・学年Eligible Courses / Grade | 『法政通信』受講申込み等関連頁を参照 |
すべて開くShow all
すべて閉じるHide All
Outline (in English)
Recently, statistics has attracted attention from both business and academia. Making good business decisions, such as marketing and investment strategies, requires objective evidence based on data, i.e. statistics. In this course, we will learn the basic theories of statistics.
The primary goals of this course are: to understand the basic concepts of statistics and to be able to explain them to others; to be able to organize and summarize data; and to be able to discuss trends in data from summary statistics and graphs.
You will be expected to review the textbook and materials after class to check your understanding of the basic concepts. You will be required to complete practice questions as assignments. The standard preparation and review time for this class is 2 hours each.
Grades will be based on 40% assignments and 60% final exam.
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の概要と目的(何を学ぶか)Outline and objectives
近年、学術分野だけでなく、ビジネスの現場においても統計学が注目を集めています。経営分野において、マーケティング戦略の決定や投資行動などの意思決定を適切に行うには、データに基づいて客観的に決定する必要があります。そこで利用するのが、統計学です。この授業では、統計学の基本的な理論について学びます。
到達目標Goal
・統計学の基本的な考え方を理解し、他の人に説明できる。
・データの整理・要約ができる。
・データの要約やグラフからデータの傾向について考察できる。
この授業を履修することで学部等のディプロマポリシーに示されたどの能力を習得することができるか(該当授業科目と学位授与方針に明示された学習成果との関連)Which item of the diploma policy will be obtained by taking this class?
ディプロマポリシーのうち、「情報・統計学」 に関連
授業で使用する言語Default language used in class
日本語 / Japanese
授業の進め方と方法Method(s)(学期の途中で変更になる場合には、別途提示します。 /If the Method(s) is changed, we will announce the details of any changes. )
・スライドを利用した講義形式で授業を進めます。
・授業で学習した内容について、小テストを解いて理解を深めます。
・各回の小テストについて、次の回に解答と解説を行います。
アクティブラーニング(グループディスカッション、ディベート等)の実施Active learning in class (Group discussion, Debate.etc.)
なし / No
フィールドワーク(学外での実習等)の実施Fieldwork in class
なし / No
授業計画Schedule
授業形態/methods of teaching:オンライン/online
※各回の授業形態は予定です。教員の指示に従ってください。
第1回[オンライン/online]:ガイダンス/統計学とは
授業の概要と進め方について説明します。また、データと母集団などの統計学の基本的概念を学びます。
第2回[オンライン/online]:1次元のデータ:図表の作成
データをわかりやすく図表にまとめる方法として、度数分布表とヒストグラムの作り方を学びます。
第3回[オンライン/online]:1次元のデータ:中心を表す標本特性値
データの中心を表す3つの特性値(平均、中央値、最頻値)の定義と特徴および利用方法を学びます。
第4回[オンライン/online]:1次元のデータ:ばらつきを表す標本特性値
データのばらつきをの程度を表す分散と標準偏差を学びます。
第5回[オンライン/online]:2次元のデータ:範囲と割合の関係
データの範囲と分布の割合について、経験的な関係とその応用例を学びます。
第6回[オンライン/online]:2次元のデータ:散布図/共分散
散布図を利用して2つの変数の大まかな相互関係を把握する方法を学びます。また、2つの変数間の相関関係を表す共分散を学びます。
第7回[オンライン/online]:2次元のデータ:相関係数/相関係数の注意点
2つの変数間の相関関係を表す相関係数を学びます。また、相関と因果関係の違いなど、相関係数の見方や解釈について注意すべき点を学びます。
第8回[オンライン/online]:確率変数
確率変数と確率分布の定義、期待値や分散などの基本概念を学びます。
第9回[オンライン/online]:確率分布1:離散確率分布
代表的な離散確率分布として、ベルヌーイ分布と二項分布を学びます。
第10回[オンライン/online]:確率分布2:連続確率分布
代表的な連続確率分布として、正規分布を学びます。
第11回[対面/face to face]:母数の推定1:基本概念
データから母集団の特性値(母数)を推測すること(推定)の考え方、推定量と推定値などの基本概念を学びます。
第12回[オンライン/online]:母数の推定2:点推定
母集団の平均(母平均)の推定量の統計的性質を学びます。
第13回[オンライン/online]:母数の推定3:区間推定
母平均が存在すると思われる区間の推定(区間推定)を学びます。
第14回[オンライン/online]:まとめ
授業で扱った内容を復習し、発展的なトピックを紹介します。
授業時間外の学習(準備学習・復習・宿題等)Work to be done outside of class (preparation, etc.)
・授業後にテキストや資料を見直し、基本概念の理解度を確認します。
・小テストを課題として解きます。
・本授業の準備学習・復習時間は、各2時間を標準とします。
テキスト(教科書)Textbooks
Diez・Cetinkaya-Rundel・Barr著、国友・小暮・吉田訳 (2021)『データ分析のための統計学入門」("OpenIntro Statistics, 4th Edition")』 日本統計協会、ISBN 978-4-8223-4105-3
PDF版は以下のリンクからダウンロードできます。
http://www.kunitomo-lab.sakura.ne.jp/2021-3-3Open(S).pdf
参考書References
・藪友良 (2012) 『入門 実践する統計学』 東洋経済新報社
・東京大学教養学部統計学教室編『統計学入門』東京大学出版会
・その他の参考書は授業中に適宜紹介します。
成績評価の方法と基準Grading criteria
・中間テスト:50%
・期末テスト:50%
学生の意見等からの気づきChanges following student comments
より発展的な内容も参考文献とともに紹介します。
学生が準備すべき機器他Equipment student needs to prepare
授業内で行う演習や練習問題を解くには、統計計算ができる電卓またはエクセル(あるいはGoogleスプレッドシート)を使える端末(スマートフォン、タブレット、パソコン等)が必要となります。
その他の重要事項Others
・「授業の進め方と方法」および「授業形態」は、状況によって変更することがあります。
・「授業計画」は、履修者の関心や授業の進捗状況に応じて変更することがあります。
関連科目
なし